【類司】食用油如果現在有人經過神代府，就可以看到有兩個高中男生在門口推推搡搡，不過炎熱的秋日午後，正常的澀谷居民只想待在舒適的冷氣房內，並沒有人發現這場爭執。

神代類抓著天馬司的領子，在與門鎖奮鬥後將人直接扔進家裡。門關上後，類毫不留情地拽起司往牆上摔，傳出「砰」的一聲，司吃痛地喘氣，卻一言不發。類稍稍彎下身子，鼻尖蹭在司覆滿汗水的脖頸上，他的食指和中指壓上司的頸動脈，拇指呈V字形輕輕掐住氣管，感受著白晳皮膚下鮮活的跳動。
司在類的大手壓迫下抬起頭，吞了吞口水，汗珠隨之滾落。類的吐息一陣陣打在喉結處，令司燥熱不已。
「司君，你知道自己做錯了什麼嗎？」
司注視著類，仍舊不語。
「我不喜歡什麼都不說的人。」
司看著類的目光更加銳利，打定主意不回應類的問題。

新しい目標　日がゆっくりと沈む暑い季節。今日もフィガロは来慣れた家のインターホンを押す。

　週に一回、夕方から夜の二時間。来年大学受験をするファウストの家庭教師になって二年ほど経った。
　明るい彼の母に出迎えられ、フィガロはいつも通りの温和な笑顔を浮かべた。ファウストは無表情のままだが、いつだってフィガロが来たら彼の部屋から降りてくる。
　最近暑いですね、なんて雑談をしながら手を洗い、ファウストに連れられて二階へ。扉を開ければ、ひんやりとした風に体が包まれた。
　奥の長机の上には参考書とノートがデスクに広げられている。そして机の下にしまわれた回る椅子の隣には、いつもフィガロが座る背もたれのある椅子が置かれていた。