【ムムリク三人衆がハロウィン仮装をしたら…👻🎃💀】メロ「『Mmuzon(ムムゾン)』の通販で買った衣装、届いたよ。さっそく着てみよう」
原&映「(いつの間に買ったんだ…)」
映「…ボク、全身包帯まみれなんだけど、病人」
メロ「普段から血色悪いし、包帯男が似合うかなって」
原「プッ…(´,_ゝ`)」
映「それ、一応気にしてるんだから笑わないでよ…」
原「わ、悪い…。メロのは、狼男か」
メロ「そう。カッコイイでしょ」
映「うん、まぁ…」
原「ウルフマスクとグローブのクオリティが高すぎて、正直単純に怖い」(直球)
メロ「ぴえん…」
映「原くんはドラキュラだよねいいな〜」
メロ「背は低いけど、それ以外は容姿端麗だしきっと似合うだろうと…」
原「おいコラ、背が低いは余計だぞ」
映「かっこかわいいドラキュラ…ふふっ…」
原「(ギロリ)」
映「ヒイッ原くん怖いっ」
メロ「あ、わかった。原の前髪をこうして上げれば…(グイッ)」
映「オールバックにしたら、キリッとカッコいいドラキュラになった✨」
原「おでこがスースーする…」
メロ「しばらくそれでヨロシク。せっかくだし、写真撮る」
映「いいね、撮ろう」
~原を真ん中にして三人で写真撮影~
メロ「このカメラ、すぐに現像出来るからもう見れるはず…ん」
原「どうかしたか」
メロ「──ぼく達の後ろに、変なのが写ってる」
映「ちょっとここに来てまさかのホラー展開」
メロ「ほらここ。ボヤけてるけど、青っぽい何かが…」
原「──心霊写真にしては、色がハッキリしているような…」
映「不気味だし、お祓いしてもらおうよ〜…」
原「今のお前の姿も、なかなか不気味だけどな…」
「やぁ、皆。ハロウィンを楽しんでいるかい」
映&メロ「」(声がした後ろを振り向く)
原「──あ、青いパパだ〜〜✨」(ファザコンモード発動)
青ヨク「こんばんは、息子たち。全員面白い仮装をしているじゃないか。ははっ、愉快愉快」
メロ「…もしかしてこの青いのって、パパ」(写真を見せる)
青ヨク「ん…あぁ、僕の帽子かコートが写りこんでしまったようだね。なにやら誤解を招いてしまったようで、ごめんよ」
原「ううん、パパと一緒に写真を撮れて嬉しいよ✨」
映「(ドラキュラが凄くデレデレしてる…)」
青ヨク「そうだ。皆に一つ、面白いことを教えてあげよう」
三人「」
青ヨク「君達の後ろに写ってしまったのは僕だけど、写真の手前端にもう一人、”招かれざる客”が来ていたようだよ」
三人「──え…」(血の気が引く音)
【完】