aka_no_sousakuMEMOワイアット・ローガン過去まとめ読みにくかったら申し訳ない人間しかいない4人家族の末っ子。10歳差の兄をもって生まれる。兄からは「知らねぇ親の子」と思われてたが、しっかり血は繋がっている。両親は至って普通に息子として育ててくれた為、非常に健康的に育つ。はずだった。父は土方の中堅、母は大学の食堂に勤めている。父にはよく仕事場に連れていかれ、そこの足場で遊んでいたら運動能力を身につけた。母は元不良だったが更正した。今でも信条は変わらず「やられる前にやれ精神」を大事にしている。兄の素行不良には両親共に身に覚えがあるため最初は黙っていたものの、途中から本気で喧嘩をするようになっていた。ワイアットはまだ兄が好きだった。自分の道を生きる背中を尊敬していたのだ。8歳になる頃、ワイアットを邪険に思うようになった兄に、ヤンキーの溜まり場やクラブに連れてかれた。兄は男共にワイアットを預け、1人喧騒に紛れた。そこで知り合った男は、幸いそこまで酷くはなかった。喧嘩っ早い性格故に護身術は大事だろうと喧嘩のやり方を教えてくれた。煙草や酒は20歳になったらやれよという割に味見だけさせてくれた。全部噎せたけど。バイクは格好良いというと自慢げに 2487 aka_no_sousakuMEMO劉の過去の小説までいかないメモ書き。元の性格からネガティブで泣き虫。母が居ない事をよく虐められた。よく泣いて女々しい自分も大嫌いで、ディーラーの堂々とした格好良いお父さんに憧れて。あんな風になりたいと心の底から思っていた。母の話はよく聞いた。父は目を細めて僕にはしない顔を、写真に向ける。「ファンファン、お前の髪はこいつに良く似ている。」写真のなかで笑う母という人は三つ編みにしていた。「5歳になったら、1つ階段を登ろうか」5歳から父の元でカジノゲームについて教わる。この頃からトランプでの手品も始める。トランプで遊んで居た時に発現。7歳だった。羽根でトランプが持てなくなった事が悲しかった。手品が出来て、やっと自分を好きになれると思ったのに。ごめんなさいお父さん。こんなに何も出来ない僕を嫌わないで。父の部下の人には差別的視線を送られたものの、父は「その内、人に戻れる。強い子だから、またディーラーとして立てるぞ」「その為に学校に行くんだ」その顔は険しかった。その年の内に入学。入学以降も友達もろくに出来ず、幼馴染だけが良く遊んでくれた。大事にしなきゃ。俺なんかに仲良くしてくれる家族のような 2678 1