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    nanase_n2

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    nanase_n2

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    (メモ)国千柴(柴だけ女)の3P的な話です。ちょっと薊→柴あり。
    えっちなシーンないけどモラルハザードです。

    柴(女)…神奈備のエリート。六平の護衛任務で同居している。国重のことが好き。巨乳。
    国重…伝説の刀匠。巨乳好き。
    チヒロ…国重の息子。柴子が好き。
    薊(女)…柴子の同僚。重役。柴子が好き。

    ※一人称は全員俺/僕です。
    ※妊娠・出産のエピソードがあります。

    (メモ)国千柴(柴だけ女)の3P的な話です。神奈備からやってきた柴は、ある夜国重と一線を超えてしまう。
    元々国重に想いを寄せていた柴は本懐を遂げたわけだが、このまま肉体だけの関係に終わるつもりはなかった。
    「俺、処女やってん。責任取ってや」
    そう言って薊に協力してもらい六平の籍に無理やり入れさせた。
    六平の家で国重と関係を続けていた柴は幸せの絶頂だった。
    それもチヒロが十八になるまでのことだった。
    「チヒロももう一人前の男だな」
    誕生日を祝った夜のこと、国重は上機嫌だった。
    「だから、チヒロの初めての相手になってやってくれ」
    「えっ?何の冗談や……」
    するとチヒロが柴に迫る。
    「冗談でこんなこと言いません。俺は前から柴さんのこと……」
    「待って、チヒロくん」
    柴は驚いて国重に助けを求める。
    「どういうことや?俺は、お前の……」
    「柴は俺の大事な女だよ。でも俺はチヒロに幸せを優先する」
    「そんな……」
    柴が愕然としていると、チヒロに抱き着かれた。
    「俺じゃダメですか?なら突き放してください」
    チヒロに乞われて、柴は拒むことができなかった。
    そのうちに父子二人と関係を持つようになった。
    「えっ妊娠?」
    六平の家に仕事でやってきた薊に柴は打ち明ける。
    「たぶん……、こんなことお前にしか相談できひんし」
    「おめでとう、柴。こんな環境でちゃんとお祝いできないのが残念だ」
    「いや、そういうの、ホンマにええから」
    柴は適当に言葉を濁した。
    本当のところ国重の種なのか、チヒロの種なのかわからなかった。
    それから半年がたって、柴は極秘に出産する。
    取り上げたのは薊だった。
    「柴が危なくなったら、僕は君の方を選ぶから」
    薊にはそう宣言されていたが、夜明け前に双子が産まれた。柴も意識ははっきりしていた。
    柴はほっとした、生まれたばかりの薄い頭髪はどちらも柴譲りの金髪だった。
    顔つきもいずれ自分に似てくるだろうと思ったからだ。
    しかし、月日が経つにつれ双子は顔立ちがはっきりするようになる。
    女の子はチヒロに、男の子は国重そっくりだった。
    国重とチヒロはそれに喜んだ。
    柴も嬉しくないわけではない。好いた男と、その息子と契ってできた子だ。
    この双子に流れているのは、柴が欲してやまなかった六平の血だった。
    双子の顔を見て察しのいい薊は気づいていたに違いない。
    この家で行われてきたこと全て。
    「俺のこと、責める?」
    薊が来た時に、柴は聞いてみた。
    父とその息子と交わるなど、獣にも劣る行為だとなじって欲しかった。
    「……君は、この家から出たいのか?」
    逆に尋ねられて、柴は答えられなかった。
    いや、その答えがわかっているからこそ、言いたくなかった。
    黙っている柴を見て薊は首を振る。
    「君が望むなら、僕の全権を使って出してあげる。それを望めばの話だけど」
    柴は弱弱しく笑った。
    「せやな、わかってんねん」
    でも、と柴は続ける。
    「自分がどうなろうとあの二人から離れられへん。もう俺はすっかりケダモノになってしもたけど」
    「柴」
    薊は細い指で柴の頬を撫でた。
    「……ケダモノになっても君は綺麗だよ」
    庭で遊んでいた双子が柴に駆け寄ってきた。
    縁側に座っていた柴は立ち上がって告げる。
    「でも俺は後悔してへんねん、それが一番恐ろしいわ」




    (完)
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    DOODLE(メモ)国千柴(柴だけ女)の3P的な話です。ちょっと薊→柴あり。
    えっちなシーンないけどモラルハザードです。

    柴(女)…神奈備のエリート。六平の護衛任務で同居している。国重のことが好き。巨乳。
    国重…伝説の刀匠。巨乳好き。
    チヒロ…国重の息子。柴子が好き。
    薊(女)…柴子の同僚。重役。柴子が好き。

    ※一人称は全員俺/僕です。
    ※妊娠・出産のエピソードがあります。
    (メモ)国千柴(柴だけ女)の3P的な話です。神奈備からやってきた柴は、ある夜国重と一線を超えてしまう。
    元々国重に想いを寄せていた柴は本懐を遂げたわけだが、このまま肉体だけの関係に終わるつもりはなかった。
    「俺、処女やってん。責任取ってや」
    そう言って薊に協力してもらい六平の籍に無理やり入れさせた。
    六平の家で国重と関係を続けていた柴は幸せの絶頂だった。
    それもチヒロが十八になるまでのことだった。
    「チヒロももう一人前の男だな」
    誕生日を祝った夜のこと、国重は上機嫌だった。
    「だから、チヒロの初めての相手になってやってくれ」
    「えっ?何の冗談や……」
    するとチヒロが柴に迫る。
    「冗談でこんなこと言いません。俺は前から柴さんのこと……」
    「待って、チヒロくん」
    柴は驚いて国重に助けを求める。
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