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    hebotsukai

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    hebotsukai

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    びっくりするほど分かりづらい『黒埼ちとせちゃんになりたい話』について。補足説明と言い訳と反省点と呪いの手紙みたいな怪文書。

    ・おとぎ話やアニメの中の「お姫様」に憧れる女の子の話です。大抵は現実と折り合い付けてマイペースにファッションや雑貨を楽しんでいくのかな……なところですがこの主人公は「黒埼ちとせ」という強烈な“理想″に魅せられてしまったためにゴール目指してバグってしまう。

    幼少期からお姫様に強い憧れ→ちとせちゃんと出会う(ちとせちゃんになると決意)→ファン活しながら肉体改造→ちとせちゃん活休→彼氏が半年振りに帰ってきたりバイトで色つけて貰えたり色々→退学したり彼氏と別れたり本番行為バレてクビになったり勘当されたり→容姿だけでは真のお姫様になれないと悟る(じゃあ何が足りないの?)→VelvetRoseデビュー→ちとせちゃんにあって自分に足りないもの(白雪千夜)を補おうとする=小学生男児を襲う→被害者の両親と示談→示談金を工面するためちとせちゃん化計画を諦める→生誕イベ当選→反省黒染めして新しい店で示談金支払いながら食い繋ぐ→生誕イベ参戦!の流れです。分かりづらいな!!!


    ・主人公の言動については断じて自分や特定の人物をモデルにしておりません。主人公以外の作中人物の主張についても同様です(むしろ筆者の思考とは真逆に書いてる)。ファンクラブとか美容整形とか色々話題に触れてますがあえてディテールを語らない&調べなかったのも変にリアリティ出して実話思われるのを避けたかったから。「黒埼ちとせに魅了されて狂った人間」を「彼女に心酔して身を捧げる(おそらく原作ゲーム内で想定されてる方向性)」以外の方向性で描いて見たかった結果が「黒埼ちとせちゃんになりたい」なのですが、彼女を愚か者として評うつもりもないし彼女の犯した罪はこんなゆるく許されてはいけない気持ちでいっぱいだよ~~……こういう部分で「物語を描く覚悟」みたいなものが足りないから結果的に中途半端で浅い漫画になってしまうんだよな……………という反省が滅茶苦茶ある…………。


    以下は読む必要のない怪文書です。

    ・当初は「女オタクとルッキニズム!!!」なテーマを全面に出した話にする予定でしたが、同ジャンル内で同テーマのメチャイイ二次創作がバズっていたためOTAKU IS LOVEな方向性に変更しました。そもそも同タイトル『黒埼ちとせちゃんになりたい話』で誕生日&アニバーサリーらしくSpin-offに救われた女の子の明るい話も考えていたのですが………信じて描き切る勇気が……なかった………。いつもの自カプ未来キラキラお漫画を用意する気力が……なかった………。死にネタは擦らない。アイドル活動が魂の救済をもたらすゲームコンセプトだから。デレステ君は新規客層を求めていて、カプ厨と自カプは過去現在未来ずっと幸せ……そんな神秘を信じていた頃には戻れないでしょ?

    ・個人的にヲタク漫画=推しが生きてるだけで嬉しい!毎日楽しい!推しに恥ずかしくない自分になれるよう自分磨き!推しを感じる創意工夫でオモシロ生活!推しに捧げる無私の忠誠こそ正しい愛!みたいなイメージがあり、その通り……その通りだけど……それだけじゃないだろ!?そんなに綺麗な感情に溢れてて万事上手くいくならこの世界はどうしてこんなに痛くて苦しくて悲しいの!?という慟哭から自分はヲタク漫画を描いています(美しい想いの交流もやはりどこかに存在するのでしょうが)。
    ということで今回の裏テーマは「ヲタク(一人称複数系)が推し活によってどんだけ心身を疲弊消耗しようが裏で人を傷つけようがやらかそうが腹の中何考えてようが、おアイドル様は有難いお客様へ変わらぬ笑顔と愛を振り撒いてくださるんだよな~~~!」でした。自分の意思で肉体を作り変え周囲の無理解から孤独を強いられ挙げ句犯罪まで犯してるこの主人公はマジでよっぽど極端な例でフィクションですが、自分の言動にもヴェロズハマってから観測してきた現実ヲタク達の挙動にも思うところが滅茶苦茶ありまして。「新入りの癖に自担より優遇されてクソムカつくんやが死ね死ね死ね死ね~~!でも声優に実力で黙らせられました!今では立派なプロデューサーです笑」な輩が相手でもちとせさん達は何も知らずに魔法使いさんと慕うんだよな。それから最初から彼女らを愛してた人達も「公式が解釈違い」や「他担から恨まれるような優遇やめてくれ」など感じてしまったことやその気持ちを発信したために同担を不快にさせたんじゃないかと思い詰めてたりとか他にも色々とさ……もう気にすんな!休め!お前の中ではお前が正しい!他人なんか気にすんな相手はプロデューサーさん(笑)でアイドルマスター(笑)だぞ!と激励したい、けどそんなこと自分が言っても何の意味もないから漫画にしてみた。俺達が疲弊して消耗して醒めても誰かを傷つけたり不快にさせたりしたとしてもキャラの発言全部信じられなくなっても関係なくちとせさん達はあなた達へ愛と笑顔を振り撒くよ……と。私達の地獄のような春は終わらないから………(呪い?) 。
    私に至ってはもはやみんなのように苦しむだけの愛や信仰すら失ってしまっていて。ちとせさんに対して「お誕生日おめでとう!大好きだよ!輝かしい未来を歩んでね!」などとは口が裂けてももう絶対に言えないのですけれど、いっそ出会わなければ苦しまずに済んだと恨みすらあるけど、それでも「生まれてきてくれてありがとう」「今日まで生きててくれてありがとう」とだけは伝えておきたかった。言えて良かった~。

    ……って言う意図はあるにはありますがオチは読んで感じるままにに汲んで頂きたいです。説明の足りない漫画を描いてすみませんでした精進します押忍
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    永島ㅤ

    SPOILERVelvetRoseの考察メモ。「」とじは原作の台詞引用。デレステ時空中心。【千夜ちゃんってどこに住んでたの】

    「あの頃」、ふたりは「ただの友だち」だった。
    千夜いわく、当時のお嬢さまは「銀世界に遊ぶ、無邪気な少女」。
    雪に包まれた地域で友だちとして共に過ごしていたことが伺える。

    お嬢さまのアイドルとしてのプロフィールは「出身地 東京都」だが、東京を銀世界と準えるのは信じ難い(主観だが)。

    「12のとき」、独りになった千夜は黒埼のおじさまに誘われて黒埼家で暮らし始めた。これに合わせて黒埼のおじさまが千夜の後見人になった。背景には「独りになった」千夜を早急に監護するためだったことも伺える。

    モバマス時空の「祝い事は、無縁」やデレステ時空の『夢を見ることが許される定義』の諸独白、「家庭の事情」に対する認識等を鑑みるに、「幼い頃」から既に千夜の人生は平穏とは言い難い。

    「幼い頃」は「あの頃」以前の話だと解釈しているため、千夜がちとせと出会う前からこの状態だと捉えている。

    千夜のアイドルとしてのプロフィールは「出身地 北海道」。
    では「あの頃」のちとせと千夜は北海道で共に時間を過ごしていたのか? 東京もしくはブカレストに住む黒埼ちとせは様々な国を行き来する 1555