ゴルタマ本編メモゲーム本編とよく似た世界のタマイ地方を舞台によく似た設定でちょっと違う冒険をして、巨女を求めてえんやこらしてたら神様も大地も異変からすくっちまったぜ!なゴールデンタマイ本連載(架空の漫画の話をしています)の妄想の話。
『旅立ち 黒曜の原野編』メンバー ニタイ
新規参入 ニトゥイエ
悪役 レンコ
神 ゆくくさま
ボス ムカル(☆オヤブンバサギリ)
【幼馴染二人の旅の始まり。異変の察知。】
奥の森集落に住む青年ニタイには大きな夢がある。それはこの大地にいる全てのオヤブン♀お姉さん!でっかいお姉さん!とお近づきになることだ。
小さな体に大きな夢をつめ、野望の第一歩として外部からやってきた調査隊の船に突撃、「俺を調査隊にいーーれて!」
現地民が調査隊に入るための実績作りとして、外部との接触に反対する幼馴染のニトゥイエを無理矢理連れ地元黒曜の原野を駆けるニタイ。荒ぶるオヤブンとの初めての戦い、原野を荒す盗賊団との諍い、ハプニングは多発する。
そして出会った信仰の薄い原野で弱った神から、彼ら二人がこの地を調べ知ることは人も神も蘇らせると予言を受ける。神と人が共存するタマイの地を取り戻して欲しい、巨女の願いは安請け合いである。
地元でこんなにも危険なのに他の土地になんて行かせられないと再度反対するニトゥイエと調査隊入りを確約させたいニタイは対立、そんな彼らに本能に荒ぶるオヤブンとは全く違う、強い力が迫っていた。
[ネタバレ解説]
めっちゃ反対するニシパの目を盗んで調査隊本部に突撃するも、見た目も見た目で門前払いをくらうニタイ。気弱な受付嬢や優しい職員の助力もあって、黒曜の原野の調査に実績をあげれば入隊を考えるところまでこぎつける。狩りと称してまた外に出ようとするニタイにニトゥイエは呆れながら危ないからついて行く(危険な目にあえば諦めるだろう)(過保護)と言ってくれ、二人で改めて原野を巡るのが原野の章。
主だった目的は世界観の描写と調査隊の説明。野生のオヤブンの縄張りにブッキングして命からがら逃げ、オヤブンの存在や土地に住む者たちは野生とどう付き合っているかが描写。原野にも大きいお姉さんがいるはず!!と意気込むニタイに対してそういえば一つ心当たりが…(フラグ)で出てくるのはレンコ。ずっとニトゥイエと縄張り争いしてる古馴染の盗賊女なので有り金全部おいてけや!って高笑いして出て来るも猛烈アタックニタイにドン引きして帰っちゃうネコチャン。この辺でヒスイにはマジででっけぇお姉さんがいると描写されるわけ。なおニタイは原野編でレンコに初踏まれして地面に埋まる。
神様が本当にいると分かるのも原野編から。ゆくくさま(ユクゥホユッパカムイ)の初登場もここ。始まりの入り江が交易拠点になり外部からの移民も多い原野は、伝統や護人文化も廃れつつありゆくくさまも信仰という力が弱ってきているのでこの時点で全長3m。いや十分でけぇな?彼女はニタイ達に調査隊に入ってこのヒスイの地の理解を深め、時に悩める神の相談を受けて神と人とのよりよい共存の懸け橋になってくれることを望みます。そうすれば力も戻って大きくなるとガッツポーズ。コロンビアするニタイ。快諾の馬鹿。(?)この時点でまだ調査隊に行っていいと認めた訳じゃない、ここで穏やかに平和に暮らせばいいって思ってるニトゥイエなんだけど、ゆくくさまはそんなニトゥイエの方に神託を与えて、彼の眼を通して彼女もまたヒスイの地を見渡すことにして。嫉妬に狂うニタイ(憐れ)俺は調査隊に入らないって言ってるのにってニトゥイエの言葉にゆくくさまは意味深に笑うだけだけどこの辺は山麓編で真相が分かる。
