聖書と埋れ木さんのしょうもない話一万年に一人の救世主、異端の頭脳を持つ埋れ木さんなら悪魔と縁の深い聖書の内容への造詣が深いだろうしなんなら丸ごと暗記してるかも?という前提で以下書いています。
“どうかあの方が、その口づけをもって
わたしにくちづけをしてくださるように”
旧約聖書の中に『雅歌』という巻があります。箴言や預言者やユダヤを治めた王のエピソードではなく、ただただ愛の詩が綴られたパートです。
雅歌、英訳聖書だと”Song of Solomon”と呼ばれています。こういう目で聖書の内容を眺めるのマジで不謹慎だと分かってるんですが悪魔くんファンならちょっと心躍ってしまうようなタイトル……。聖書由来のソロモン王には妻700人、側女300人いたらしいので、そういう背景を踏まえると、個人的には聖書らしくない艶やかな雰囲気を持った巻です。以下、いくつか引用です。
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