◆釘丸朝喜一・まずお名前と、失礼ですが性別と年齢を教えてください。
「釘丸朝喜、29歳男。なんか面白いこと言った方がよかった？」


二・お名前の由来など知っていますか？
「さあー…聞いたことはねぇけど、前向きな字面だよな」


三・担当は何ですか？何故その仕事を選んだのですか？
「食堂スタッフだ。お前やみんなの喜ぶ顔が見たいから！」


四・どんな作業を主にされてるんですか？
「下準備、調理、献立考えたりもするし、卸市場に食材見に行ったりもするよ」


五・何故いろは学院の職員になろうと思ったんですか？
「オレはこの学院とは無縁の学生だったけど憧れはあったから。採用されたとき夢みたいだったな！」



六・得意な魔法と苦手な魔法を教えてください。

◆竜胆宵一・まずお名前と、失礼ですが性別と年齢を教えてください。
「竜胆宵、男で30歳です。よろしくお願いします、記者さん」


二・お名前の由来など知っていますか？
「話すと長くなってしまうけど先祖への敬意を込めて夜に関連する文字を使うと聞いたなあ」


三・担当教科は何ですか？何故その教科を選んだのですか？
「占星術を担当してるよ。得意だったのもありますが皆さんに占星術を好きになって欲しくて。」


四・サポートしている委員会や部活があれば、どんな指導を心掛けているか教えてください。
「天文部を。生徒たちのやりたいことはなるべくさせてあげたいかな。今度許可を取って星を見に行きたいですね！」


五・何故いろは学院の教師になろうと思ったんですか？


◆不撓聖火一・まずお名前と、失礼ですが性別と年齢を教えてください。
「フン、名乗る必要もないだろうが！不撓聖火！男！18になる！」

二・お名前の由来など知っていますか？
「絶えず燃え続ける聖き炎！そのものだ！」

三・あなたが所属している寮に対してどう思っていますか？
「相応しい、僕には春寮しかあり得ない！」

四・実はこの寮に入りたかった、などはありますか？
「皆無！だが僕はどの寮にいても一目置かれる存在だろう、優秀だからな！」

五・あなたが所属している学年にはどんなイメージがありますか？
（例：大人っぽい子が多い・元気な子が多い、など）
「個性の強い人間が集まっている！それでこそいろは学院だ！」

六・得意な魔法と苦手な魔法を教えてください。

白鳥歌行　途中　ノラ猫のような男だと思っていた。　
　神出鬼没で、気ままで、気位が高く、媚びるということを知らない。何本にも結われた髪は、黒猫の尻尾を思わせた。眼光は肉食獣のようで、手脚はしなやかだった。　彼と出会ったのは行きつけの書店で。同じ本に手を伸ばしたのがきっかけだった。彼は「表紙を確認したかっただけだから」と笑ってあっけなくその本を譲ってくれた。フーゴが彼と出会ったのは、そんな物語(ロマンス)のような出来事がきっかけだった。
　それから、その男とは何度も会っては、毒にも薬にもならない会話をした。彼はいつも表紙を見ては本棚に戻して、会う度に違う名を名乗っていた。奇妙でいい加減で、自由な男だと思っていた。付近のCD屋やビデオ屋もうろついているようで、時折店の中にあのわかりやすい姿を認めることができた。いつしか彼は街中の気高いノラ猫のように――日常の中にぽつんと在るささやかで好ましい非日常的存在になっていた。