ボスのムカルはニトゥイエの伯父さん。狩りに出たまま行方不明になっててもうカムイの元に行って(死んだ)いたと思われてたけど、奥の森のそのまた奥の戦場で暴走を抑え込んでいた。ニトゥイエが原野を巡って様々移動したことによって意識も薄い中助けを求めるようにそこからでて、結果攻撃衝動で幼馴染らを襲うことになる。その時ニトゥイエとニタイは調査隊入りを巡って大喧嘩中の別行動、襲われたニトゥイエは喧嘩も忘れたニタイの助力で逃げることができたんだけど、逃げ延びた調査隊本部であれはムカル叔父だってなって、攻撃したくないどうしようとなる。そして作戦会議で出たのが調査隊の鎮める手段(鎮め玉的な)で。藁にも縋る心でそれに乗って、ニトゥイエが抑えている間にニタイが正気に戻し無事事なきを得る。完全に大喧嘩がなぁなぁになってるとこは流石幼馴染だよなぁって。キングバサギリを鎮めた疲労で座り込みながら二人で謝ろうとしてもういいかってなるよ。そこも関係描写。
元々ニトゥイエは原野の護人の血筋(完全に廃れて今は普通にオヤブン扱い)だから叔父さんも血のせいで暴走したんだけど、この辺は原野編では分からない謎の異常ね。
一連の様々を経験して、叔父も鎮めて。どれだけニシパが反対しても俺は行くよってニタイの決意は固いし、神から神託も受けちゃったし狭い世界で平穏に生きているだけじゃ乗り越えられない危険がある予感もするしで。悩むニトゥイエにムカルは集落を自分が預かるから行ってこいと背中を押してくれて。ニシパが許してくれなくても調査隊入るもんね実績ばっちり!ってまた抜け出そうとするニタイに、一番最初の呆れて同行するのと同じタイミング同じポーズで俺も行く。って言って同行するニトゥイエ。最初の仲間。原野編、完。
物語の発端だから世界観と組織説明、主人公らの関係描写。それと巨女と神様と、なんだかこの土地に危険が迫ってるぞ?の匂わせくらい出来たらいいなの原野編。神の目を得たというのはあるんだけど、今後先頭を走り続けるニタイを、ニトゥイエ視点で読者も追うことになる、ある意味ストーリーテラー的役どころの暗示でもある。知ってるか?OVAアニメスクショ、ほぼ8割ニトゥイエ視点でニトゥイエに話しかけてる。そういうポジションなんだあの主人公②は。
『足止め 紅蓮の湿地編①』メンバー ニタイ ニトゥイエ
新規参入 なし
悪役 イタタニ アトゥ
神 次回先送り
ボス 次回先送り
【湿地帯の強固な排他と遺跡調査隊、空賊の協力者。】
奥の森集落をムカルに託し正式に調査隊に入ったニタイたち。大型調査隊に案内の形で同行し向かうは紅蓮の湿地の遺跡調査である。
ぬかるんだ大地と毒の沼で人として生きるには酷な場所で暮らす湿地の人々は自然と神を強く信仰しその団結力で生き延びており、当然のように排他的であり調査隊の介入を拒んだ。
自称ライバルの後続調査隊員の介入などもあったが、ニタイはそんな湿地においてアウトローな立場にある空賊一家のオヤブン、イタタニの協力を得、調査隊の学者たちの一部を連れ遺跡の侵入に成功する。そのスタントプレイにも似た自由な活躍は組織内でも賛否があったが、侵入した学者の中の一人であるエペレはその気風を絶賛し、「君は皆と一緒に行動するより少人数の自分の仲間で動いた方がきっと結果を出せるよ」とニタイ隊を作る道を提示した。
エペレ達学者を遺跡に残したままイタタニに任せ、自身の隊を作る実績を作るためにニタイたちは次の調査場所へ向かう。
