大まかに
①海堂について
②日吉について
③今後
こんな感じでだらだら書きます。
自分の脳内整理のためでもあるので結構あやふやかも。


①海堂について
神様です。私は海堂薫が蛇神の設定が大好きです。もちろん、この文章の海堂も蛇神です。でもそんなに力は強くない。東京あたりを昔は広く統べていた力のある神でしたが、最近では信仰も薄くたいした力を持てないのが難しいところ。神としての仕事もしながら人に化けて過ごしています。

初めて会った時、日吉に一目惚れしてしまった海堂は人の姿に変わって日吉の元へと赴くようになります。そこから今世に至るまで、ずっと近くで、もしくは少し離れて日吉を見ていました。
けれど神だとバレるのが怖いので、ずっと隠していましたが、ある世から正体がバレてしまいます。バレてしまった以上、逃げるしかない、記憶を消すしかない。そう思った海堂は力を使って日吉から自分に関する記憶を消します。バレるたびに消しました。バレて記憶を消さざるを得ないことが分かっていても、生まれ変わった日吉にまた人に変わり会いに行くことをやめなかったのは、やはり愛していたからでしょう。

今世は少し距離を置いて、それでも会いに行ける距離で海堂薫と名乗り生活していました。合宿になり、同室になったおかげで交流が多くなり、日吉に対する思いが大きくなった頃。日吉が前世の記憶を夢としてみる事で思い出し始めました。その事を察した海堂は少しずつ避けるようになりますが、日吉の方から接してくれることが多くなってしまいます。
そんな中の今回、夢……前世を相談する日吉のお話につながります。話を聞いたはいいものの、どんどん思い出そうとしているから、焦る海堂は力を使って眠らせて、記憶を少し消去する呪いを施します。これでもう思い出さないでくれ、俺が側に居れなくなってしまう。そう願いを込めて。まじないは果たして効くのか、効かないのか。



②日吉について

夢で見た前世は全て本当で、何度も日吉は生まれ変わっていてそのたびに海堂に出会っています。海堂と付き合うときもあれば、付き合わないで友人として過ごすときもありました。ある世で海堂が神様であるという事を知ってしまってからは、ほとんどまた生まれ変わってもその事を何度も知ってしまうようになります。記憶を消されたり、海堂は死んだと思わせられたりで何度も何度も海堂との思い出を失くされてしまいます。日吉はどんな彼でも愛すのに、彼が愛する事を許してくれない。ジレンマもあってか、分からないながらも深く海堂の存在を魂に刻むようになります。

そして今世、また生まれ変わって日吉若となった今、敵の学校として海堂と出会うことになりました。全国大会での試合や合宿を通し信頼、良いライバルとしての想い……同時に違和感を感じるようになります。恋慕に近い何かを、まだ齢14の彼は捉えることが出来ていません。
ある日、夢を見ました。それはどうも他人事とは思えず、夢としては出来すぎたもの。その日を境に同じような夢を見るようになります。性別が違ったり、容姿が変わるのは常で、それでも魂だけは同じで。今世の仲間だってたくさん出てきて、これはもしかして前世というやつではないか、と気付きます。そこでふと、途中からあった違和感のことを考えました。喪失感が拭えないのです。小さかった穴が、生まれ変わるたび、大きくなってゆくのが不思議でした。そういえばと今世に注目して、海堂がいる、そのことに気付くのです。
海堂を愛していた時もあれば友人として良く接していた時もあった日吉は海堂を特別な存在だとずっと思っていました。そして正体に気付いた時、驚きはしたものの関係を変えたくないと願いました。その願いも虚しく記憶を消されてしまうのですが……。

今回も気づき始めた日吉を眠らせ、少しだけ記憶を消されてしまったので、次目が覚めた時にはトレーニングを一緒にしたことくらいしか覚えていないでしょう、前世の夢も、少し忘れてしまったかもしれません。小さな小さな穴が、少し広がっていったでしょう。





③今後

❶そのまま忘れて何も変わらず日々を過ごすルート
❷なんらかで全て思い出し日吉が今までのことにキレて海堂を説得、全部分かっている中で付き合い始めるルート

続き書くとしたら❷なんですが、なんらかを書くのが面倒だよね。書けたら書きます。はい。
おそらく❷の場合は跡部様がなんかやってくれるだろうなって感じ。これ書いてた途中に日付変わってお誕生日になってましたね、跡部様おめでとうございます。

久しぶりに結構真面目な財海以外を書いたけど、楽しいもんですね！205海は至高。


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました！