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    aneniwa

    @aneniwa
    マイハン♀ミドリさんの話しかしません

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    aneniwa

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    マイハン♀×アヤメさん朝チュンです本当にごめんなさい!!!!!!
    アヤメさんが寝起き悪い人だと可愛いなあという思い付きからどうしてこうなった

     寝起きが悪い性質だという自覚はあった。
     あれだけ飲んだのだから、尚更。

     夢うつつのまま、暖かな布団の中で伸びをして身体を起こす。昨夜は後輩に飲みに誘われ、彼女の家に上がり込んでたらふく飲まされ、そのまま泊まったのだった。まだ目が開かない。頭も痛いし喉も痛い、あと胃が辛い。全体的に身体が重い。完全に二日酔いだ。

    「起きちゃった?」

     静かな声がすぐ前で響く。唇に柔らかいものが当たり、甘く体温が匂った。そっと押し戻され、柔らかい布団に再び沈み込む。

    「まだ寝てて。無理させちゃってごめんね?」

     ちゅ、ちゅ、と頬や鎖骨の辺りを啄まれるのを、ぼんやり受け入れる。彼女の長い髪が滑り落ちて素肌に広がる。滑らかで冷たい感触が心地良かった。

    「お水、ここに置いておくわね」

     寝衣を肩まで掛けられ、身が離れる。少し寒い。もぞもぞと掛けられた布を身体に巻き付けていると、抑えたクスクス笑いが耳をくすぐった。髪油の匂いとともに声が遠ざかっていき、

    「ごちそうさま♡」

     と言い残して外へ出て行った。

     アヤメは彼女の匂いのする布団と寝衣に包まれ、とろとろと微睡む。うっとりと夢と現の境目を越えかけた瞬間、急に我に帰りがばりと起き上がった。

    「…………………は?」

     見下ろせば己の一糸纏わぬ身体の、あちこちに残された鬱血痕。
     記憶の波間から浮かび上がってくるのは、……暗い天井、蠱惑的な笑顔と優しい声音、指と舌が這い回る感触、己の喉から出る甘い声、……口付けを受け入れて、……彼女の腕にしがみついて、……頭を撫でられながら。

    「…………………………え?」

     冷や汗を浮かべてただ一人、呆然と彼女が出て行った玄関を見る。まさか、まさかそんな。まさか。

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