[ネタバレ解説]
これは完全に私の組み立てミスなんだけど、物語進行上湿地よりも海岸を先にしないと流れが狂うことになるし、実デでもニタイ、ニトゥイエ、イリワクの初期メン三人編成で長い事やってきたので先にイリワクを入れて冒険させたい気持ちが強くて。よって原作ストーリーでは湿地が先なんだけど学者部隊を遺跡に置いて調査してもらい、彼らは先にイリワクを仲間にしに海岸の問題の方に行って貰うことにした。これはその前振り。
お話としては調査隊がどういう調査をしているかの説明と、全話原野の章にて調査隊本部で優しくしてくれた外部リングマ(エペレ)の顔チラ見せ。なんと彼は後々の再度湿地の章で仲間になりますよ~みたいなフリでもある。ニタイにとってエペレは最初期からずっと認めて優しくしてくれるポジションにあるわけだね。
初めての調査隊のお仕事として、大型調査団に同行するんだけど湿地の民はその生活環境の悪さから自然のカムイたちへの信仰で団結していて、他所を酷く拒む気質で当然の門前払い。しぶしぶ調査団を撤退させた後に受付嬢やエペレから調査隊の仕事について色々教えられたりとここも世界観、特に調査隊がどのようなものなのかしっかり読者に伝える意図がある。で、ニタイが思いつくのは密航ってわけなんだけど、(ニタイもニトゥイエも基本が良い子なので)思いつかなくて悩んでる所にレンコが言った。なお鶏の丸焼きでニトゥイエが買収した模様。悪の道は悪。
レンコの紹介で初登場するのが、頑なな気質が揃う湿地で少数を率いレジスタンスじみた活動で外部交流を訴えている、湿地の民からすると野蛮な空賊の長たるイタタニ婆。ファンキーな蜻蛉のおばあちゃんです。良いか悪いかでいったら悪い人だけど粋でもあり、また湿地には新しい空気が必要と強く思っているので調査隊の密航を手伝ってくれるわけですが、その方法の倫理無視具合に主人公二人も唖然とするわけ。レンコやイタタニを通じて悪い奴はいるけど協力もできなくない、でも相容れないみたいな世界を説明できたらいいね。イタタニについてはここではさらっと悪いババアくらいの描写で、実際彼女について掘り下げられるのは再度の湿地編になります。
無事密航は出来たものの遺跡は難解で数カ月程かかるかもしれないってなって、君たちはもっと広いところを見るべきだからとエペレが進んで違う場所の調査に行くように促してくれる。一度本部に戻って言われる目的地は群青の海岸、湿地編①はそのくらいさらっと終わります。
『激闘 群青の海岸編』メンバー ニタイ ニトゥイエ
新規参入 イリワク
悪役 レッカイ
神
ボス シシケレ(☆ヒスイウインディ)
【護り人を襲う異変の萌芽と海の縄張り争い】
海と火山に異変が起きているー。調査隊に持ち込まれた依頼は海岸にある漁村からのものだった。古くから神から力を与えられ人々と大地を守り土地神に仕える血筋「護り人」そんな重要な役割を持つ海岸の護り人の様子がおかしく、その異変が広がってきているらしい。
調査の為に群青の海岸を訪れたニタイ達は、依頼を出した漁師集落の顔役であるイリワクと対峙する。人、神、信仰、護り人。生きていく上で古来から大切にされてきた様々な概念を改めて教えられるニタイ達。協力者イリワクの案内と強さもあり調査は順当に進んでいく。やはり異変は護り人に起因しているようだ。一行は船を得て護り人のいる火山島を目指す。
時を同じくして海では、護り人の不調をこれ好機と、6年前に海岸集落を破壊した指名手配犯である大海賊が動き出していた。
[ネタバレ解説]
