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    瑠璃色

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    瑠璃色

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    ワーパレリク15番ゆゆたんさん、大変お待たせしました🙏🙏🙏🙏

    君はたからもの、呟き、守るように、心配性 香がキッチンで洗い物をしている後ろで、ダイニングテーブルでコーヒーを飲む依頼人。この依頼人から言われた一言が、香にはピンとこなかった。
    「冴羽さんって、心配性ですよね」
     ケタケタと笑いながら、先日の出来事について話していた。
     
     この依頼人の女性が泊まりにきてから、彼女の好みは『香だ』と宣戦布告したせいで、獠の様子が挙動不審なんだそうだ。
     彼女が獠の隣でボソリと呟き香に近付いて行こうとすると、香を守るように彼女の行手を塞いでいた。
     確かに、自分が好みだと言われても相手が女性だからと油断して、無防備になることは仕事柄良くないと彼女を警戒していたが、段々と彼女を遮るように側についていたはずの獠が、香の側を警戒しながらついて歩くようになった。
     
    「だって、飼い主を守ろうとする番犬みたい!」
     更にケタケタと笑い続ける彼女の表現に、香もつられて笑ってしまった。
    「そうよねっ! 犬って自分の『たからもの』を隠すから、あたしの下着を隠すのに納得だわ」
     香の発言に、ケタケタと笑っていた彼女の声がピタリと止まった。
    「え、香さん、今の、本当?」
     彼女に問いかけられて、素直に首を縦に振った。
    「でも、付き合ってないんですよね?」
     もう一度、香は素直に首を縦に振った。
    「……たからもの、ね」
     彼女には、獠が何を考えているのかよくわかったようだ。
     当の香本人がそれを知るのは、いつになることやら。

     
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    ミックの日なので、ブログからミックが出演している過去作を掲載。
    ブラッシュアップ版が赤黒本に収録されていますが、今回はブログのまま(横書き)で転載。

    お題『こっぱずかしいこと言わせるな…!』
    初公開日2008.12.1

    お題提供元「嗚呼-argh」さま
    雄たけび系お題
    https://argh2.xxxxxxxx.jp/
    俺は街中の美女のパトロールに出ていた。

    大切な毎日の日課。
    これを欠かすと、どーも調子が狂う。

    おっ!今日ももっこりちゃん発見!

    「かーのじょー!」

    俺はもっこりヒップに飛び掛った。

    「またあんたかーっ!」

    がすっ!

    「うぎゃぁっ!」

    振り向き様に俺に食らわされた見事な蹴り。
    その娘(こ)のヒールがぶっすりと俺の額に刺さった・・・。

    「ふんっ!」

    その娘はつかつかとヒールを鳴らしながら立ち去っていった。

    「あたた・・・。」

    俺は額を押さえながら立ち上がった。

    最近の娘は強暴だなぁ・・・。
    あんなヒールで蹴りをかまされたら、普通は死ぬぞ・・・。

    痛む額を擦りながら、俺は繁華街を歩き出した。

    ふと、人込みの向こうに目をやると、見覚えあるヤツが一人立っていた。

    金髪でスーツをきた男がいた。
    その横には、これまたもっこり美女が立っていて、なにやら二人で楽しそうに話している。

    おいっ!抜け駆けはゆるさんぞっ!
    俺は人込みを抜けて二人に近づいた。

    「なぁにやってんだぁ?ミック~。」

    俺はミックの首に腕を回しながら、二人の間に割って入った。

    「Oh.リョウじゃ 2232