戴冠式とオベロン周り覚え書き①戴冠式感想残り
■ベリル
マシュのことホントに好きだったんだ愛し方が変わってただけで……まじかよ……
いやそれにしてもさあと言いたいところだが、ベリルのおかげでマシュに大令呪が刻まれずそのおかげで今の彼女があるんだよなと思ったらなんとも言えない(最後にシオンが大令呪どうしても取れないとか言ってたし)、愛し方…下手か……でも最後マシュが彼としっかり話してくれたのは良かった、いい娘だ
ホームズ(だっけ?)の提案通りバゲちゃんを助けに行かなかったらたぶんベリルには会えてない、というのもじわりとくる
■マイク
フラグ立て倒したあとだったから絶対後ろから刺すようわ~んやだやだーと思ってたのでそこからのあの流れ〜〜〜
そもそも刺すのがやっちゃいけない悪いこと、と言われればそうなんだけど、あそこでロリンチちゃんを刺さなかったことでその後の物語が進んだし、世界を救ったし
善悪は置いといて(そもそも妖精にとって善悪の境界って薄いし)あのひとつの行動で世界が救われてるんだよなあと思って私は泣いた、緑3人衆(とマシュ)に引き続きまたモブに泣かされた……
ロリンチちゃんはそんなこと知る由もないが(逆にそれがいい)、彼女がずっとマイクのこと認めてくれて明るくてキラキラしてて疑うこともせず背中を向けたからこうなったんだよなあ、ありがとうロリンチちゃん…………
■■以下他の人の感想も加味■■
■きのこ内乱描写うますぎ問題
集団組織の崩れ方とか人の負の側面の書き方よ…………
今回の話国はめちゃめちゃに滅亡するしみんな死ぬし、それだけ見ると本当に暗い
んだけどそこの描写がしっかりしてて読みごたえあるからか、なんか辛いだけで終わらないというか……いや辛かったけど
その中でも輝くものがある、って要素を横に置いておいても、単純に読んでておもしろかった、それにしても本当に全部がぐちゃぐちゃになって終わったな…………ひどい……ノクナレアのとこで初めてもうこんな国燃やせ……と思ったんだけどその後マップ大炎上して、さすがにあわ……ってなった、容赦、人の心
■髪飾り
川で見たの髪飾りかー!!!という前提でびゃーびゃー泣いてたから合ってそうで良かったw
アレずっと引っ張ってたから気になってて、村正の反応的になんでもない物、なんだろうなとは思ってたが
そこにエクターとのエピを絡めてくると思ってなくて私は…………
欲しかったけどもらっても誰かに取り上げられるからみたいなマイナス理由からもらってなかったのが辛い、でもそれをずっと欲しいものだと思ってたんだ……っていうの尊い、と同時に他に欲しい物なかったんだろうな……というか、そんな普通の感情を抱くような相手とか、生活みたいなものがなかったんだろうな
エクターとの日々はそういう普通だったんだろうなあっていうの嬉しいし悲しい、複雑
クリア後礼装で髪飾り出してくるのもめちゃめちゃびえーーー;;ってなった……なんてことするんだ……
あの礼装後ろに妖精騎士3人とパ(たぶん)がいるのもかなりクる
■キャストリアの見ていた星
初読よく分かんなくてとりあえずタスクキルってもう一回読んで、私はそのままの意味でストーリーを進めた、決まった何かではなく、悪意の中でも見える一欠片の善意
それを私の価値観でそのままとって、うん……きのこ本当に…………人間が好きだよね……
ホープとかぐだとか当てられなくはないし、それも正解とは思うが(少なくとも象徴としては)、テキストとしては明確な答えは出してない気がする
それぞれに解釈できるのが楽しいとも言えるし、明確な答えを出してほしかったとも言える、ホントにどっちも思ってる
