枯女はピザ屋〜江戸前サディスティック〜枯女はピザ屋〜江戸前サディスティック〜
もう傷口は塞がったのに…
いまだにおでこを触るとあの時の熱が蘇る…
「マイ!今日こそポアロに行って、イケメン店員見に行こうよ!!」
泊に話しかけられて、マイはハッとして顔をあげた
「え、ええっと…」
「もう!マイったら!また枯れた寿司屋の事を考えてたの?もしかしてマイって枯れ専だったの?」
葉月に声をかけられて、マイは脇田の笑った顔を思い出す。すると顔の温度が上がっていった
「ち、ちが…!!」
「そんなに気になるなら、毛利小五郎に素行調査お願いしたら?」
「葉月って本当に毛利小五郎好きよね〜。マイと同じ枯れ専?」
「毛利小五郎は枯れてないわよ!枯れるってカラッカラに乾いて加齢臭すらしない人の事を言うのよ!出っ歯と違って毛利小五郎は枯れてないわ!!脂ギトギトよ!!」
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