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    funo9ryunosuke

    金カムの軍曹推し右月派(鯉月、尾月、鶴月)アラサー腐女子
    地雷は特に無し(自衛済み)
    文字を書いたり、デフォルトな絵を描いたりしてます。

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    funo9ryunosuke

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    のる島まとめパート2
    最後の1枚はのる之進
    ①第七回のる島10分:新米とのる島
    ②第八回のる島10分:クリスマスののる島
    ③第九回のる島10分:「新」ののる島
    ④第十回のる島10分:バレンタインののる島
    ⑤第十一回のる島10分:非利き手で描くのる島
    ⑥寒いのる島
    ⑦落下するのる之進

    #のる島
    #のる之進

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    namidabara

    PROGRESS5/18 進捗
    1日目/初日だから一番幸せ絶頂なパート書いてたけど、この後の事考えるとなんか気が重くなっちゃったな……
    尾月原稿「そんなに気になるならさ、奪ってくればいいじゃん。いつかの三島みたいに」
    宇佐美は頬杖をついたまま言う。おどろおどろしい雰囲気を漂わせて向こうの卓を見つめるだけの尾形にうんざりしてきたようだ。いつかの三島のように。ようするに、腕相撲大会で勝ち抜いて月島を攫ってとっとと帰れ、ということだろう。
    尾形は何を馬鹿な、と顔を顰める。そんなことするなんて柄じゃない。第一、三島にしたように杉元が自分に手加減するとは思えなかった。尾形百之助という男は勝てない勝負には挑まない性質なのだ。腕を痛めて負ける無様な未来は容易に想像できた。だから、そんな馬鹿なことはしない。
    つまんないの~。カクテルを傾けて言う宇佐美に舌打ちをしながら、手元の全く減らないレモンサワーを舐めてちらりと盗み見る。白い肌をすっかり真っ赤にした月島の傍には、様々な人間が入れ替わり立ち代わりやってくる。そのどれもに大口を開けて笑ったり、はにかんで笑ったりして対応しているから、きっとうんと沢山の祝福を受け取っているのだろう。途切れない人影たちは月島の人望をありありと見せつけていた。坊主頭をわしわしと撫でまわす菊田が憎たらしくて仕方がない。
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    suzumi_cuke

    TRAINING20240530鯉月。大団円後くらい。かわいこぶって口説いたのに不発に終わった話。何日もしてない!っていっても「先週しましたよね」「もう4、5日経つが!?」って感じ。天然ボケみたいだけど軍曹は本気で少尉が病気なのかと心配していたし、ちゃんと休んでほしいと思っている。
    口説き文句は明解であれ もう何日も、鯉登は月島とまともに触れ合えていなかった。
     別に喧嘩をしているだとか、気持ちが冷めただとか、特段の理由があるわけではない。ただただここ最近、課業が忙しすぎるだけである。
     これで全然会えないというならばいっそ諦めもつく。そうでなく、書類の受け渡しで手が当たったり、振り返った拍子に肩をぶつけたり、そんな触れ合いと言えないような接触を毎日するくらいには、常に近くにいるのだ。
     それだから、課業に没頭している時はともかく、ちょっとした休憩時や、少し気が逸れた時に月島が目に入ると、途端に恋しさが募る。
     ところが、月島のほうはいたって平静なのである。鯉登が次々差し込まれる課業を捌き、珍しく少し早く片付いたという日でも、「早く帰って休みましょう」と諭して解散する、そんな感じであった。休むよりは、二人で熱く濃密な夜を過ごしたいという気持ちのほうが鯉登はずっと強かったが、疲れているのは自分だけではないのだからと己に言い聞かせ、見苦しく駄々をこねることはしなかった。
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