わくわく★海の三つ巴大戦争の回(何)
厳かで神秘的な初めて見る護人が実はクズだったり、ニトゥイエが最初に本能の力を使いこなすオヤブンの戦いを目にする回でもある。ここで登場人物たちがどこを目指すのかどうなりたいのか、少し指針が固まってくる。まぁニタイは相変わらず大きいお姉さんしか見てないんですが。
『再挑戦 紅蓮の湿地編②』メンバー ニタイ ニトゥイエ イリワク
新規参入 エペレ
悪役 イタタニ
神
ボス ピラッカ(ヒスイドレディア)
【徐々に明らかになる異変の正体。頑なな信仰が産む犠牲。】
海岸の問題を無事解決させ頼れる仲間も得たニタイ達は、調査隊本部で湿地遺跡の学者たちがまだ戻らぬ報告を聞く。協力したとはいえ空賊に託したことを後悔するニトゥイエと、急いで助けに向かおうとするニタイ。イリワクはそんな彼らを宥め、海岸に腰を落ち着ける前に諸地方を巡り中でも根深い湿地帯の民らの気質について二人に教授する。
一方の湿地では、満月の夜だけに行われる熊の相撲場の儀式が執り行われようとしていた。空賊イタタニと湿地の護り人ピラッカの確執は、20年ほど前の一人の少女の犠牲から始まっている。ピラッカはイタタニを捕え何かを画策しているよう。次々に捕らえられる空賊たち、その場に居合わせた調査員エペレは、タマイの地を愛しそこに属す為に調査隊志願した外部オヤブンクォーターだ。そんなエペレにピラッカはさらに取引を持ち掛ける。全ては儀式の成功の為に。
タマイに受け入れられたい、恩は忘れられない、今一歩を踏み出せずにいたエペレの元に駆け付けたのは、ニタイ達三人だった。
[ネタバレ解説]
『大調査 天冠の山麓編』メンバー ニタイ ニトゥイエ イリワク エペレ
新規参入 なし
悪役 ???(既存キャラ)
神 なし
ボス ミケオンカミ(オヤブンヒスイマルマイン)
【総本山を襲う謎、神託と引き換えに姫から受ける極秘の調査依頼】
護り人の異変には裏がある。それを知り生活や家族を守るためには更にタマイの地の調査が必要である。全てのカムイと対話が可能でカムイの目と声を通して土地を見渡す今世最高の力を持った巫女スルクヌイ、イタタニは己の名前を出して彼女を訪ねるようニタイ達に言う。
標高高い山岳地の頂上、僧兵が切磋琢磨し神へ修練を捧げるカミナギ寺院が今度の目的地だ。紆余曲折ありニタイ達は巫女姫スルクヌイに謁見が叶うのだが、彼女の神託には条件があった。
「ここ数年、この寺院はどこかおかしいのです。どうか、山麓を調査して頂けないでしょうか……」陰謀が渦巻く神の門の内で、決死の大調査が開始した。明らかになる仲間の本当の正体と、大僧正の座の問題。
巫女姫の神託で分かるニタイの出生の理由とはー?
[ネタバレ解説]
『死闘 純白の凍土編』メンバー ニタイ ニトゥイエ イリワク エペレ
新規参入 ラヒ
悪役
神 れまたさま
ボス インカルシ(オヤブンヒスイクレベース)
【】
[ネタバレ解説]
『疑惑 大神の伝説編』メンバー ニタイ ニトゥイエ イリワク エペレ ラヒ
ボス ???
【異変の正体とは、土地の問題とは?ニタイは巨女に出会えるのか?】
[ネタバレ解説]
読切、スピンオフ、番外編等番外編①
夏の増刊号特別読切『夏だ眩しい太陽だ夏風邪だ!納涼看病バトル!』
神:ぴりなさま
ニトゥイエに一目惚れした邪神ぴりなさまが巻き起こす夏風邪パニック
番外編②
『サーイエッサー!巨女神様は鬼軍曹?』
神:あまてらさま
外部の巨女神様のおもてなしを依頼された調査隊一行。しかしその神は特訓大好き鬼軍曹だった