ホープのクダリはモルガンにとってのトリちゃんとか、キリ様にとってのあの女の子を思い出した
ただホープについてはもうちょい説明欲しかったかな、なんとなく分かるけど意味絞ってもらったほうが私は入りやすかった
■いなくなっても残るもの
対モフモフ砲撃の時、モルガンのためにって言うキャストリア
前編のモブ3人衆の名前を出すマシュ
他にも色々ありそうだが(マイクとかホープとかとか)個人的にここがぐっさぐさ刺さった、特にマシュ…………
モブトリオとかマイクがすごい心に残るの、最後のオベロンの語られなかった脇役にも意味はある、っていう言葉の通りだなあって所もしみじみ
きのこがマイクに立ち絵付けたがったのすごい分かる……
それはそれとしてモルガントリちゃんベリル辺りの最期はもうちょい尺欲しかった…………特にモルガンとトリちゃん……モルガンはその後他の人がそれなりに話には出してたが、それにしたって……アレで終わりは辛い
ベリルはその二人よりは多かったかな?と思うけど、2部ずっと出演してたクリプターの退場シーンとしてはやっぱ少ない印象
②オベロン
■ティターニアに似た誰か
ざっと感想見た感じキャストリアとぐだが多かった感じ
・キャストリア
ぐだとの問答で答えを濁したってのあ〜〜そっか〜〜ってなったし一番可能性高そう
なんか恋とかそういう枠に入れて欲しくない気持ちはあるが、モルガンの攻撃からもかばってるし……ずっと一緒にいたしな……マーリン()だったし……てゆうかいつからいたの?ここ数ヶ月は嘘ですよね……半年前〜は確定だが……どっかで言ってたっけ
・ぐだ
ストーリー読んでるとき一瞬思ったが、いやでもないよな…とすぐ思い返してたからちょっと意外だった、なるほどと思うとこもあったが
個人的には、友人で、同じ傍観者で、最後みたいに軽口言ったりなんでもなく紅茶飲みながら話したりして欲しい、対等に
目指す星じゃなくていい、なんか似たところがある、うっかり口が悪くなっちゃう友達でいてほしい
最後にぐだが彼のことを大切な友人って言ったのがすごく好き(最後のぐだのセリフは大切な友人→オベロン、自分によく似たなんでもない女の子→キャストリアと思う)
と思っていた召喚セリフの君ときみ表記の違いRTを見るまでは!!!
もうあれはそうでしょ……ぐだも彼にとってティターニアのような星の一人です、私が間違っていました
・モルガン
でも私はモルガン説も推す、理由は決戦前夜のオベロンとキャストリア、オベロンとぐだの会話あたり
キャストリアと立場似てるから当てはまるトコが多いのかなとも思うが
モースの王の次はこれかいって言ってたから少なくともその頃のことは知ってる
1万4千年の童話の紡ぎ手って認識が好きすぎる、自分の元になったオベロン(汎のやつ)に関してのトコで汎嫌いなのに汎好きすぎでしょモルガンて言ってんのも好き
罪あるブリテンを潰すって点では生まれ持った目的は似てたんだけど、モルガンは結局妖精國の存続をとって、それで対立してしまったんだよなあ……と考えるとなんとも言えない
そのあとはなし、と楽園にも捨てられたモルガン(対抗にキャストリアを送り出される)本当かわいそうなんだよ……頑張ったのになあ
・ブランカ
正直候補としてはいたけど最後があまりにあっさりしててつら……だったから除外してた
けど最終再臨もう…………そうじゃん……
彼にとってのティターニア、誰か一人に絞るならブランカなんだろうな……
でもそうなるとあの最後がまじで比じゃなくつらい
彼女の献身をああいうふうに扱うことしかできない大嘘つきのオベロンという枠組みが……そうやって自分の気持ちを守ったのか?彼女の在り方を守ったのか?
