選択の理由「俺が、どうしてこの選択をする力になれたのか、ちゃんと話してなかったな。」

「うん、、、」

「エルがさ、パパの事大好きだって言ってたのを何度も俺は聞いてただろ。それに、居なくなって悲しいと思ってくれてることも。」

「うん。」

「それってさ、俺のことが大好きって事だよな、って思ったんだ。」

「・・・！！」

「だから、俺はエルを護りたいって思った。

・・それに、エルのパパの世界だと、ジュードやみんなが居ない。

・・・・だったら、このみんながいる世界で


エルを助けたいって、思ったんだ。」

「うぅ、うわぁぁぁん！！

ルドガーー！有難う。本当にルドガーのこと大好きだよ！！ルドガーのおかげであたしつよくなれたもん。」

「うん。有難う」

「また、こうやって話せたら良いのに・・」

「ごめん。」


「ううん。話してくれてありがとう！」



そして光に包まれて消えていくルドガーを
あたしは見送った。

「・・バイバイ、ルドガーパパ！！」





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