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    ayata_hrak

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    ayata_hrak

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    ホー炎と燈炎の三つ巴極道パロのメモです。龍が如く7の影響をめちゃくちゃ受けて書いています。
    ただのプロット、ただのメモ書きなので読みづらいですが…よければどうぞ…!あとコレ途中までなので気力が続いたら続き書きます。
    今の段階では🦅は出てきません。あと轟家の家族仲は良好です。氷叢家の若干の捏造有りなのと、反社会勢力の描写ガッツリなのでかなり閲覧注意です。

    三つ巴極道パロのプロット ごくごく普通の家庭に生まれ育った炎司。母親は幼い頃に病死し、父親が男手ひとつで育ててくれていた。そして15回目の誕生日、父親は炎司を中華料理屋に連れて行き、ご馳走を振舞った。中華料理の王様、メインディッシュである北京ダックを前に、炎司は一度手洗いに行くために席を外す。
     用を足して手を洗う炎司の耳に、何かが破裂するような音が聞こえてくる。疑問に思いながらハンカチで手を拭き、父親が待つ部屋に戻ると、そこにはまだ生暖かく、目を見開いたまま息を引き取る父親が椅子に座っていた。
    あまりの衝撃に腰を抜かし、恐怖に歯をガチガチと震わせる。
    (ど、どうして父さんが……!?なんで、誰が……!?誰が父さんを殺したんだ!!)
     恐怖はやがて怒りに変わる。歯を食いしばり、炎司は震える足を叩いて己を鼓舞し、店員に「父親が殺された」と、「警察を呼んで欲しい」と伝える。その後、警察に保護される。
     身寄りもおらず、警察に保護されているだけでは父親を殺した犯人への復讐ができないと思い、裏社会の道に進んでいく。元々体格が良かったために、どんどん喧嘩が強くなり、やがて舎弟も自然と増えていった。
     そうして力を付けていくと、氷叢組に目をつけられる。
    実力を買われ、炎司は氷叢組の組長に拾われ、盃を交わす。そうしてやたらと気に入られたえんじは組長の娘である冷さんと婚約することを約束させられる。形式上のお付き合いをしていく中で、二人は恋人としてではなく、友人として仲を深めていった。
     しかし、子を成して氷叢組を繁栄させなくてはならない。それが組長の望みであり、炎司達に課された命令だから。えんじと冷さんは腹を括って、互いに合意の上で子作りをし、やがて第一子…燈矢くんが産まれる。その後も、冬美ちゃんや夏くんも産まれ、焦凍くんが産まれた時、事件が起きる。
     炎司がシノギをしている間に、炎司に不満を持つ若衆が冷さんや子供たちに暴行をしていたという情報を舎弟から聞き、炎司は一瞬我を忘れそうになる。そうして、今も冷さんたちの身が危ないと聞いた炎司は全てを投げ出して家族を救う為に組を敵に回す。
     この時には、冷さんの父親であり、炎司の〝親〟である組長は隠居しており、若頭がそのまま組長として繰り上がってる。若頭は炎司のことを心底嫌っており、家族ごと消そうとしていた。
     幼い焦凍くんを抱え、冬美ちゃんの手を引いて逃げる冷さん。その後ろを追いかける夏くんと、そんな夏くんの手を握って一緒に逃げる燈矢くん。炎司は組員を薙ぎ倒して時間を稼ぎ、そうして家族と合流し、一緒に逃げ出す。
     しかし、逃亡劇はそう長く続かない。このままでは全員死ぬと判断した冷さんが「二手に別れて逃げましょう」と提案する。炎司は勿論反対するが、追っ手はすぐ傍まで迫っている。敵を殴り倒し、時間を稼いでいるがそう長く持ち堪えることはできない。
     覚悟を決めている冷さんは炎司の頬を片手で撫でながら「大丈夫、私は殺されないから。……だから、貴方はこの子達を連れて逃げて」と言い、焦凍くんを炎司に託す。お母さんっ子の冬美ちゃんと夏くんは冷さんから離れようとせず、泣きじゃくりながら「行きたくない!」と駄々をこねる。
