エドグラと結婚式 ※9/14更新「任務中、不安で仕方ありません!」
そう力強くエドワーズは私に意見するが、一体何が不安なのか検討もつかない。
「不安?退役した私が君にかける差し迫った不安なんかないだろう?」
読んでいた本を閉じ、ぎしっとお気に入りのソファに深く腰掛けながら元副長現恋人のエドワーズを見上げる。
「そういった、危険から来る不安ではなく!」
今度はエドワーズが私のお気に入りのソファに手をつき、ソファの間にわたしを挟みながらぎしりと音を立てた。
「なんて顔をしてるんだ、ブライアン」
「わ、笑い事ではないんです!」
まるで小さな子供が今にも泣き出してしまいそうな顔を目の前にして、そっと柔らかな頬を手のひらに納めて笑ってしまった。
「私は短くても3ヶ月はあなたと会えません。その間、いろんな人からあなたの噂話を聞くんです」
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