よく分からない、辛い
辛いと思うのはエゴでしかない
■オベロンの嘘
口に出したらなんでも嘘になるってことは、大切なことは言いたくない(口にしたら嘘になっちゃうから)し、誠実な言葉をしゃべれないので基本人とまっすぐコミュニケーションが取れない
それがしたいなら、オベロンが嘘つきだと知っていて、かつ全てを口にしなくても言いたいことを分かってくれる人じゃないと心からおしゃべりできない感じ……でいいのかな
…………ずばりぐだじゃん……本編の……
(キャストリアは後者に関してぐだほど踏み込んでなかったかな?て印象)
君のそういうところ僕は本当に嫌いだなあ、好き
ムリアンに牙をけしかけたのは自分、って言ってたけどホントなのかなあ……オベロンのセリフ以外でそういう描写あったっけ……まあでもブリテンを潰すためにやるか〜……やるよな〜……
難しい……言葉のすべてが嘘だった、って単純な話ではないんだろな
正体表す前のオベロンは、彼の内面に関しては割と本当のことばかり言っていたのでは?て気がする(本当のことって表記するとまた語弊があるが……)
というのも正体を表した時点でそれまでの優しい言葉は全部嘘になるので、嘘つきオベロンの在り方としては素直に成立し……そう……な……
読み返したいけど長すぎて読み返さないだろうなあ……オベロンのセリフだけ見直したい…………
オーロラの本性もバゲちゃんが終わってしまっていたこともムリアンが壊れたこともぐだ側は知らず、それを隠匿してたのはオベロン、てのはまじで他の人の感想見るまで気付かなかった…………オーロラに手を出すなって言ってたのも含めて、お前……ホント、お前…………ぐだに対する行動と感情……
読み終わった時なんでもいいからぐだとお茶会しろ!!!と思ったのはなんかこの辺なんだろうな……お茶会をして……メロンいくらでも食べていいから
■オベロンとの最後の会話シーン
意外だったというか、いつもと逆っぽいというか
オベロンの言っていたように時を重ねるほど人は成長していく、って考え方の型月なので
そういうの全部放棄して壊す、停滞するって、それをぐだが別れたあとの選択肢で肯定するのが、そうなんだーって、あそこの選択肢すげえ好き……
オベロンの俺はそういうの面倒だから、は物語に対する真摯さ
ぐだのあの選択肢はそれに対する理解みたいに見えた
オベロンてキャラをそのまま見ると、協力者だと思ったら裏切ってて、ムリアン殺したりバゲちゃんのしたこと偽装してたりうわ悪役な暗躍をし、仲間を庇って退場と見せかけてラスボスで出てきてぜーんぶぶち壊す!何故なら気持ち悪いから!って勝手な理由で世界を壊そうとしたラスボスなんだけど
ぐだが嘘に気付いて彼の内面をしっかり見たことと、妖精国をク……かなり地獄に描くことでオベロンの言い分に納得感というかたしかに……ポイント増やしたことでうまいこと共感(共感って単語傲慢すぎるけど分かりやすいから……)しやすくなってるな〜って
■ボイス
ガレス宛:言い方こわすぎて泣いた
でもエインセル(便宜上)とガレスは全然違う存在だから、まあこうなるかなあ
汎ガレスとエインセル同一みたいに扱ったらめっちゃイライラされそうw違う世界(物語)でのそれぞれの彼女らと、その生き様への冒涜でしょ
私だって最初はsnキャラの鯖化ええ〜〜〜と思わないでもなかったよ、でも慣れてしまった
これが物語に置ける個の記号化及び消費です(いやまじで気にしてないし理由付けもそれはそれでって受け止めてるし型月の同人気質好きだしだけど、お祭りゲーだから出そうぜイエーイが一番大きいのは大きいでしょ)
そりゃきつい言い方にもなる、キャストリアへのボイスが含みありまくりなのもこの辺もあるのかな(キャストリアは妖精國由来の個なので誰?とは言わないが)
マーリンにとってのアルトリアはセイバーだけ、っていうのと、この辺似てる気がする
夜のとばりと夢幻のカリスマ一緒とか、けっこう似てるとこあるよね……オベロンは嫌でしょうが……
まあでもマーリン()やってたし別にいいのかな……
キャストリアから:叶うのならもう一度……何…………
アンデルセンから:黒オベの絆5→デルセンからオベロンボイス→デルセンの絆礼装の流れで死ぬ
オベのセリフ各種聞きながらデルセンの絆礼装が頭をよぎったりしたので、デルセンボイスの、あの男が抱いた空洞、穴……っていうのが…………アンデルセン……