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    湿ったチワワ

    @shimeChihua

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    湿ったチワワ

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    ■創ユグ
    シレーヌ王国について

    メルク大陸の南部にある海底王国。
    人魚を中心に海獣やその他海中生物など、様々な種族の者が暮らしている。
    海中洞窟には空気が存在し、海中で活動できない者も移住が可能。

    ■種族と身分
    海中では様々な種類の人魚と海中生物の亜人、意思疎通が可能な海獣や海龍の血筋の者が暮らしている。
    移民も受け入れており、それ以外の種族もまだ多いとは言えないが年々増えているとの事。
    種族の違いによる身分差や差別は存在しないが、王族や貴族と言った古くからの家系による階級は存在する。

    ■移住・観光
    積極的とは言えないが、地上からの移住や観光客の受け入れも行っている。
    地上と繋がっている沈まない海中洞窟が存在し、絶えず地上から新鮮な空気が流れ込んでいるため水中呼吸ができない種族であっても活動可能。
    地上から階段で向かうか、魔法など何らかの方法で海から直接向かう事もできる。
    海中洞窟では工芸品の販売や食事処など商業が盛んで、海中は美しい魚たちやサンゴ礁と海底都市が見られる観光名所となっている。
    洞窟内にある観光案内所で依頼することで、魔法で一時的に海中でも活動できるようにして貰う事ができる。
    魚になる、人間のまま呼吸だけ可能になる、人魚になるなど様々な方法が存在しているが、後者になるほど高い料金が必要になる。

    ■気候
    暖流が流れ込む海域のため、年中温暖で四季の変化はあまり感じられない。
    海上から差し込む陽の光が海底に届くほど澄んだ海水で、朝昼晩と時間の区分が存在する。
    海中洞窟も同様に地上と繋がる空洞から陽の光は差し込むが、同地域の地上と比べて涼しい。
    海中では嵐による影響を受けやすく、嵐が近付く度に大荒れとなる。
    甚大な被害が出る場合もあり、海中洞窟は影響を受けにくいため一時的に陸地に避難する者も少なくない。

    ■交易と産業
    地上海中問わず様々な国と交易を行っている。
    交易は貨幣または物々交換で行われ、シレーヌ王国からは魚介類の他に、真珠やサンゴ、「ポワソル」と呼ばれる衣類を提供している。
    海中洞窟では貨幣での取引が中心で、海中では貴金属との物々交換が主流。
    水産資源が豊富なため、職業としてではなく魚を獲り自給自足生活を送る者も多い。
    ただし生態系が崩れるほどの乱獲は禁止されており、規則を破った者は王国から追放されることもある。

    ■兵力と安全
    基本的には平和な王国であり、シレーヌ王国から攻撃を仕掛けるようなことはない。
    他国から攻撃された場合や密猟者が入り込んだ時には、国を守るためガーディアンと呼ばれる王国兵団が動く。
    ガーディアンの団員は主に鮫やシャチなどの戦闘に長けた種族や、魔法の使える者で構成されている。
    また、ガーディアンは避難活動や災害が起きた場合の復興活動でも中心となって動くことになる。


    【特産品】
    ■魚介類
    温暖な海域で育った新鮮な魚介類。
    他の海域よりも1.5倍~2倍ほどの大きさになることもある。
    国民達の主食でもあり、海中では刺身としてそのまま食べる。
    海中洞窟ではアクアパッツァやムニエル、シーフードパスタなど地上の食べ物と火を用いて調理したものが人気。

    ■ステラジェリー・ルネモネ
    星の様に淡く光るクラゲと、満月の様に明るく光るイソギンチャク。
    国民達はこれをランプの代わりに使用しており、地上では観賞用として取引されている。

    ■サンゴ・真珠
    アクセサリーに用いられる宝石。
    こちらも色が鮮やかであったり、他の海域よりも大粒の真珠が採れやすい。
    国民達もよく身に付けている。

    ■ポワソル
    ポワソンコットンと言う海底植物の綿花を加工し織った衣類の総称。
    水を含んでも重くならない特殊な衣服で、国民達はほとんどがこのポワソルを着用している。
    デザインは職人によって様々で、地上では高級品として取引されることもある特産品。


    ■シレーヌ王家
    シレーヌ王国の始まりは、地上に暮らす魔女だったと言われている。
    魔女は息子と二人森の中にある川のすぐ傍で暮らしていたが、ある日魔物たちが森で暴れ始めた。
    魔女は魔物たちから逃げるため、息子と自分の姿を魚に変えて川へと飛び込んだ。
    そして二人は海まで辿りつき、何もなかった海の中に住むことを決めた。
    いつしかそこには傷付いた海の生き物が集まるようになり、彼らが安らかに暮らせる場所として、魔女の名を取り『シレーヌ王国』が生まれたのだった。
    現在のシレーヌ王家は魔女の息子と、傷付き助けを求めやってきたシャチの人魚が繋いだ家系であると言われている。


    ■所属について
    種族や年齢、性別など制限はありません。移民や先住民、オリジナルの種族など何でもどうぞ。
    王の妻子と言う設定以外であれば、貴族やガーディアン、一般国民などご自由に設定して頂けます。
    現時点で国の滅亡予定はありませんが、可能性が0ではないことはご了承頂けますと幸いです。
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