晴れに傘(あとがき)たまにはこういうのもいいかなと思って書き残します。
間に合わない…!と思って結構削ったところもあるので…笑
■タイトル
「晴れに傘」ですが、タイトルに英語で文字入れした通り、いわゆるお天気雨的なイメージになっています。(タイトル考えてて気づいたんですがあの世界傘さしてる人いないですよね…??)話的に天気をメインにしているのであまり迷わずに採用しました。ブレワイの中で雨は悲劇的なシーンに使われてますが、ティアキンはゼルダ姫が龍になるシーンで晴れていたので、その間をとるような形にしています。雨は降っているけれど悲しくない、晴れているけれど寂しい、その狭間のイメージです。ちなみにブレワイのときもこの天気が一番好きでした。ウオトリー村付近で見る景色が特に好きです。
■本文
ティアキンをやっていて抱いたゼルダ姫への違和感みたいなものを昇華できたらな~…と思いながらストーリーを作りました。なぜ各地に赴いて、ミクロな活動をしていたのかな…と考えた時に、「王家という偉大な立場に置かれた自分に対して、ひとりの人間として接してくれた人たちのことを思い出して、同じようになりたいと思っていてくれたから」だったら嬉しいなという妄想が多分に入っています。
私はこのブレワイ-ティアキンのゼルダ姫は「リンクと対等になりたい」という気持ちを抱いている前提で描いています。リンクに対して、共感だけでなく憧れと尊敬のようなものをもっている感じです。同じだけの気持ちと同じ方向の志を持っていて、すべてを託しても大丈夫と思えるような関係があると感じていたら良いなと思います。そういう気持ちをリンク側も抱きつつも、「ゼルダをさがして」が一番最後にコンプリートになるという意図も含め、オチを決めました。いつもならつり合いが取れていて同じ気持ちになっているものが萌えなんですが、あえて微妙にすれ違わせています。
上記「対等」の意図もあって、今回はリンクを思い切ってタメ口にしました。
それと、作品自体のテーマになっている「繋ぐ」もブレワイ-ティアキン視点で意識して何コマか描いています。
以上です!!