ある日のこと。
「ふぅ……敵さんも面倒な技使いやがって……。」
白装束に身を包んだ青年―ハルだ―は、更衣室の戸を開けた。
「久しぶりだね、ハル。」
「はぁ!?」
逞しい腕や足には似つかわしくない胸……ナスズだ。
「お、おい……あんた」
「……ちょっと、訳ありでね。
着替えたらすぐに出るから。」
「またマトマの仕業か。」
男と見れば絡む、TPとは思えぬ浅慮な女。
ハルも被害者だ。

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