背景ノインさん……趣味の為に出掛けていたら狂信者に襲われた。別の神格の教団だったら揶揄いついでに潰しておくかと思い拘束されついていき信者の話を聞いたら、（俺だなあ……外聞な方の）と察する。
まあ、でも頑張ったんだなあと思い、様子を見にきた教祖に声をかけたら姿を見るなり恐慌状態に陥ってしまい、名と存在を問われたのでその通りに名を告げ、「ああでも、君たちには”こっち”の方が通りがいいのかな」と
“彼らの信仰する神（元はノーデンス）”に姿を変え語りかけたら銃を乱射された。
錯乱し叫ぶ事しか出来ず信者に抑えられて正気を取り戻しても尚怯える事しか出来なくなってる教祖をみて
ひどくかわいそうだなと思い”助けてあげようか？”と再度語りかけるも強く否定されたので
見切りをつける。
そのまま強襲しても良かったけど、儀式を続ける事にした教祖をみて、何にせよ人に喚ばれる事で自身の威光が強まるならいいかと事態を静観。自分の代わりに贄として牢に来た探索者に興味を示す。→シナリオへ

教祖…旧神ノーデンスを（地球の古典時代にいた頃の神だと誤認して）信仰してる教団のトップ。世襲で信仰していた。招来こそが一族の悲願だった。
あらゆるものを犠牲にしてやっと招来方法（に思わされた接触方法）を獲得してあとは贄を介して招来するだけだったのに、よりにもよって何も知らない信者が信仰神の化身を取っ捕まえるという不敬を起こしていた事、それによってもう神が自分達には救いをくれないのではという疑心、そして自分が今まで苦心して手に入れた方法無しに現れた神に自身の人生を否定されたようで錯乱し発砲。
信者に止められ、自分のした事への恐怖に震えるも血まみれになった身体なぞ気にせずノインさんに救われたいのか？と問われる。
重ねた不敬を直視出来ず神だとは認められなくて誘いを拒否。（報復が怖いので有り合わせのもので強く拘束した。否定しようにも神格である存在を贄には怖くてできなかった。）
ソレは使えない、新しい贄を探さないと…と、ノインさんのことはない事にして計画を続行する事に決める。→シナリオへ

信者達…何も知らない。なんだかんだいってカリスマ性はあり身内には良い奴だった教祖に救われた為に狂信者になった。今回の戦犯。無知が生んだ大惨事。

探索者…新しい贄を探していたところに丁度良く出くわしたので適当に攫われた。本当に巻き込まれただけ。
シナリオの目的としては、この状態から脱出する事が主題。何故攫われたのかを知る事・それをどうするかが副題。
シナリオを進めるに辺り、教祖の目的・信仰していた神については知ることが出来るかもしれない。
このシナリオ内でノインさんに頼る回数・言うことを聞く回数・どうするかによってエンド分岐する。
例
①探索者のみで脱出する。
②探索者のみで教祖の目的を妨害しようとする。（招来を止める）
③ノインさんの枷を外し、脱出する。
④ノインさんの枷を外し、招来を止める。
⑤一度もノインさんに頼らず、脱出の際に信者又は教祖に出会しそのまま贄ロスト。
が主な分岐でここから好感度で少し分かれていけばいいと思う。
ノインさんの正体について知ってしまった（ただの人ではないなぐらいならいいけど、教祖が言ってる神格では？とか）場合には少しノインさんから探索者への対応が変わるけど、エンドにはそこまで影響はない。


教祖は救いを拒否したので、探索者が招来を阻止しようとしまいと、儀式は失敗する。
もう彼の前に神は2度と現れない。縁を全て切ったので、旧神ノーデンスが。


ノインさんから探索者への好感度が一定を超えた状態でエンドを迎えると、後に夢の中でたのしませてくれた（というか俺を頼った、俺の言うことをちゃんと聞いてくれた）ご褒美として飴玉をくれる。その時POW（精神）対抗に抗えないとそのまま食べてしまう。POW対抗値は好感度が高ければ高いほど不利になる。（好感度が高いほど抗えない）
食べた場合は夢の中で多幸感を経験して、そのまま夢から現実へ降りれなくなる。→ロスト

食べなかった場合は起きた時に枕元に飴玉が置かれてる。ほんのりクリームソーダの香りがする。
（その後アーティファクトとして使用可能。
例:一時,不定狂気に関わらず狂気から回復+そのシナリオ中任意の能力値を引き上げる代わりに、永続的に夢見がち+飴玉へ依存症を併発する）


探索者の技能が高く人数もいるならノインさんの力を出来るだけ借りず、いち早く脱出するのが手っ取り早くて生存確率も高い。（教祖の錯乱によって教団内は混乱してるし、魔術を使えるのは教祖だけなので戦闘能力は低い）
牢に置いてってもノインさんは気にしない（人の子は護ってやるものだと思ってるから期待はしてない）が、頼られたり言うことを素直に聞いてくれたりして“頑張り屋さん”で”いいこ”だと思えば思うほど褒美をあげたくなるので最終局面で飴玉をいっぱい貰う確率が高まる。