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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    アイドラ話
    日日日先生と瑪瑙の小話

    授業終わりの放課後、レッスン室へ向かう瑪瑙の前にとある人の後ろ姿が目に入る、それを見た瑪瑙はニヤリ、と口元を緩ませると足音や物音を立てずになおかつ、見失わないように歩く。そっと近くまで来るといきなり話しかけた。
    「先生、偶然ですね」
    「ばっ!? ………お前か」
    突然話しかけられ驚いた様子で身体が跳ねて慌てて後ろを向いた人物──日日日は瑪瑙の顔を見て呆れたようにため息を吐く。ふんわりとタバコの香りがした。
    「先生、またタバコ吸ったんですか? 体に悪いですよ」
    「違いますぅ〜、煙の出る棒を咥えて遊んでただけですぅ〜」
    「おや、先生ったらそんなもので遊ぶ年頃なんですね」
    「……お前……」
    顔を少し顰めた日日日に笑みを浮かべる瑪瑙、ある意味相手の反応を楽しんでいた。多分ムカつくだとか思っているのだろう、相変わらず目の前の相手は面白い反応をする。と瑪瑙はニヤニヤ、と笑いつつ要件を言った。
    「先生、今時間大丈夫ですか? ダンスを見てほしいんですが……断りませんよねぇ? 」
    「お前わざとだろ? まぁ時間あるからいいけど……」
    「ふふ、なら決まりですね。今日もご指導よろしくお願いします」
    にっこりと笑う瑪瑙をみてため息を吐く日日日、瑪瑙がどんなに厳しい練習メニューをさせても顔色はケロリとして次は、と言ってくるような相手なのを知っているからだ。瑪瑙が途中で止まるような仕草をしたことが無いゆえに、相手の挑発にのって──が多い。瑪瑙はそんな日日日の考えを読み取ったのか知らないが、笑みを浮かべたままレッスン室へと先に向かうのであった。
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    ちょこ

    DONEよその子さんお借りしてます
    二次創作
     その日は、雨が降りそうだと言わんばかりの曇天だった。昨日の天気予報では朝から晴れると言っていたはずなのに、いざ当日になったらこの天気だ。凪は頬杖をついて窓の外の風景をぼぅ、と眺めていた。この調子では晴れそうにない、凪はそう思ったあと椅子から立ち上がり、事務所に備え付けであるミニキッチンへと向かう。お湯を沸かせるくらいは出来るミニキッチンにて、お湯を沸かしコーヒーを淹れた後、コーヒーを飲み外を眺めた。
     何でも屋に定休日はない、依頼が来れば仕事の日になるし、来なかったとしても書類作業をする。ある意味気分で休みが決まると言っても過言ではなかった。そして凪は、二階にいる八重の所へ行こうかと考えていた。八重は朝から体調が優れないように見えた。凪から見たら休んだ方がいいなと感じたため、八重を休ませたのだ。当の本人は大丈夫だと言っていたが、それでも休ませた。依頼主が来る様子はない、なら八重のところに行こうと思った。事務所は二階建てのビルになっており、凪の居る一階は何でも屋の事務所で二階は居室スペースだ。コーヒーを飲み終わったマグカップを流しに置いた後、事務所を出る。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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