霧(きり) 腐向けあります☆マリオ/マイイカ・crイカ中心ジャンルごちゃ混ぜ☆見て頂いた方、そしてリアクションを下さった方ありがとうございます。大変励みになります! ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji POIPOI 362
霧(きり)☆quiet followMEMOキリュウとカイとチギリノヒモの話。テキストも投稿できるということでお試しカイが一時期姿を消していたという前提です。出会いの話をまず書こうね ##マイイカ - チギリノヒモ -「ふーん、これがチギリノヒモか」 ハイカラスクエアのロビーの隣、坂の上に怪しげに佇むクマサン商会。その建物の中にふたりボーイが居た。「足ギアってことは、足に付けるんだよな?」 青インクのボーイ、カイはそう訊きながら顔の前に紐を持ち上げじっと見る。「みたいだな。チギリは契りってことだろうけどどういうことなんだろう」 バイトの報酬である紐を弄びながら黄緑インクのボーイ、キリュウが答える。「チギリ?」「約束ってこと」『それはね、願掛けをして身につけ、そのヒモが自然に切れたら願いが叶うと言われているんだ。とても素敵だろう?』 そう言ったのは木製の身体を揺らすクマサンである。「あんたが言うと途端に不安になるな」 キリュウはじっとりとした目で言う。『どういうことかな』「さぁ。それより、そろそろ次のシフト始まるんじゃないですか」『……そうだね。二人とも、今回もお疲れ様』「どうも」「おつかれさまでーす!」 プツリと音を立て、木製の置物は動きを止めた。ふたりは建物を出て坂を下りる。そのまま、ゆったりとした足取りで駅に歩みを進める。「願いか……なぁ、きりゅーなら何を願う?」 ふと、つぶやくように問いかける。「願い?」 キリュウは俯いて思案する様子を見せる。カイがその顔を見つめていると、ちらりとこちらに視線が移った。「どうかした?」「お前……」「オレ?」「……いや、なんでも」「なんだよ、気になるなぁ。言ってくれよ」 キリュウは口を尖らせ言い淀む。それでもカイがせがむと、やっと小さく告げた。「お前が、もう離れないようにって。突然、消えないようにって」「……」 カイは目を逸らし、悲痛な面持ちになる。「でも」 ふたりの視線がぶつかる。「俺が見失わなければ良いから。だから、願う必要はないって……おいなんて顔してるんだよ」 そう言われて、バッと顔を手で覆った。「平気そうにしやがって」「言えって言ったのはそっちだし」「っ、ばーか!」「なんでだよ!」 カイは堪らず走り出した。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 霧(きり)MEMOどんな風に喋るかなテンプレ: https://www.pixiv.net/artworks/51136403 6 霧(きり)DOODLE最初期との比較 2 霧(きり)DONEマイイカの話 本編第一弾がようやく書けました。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21530014 霧(きり)DOODLE迷い線しかない 霧(きり)DOODLE洗濯といえば日常、日常といえば洗濯どっかで使うかもしれないけどそれまでは。 はためくバスタオルの向こうから、弟の小さな鼻歌が風に乗って流れてくる。時折音を外していた。それでもどうしようもなく楽しそうな歌声に、つい小さく笑みが漏れる。このまま聞いていようか、それとも一緒に歌ってしまおうか。そんなことを考えていれば、澄み渡る空をのんびり進む雲のように、平穏な時間がのんびりと過ぎていく。 155 霧(きり)DOODLE終わり投稿すればすべて良し今年もありがとうございました。来年はもう少し投稿できたらいいな