    冷さんは困ったように笑い、「しょうがない子達だね……。でも大丈夫、みんな私が死なせないから」と冬美ちゃんと夏くんをギュッと抱きしめる。炎司は歯を食いしばりながら、燈矢くんと焦凍くんを抱えて走り出す。覚悟を決めた冷さんを前に、炎司は何も言うことができなかった。
     その後、冷さんと冬美ちゃんと夏くんは氷叢組に捕まる。流石に命までは取られなかったが、冷さんは心が壊れてしまい、精神病院に押し込まれてしまう。炎司を慕っていた舎弟からそのことを聞かされ、怒り狂ったえんじは氷叢組を一人でほぼ壊滅させ、伝説を作った。
     えんじは「たった一人で極道組織を壊滅させた男」として名を馳せ、やがて轟組を立ち上げる。炎司の漢気や強さに憧れ、門を叩く者は多く、そうして次第に組織力を拡大させていく。だが、炎司は氷叢組を壊滅させてから精神が病んでしまい、子育てができなくなってしまう。
     元からお父さんっ子だった燈矢くんや家族大好きな冬美ちゃんはともかく、愛情不足により夏くんと焦凍くんは炎司を嫌うようになってしまう。子供たちには教育係をつけているため、それぞれ真っ直ぐ育ち、えんじは子供たちを極道ではない世界に進ませようとしている。
     燈矢くんは炎司に執着しており、反対を押し切って18歳の頃には若頭として、炎司の右腕として組を仕切るようになる。冬美ちゃんと夏くんは素性を隠して学校に通っているが、焦凍くんはクラスの子に父親が極道であることがバレてしまい、顔の火傷跡も相まって友達ができなくなる。
     焦凍くんの炎司に対するヘイトは溜まりに溜まる。そうしてどんどん成長して16歳になる頃には喧嘩も強くなり、不良やチンピラに絡まれては返り討ちにする日々が増え、勉強する時間が次第に減っていく。そんな焦凍くんに対して炎司は何も言わず、ただ好きなようにさせている。
     父が無関心であると思い込んでしまった焦凍くんは炎司に失望(絶望)してしまい、家出してしまう。炎司が好きなようにさせていたのは、焦凍くんを思ってのことだったが、それが本人に伝わることはなかった。探しに行こうとする炎司を燈矢くんが止め、焦凍くんは暫く行方不明になる。
     やさぐれ、喧嘩に明け暮れる日々。焦凍くんはあるヤクザに絡まれて、いつも通り半殺し程度に返り討ちにする。だが、その相手が悪かった。焦凍くんが半殺しにしたのは、最近勢力を伸ばす轟組を良く思わない敵対組織の若衆だったのだ。焦凍は拉致監禁され、殴る蹴るの暴行を加えられる。「命が惜しければ父親を呼べ」と言う男に、焦凍くんは首を横に振る。「クソ親父の手なんか借りるくらいなら死んだ方がマシだ」と、笑いながらそう言うと、逆上した男に更に殴られ血を吐く。
    (もうそろそろヤバいかもしれない)と、意識が薄れかけていくその時、部屋の外が騒がしくなり、やがて乱暴にドアが開けられる。光が差し込み、眩しさに顔を顰める焦凍くんは、ドアを開けた人物を見るなり表情を変えた。
    「お、おや…じ……?」
     助けに来るなんて思ってなかった。そもそも居場所なんて分かるはずがないのになんで?と、目を丸くさせながら炎司を見上げる焦凍くん。炎司は萎縮する男達を一瞥すると、「ウチの倅が世話になったな。……ケジメとして、指一本置いていこう」と、そう言いながら躊躇することなくエンコを詰め、焦凍くんと共に脱出する。
    「どうして助けに来たんだよ」と、炎司を睨みながらそう言う焦凍くんに、炎司は「お前は俺の大事な息子だからだ。……それ以外に理由は必要か?」と返す。その時に焦凍くんは、己がちゃんと愛されていたことに気づき、今まで反抗的な態度を取っていたことを恥じ、炎司に改めて謝罪する。
     因みに炎司が焦凍くんの居場所を特定できたのは燈矢くんのおかげ。焦凍くんをGPSで追跡して特定したのである。焦凍くんは16歳という年齢で若頭補佐になり、轟組は更に力を増していく。
     やがて、焦凍くんが20歳になる頃には燈矢くんとの実力差が逆転してしまい、焦凍くんが若頭になり、燈矢くんが若頭補佐になる。燈矢くんは同年代の人と比べると身体が弱く、喧嘩もあまり強くない。その分を頭脳でカバーしていたが、それも限界が来てしまい、焦凍くんに若頭の席を譲ることになる。しかし炎司の右腕としてのポジションは譲っていないと言い張り、焦凍くんよりも炎司を優先する。

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