カルヤライネン家のメモ書きカルヤライネン家
北欧(便宜上)に位置する吸血鬼の一族
屋敷の周辺の城下を能力である吹雪、寒風で覆い隠し、実質上の要塞にしている。3兄弟が晩餐会にやってきたのはたまたま…?
エリアス
カルヤライネン家の当主、
年齢は700か800にさしかかったあたり?
僅かな時間妻がいたが、大昔に亡くしてからは当主の役割に専念している
(他の兄弟たちに、血族、眷属を増やすことを任せるようになった)
今般の晩餐会では、カルヤライネン家の当主という一面と、エリアスという個人(またはヴィルヘルムとミカの兄として参加している。…が、兄という振る舞いはよく分かっていない。
ヴィルヘルム
小氷河期の土地やヒトらが痩せ細った時期に誕生した。年齢は300半ば
土地に残った飢え死んだ大勢の兄弟や同族の怨嗟が積もって、結果感覚が鈍いという一族の体質が他のものよりも濃く出てしまったのではないかと、実兄のエリアスは推測している。
(お陰で一族は生存のための戦略もちゃんと練るようになった)
本人は楽しそうだが、長年の虚なままいきてる感じは嫌らしい。そのため、あらゆる手段で生きる実感を追い求めている
※エリアス〜ヴィルヘルムの間はだいたい300歳くらい年が開いているが当主というより「兄上」と呼んでいるのは間の兄弟が多数この間に死んでいるため(あとは雰囲気)
ミカ
年齢は200前半か半ば
厳しい環境に身を置くカルヤライネン家では「弱肉強食」という至極単純な理念を掲げて生存競争に打ち勝って来た。
エリアスは当主たる圧倒的な力で、
痩せた時代に生まれたヴィルヘルムも、再生力と異様な性質が幸いして生き延びた。
ではミカはどうか。
厳しい環境の領地内では淘汰される貧弱な体質(家基準)ではあるが、己の魔力を強化させてここまで生き延びて来た。
また、ミカを疎むような性質の一族も、ヴィルヘルムが生まれた時期に皆飢え死んだので、幸いにも健やかに今日を生きている。
……が、
エリアス的には心配な弟二人が丁度やって来たという感じ。