Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    marotoskin

    @marotoskin

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🍠 💝 🍼 🍑
    POIPOI 63

    marotoskin

    ☆quiet follow

    おへそに鈴つけられちゃった先生

    #モブ煉
    mobPurgatory

    Tap to full screen (size:900x1112).Repost is prohibited
    😭💕😍💖❤❤❤❤❤💕👏🎯💖😍😍😭😍🍼💘🇴😍🇪💴😍💖💕🍠❤❤💴🍼❤❤🌋💖💖💖🌋😍🍇😭👍😭😭😭😭😭🍌😭💕💞☺☺☺☺☺☺👍😂
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    Tari

    DONE相互さんのお誕生日祝いで書いた炭煉小説です。
    なんにも起きてないですが、柔らかく優しい情感を描きました。
    水温む 下弦の鬼を斬ったときのことだ。そのときの炭治郎には、実力以上の相手だっただろう。常に彼は、強い相手を引き寄せ、限界を超えて戦い、そして己の能力をさらに高めているのだ。
     そのときもそうやって、とっくに限界を超えたところで戦い、そして辛くも勝利した。最後の最後は、満足に身体が動かせなくなった彼のもとに、煉獄が別の任務から駆けつけてくれ、援護してくれたのだ。
     我ながら、悪運は強いと思う。こうして柱に助けてもらったのは、初めてではない。普通なら、とっくに鬼に殺されていたところだ。
     煉獄がほかの柱と違ったのは、彼が炭治郎の戦いを労い、その闘志や成長を率直に喜んでくれるところだ。
    「見事だった、少年」
     そう言って微笑んだ顔が、それまでに見たことのないような、優しい表情で。父や母の見せてくれた笑みに似ているが、それとも少し違う。多分この人は、誰に対してもこんなふうに微笑むことができる。それが家族や恋人でなくても、等しく慈しむことができる人なのではないか。限りなく深く、柔らかな心を、その匂いから炭治郎は感じ取った。
    4145