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    mmmuutoo

    @mmmuutoo

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    mmmuutoo

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    お叱り覚悟で言うけど七のねっちょり感って

    耳をすませばのせいじくんに通ずるものがあるなと気付いてしまった。彼が中学生でバイオリン作れて弾けてイケメンで雫ちゃんも好意を寄せたから、結果的に図書館の本を先回りして借りたり隣に座ってみたりしても「そうだったの?!😳」で済んだけど、これが好意持たない男性にされたらめちゃくちゃ気持ち悪く感じるのと同じようにハイスペの七が他の同僚とはきっぱり区別して伊のシフト完全把握してたり格段心配したりやたらと言い訳つけてご飯誘ったり飲み会の時にベタ付きしたり特別なお土産あげたりしてるのがギリギリのラインであるということ、ほんまにぞっとして大好き。中学生のせいじくんと同じようなことを、大人ゆえに更に規模感でかくやっちゃう男が七海です。
    そしてあの強面イケメンの態度が露骨すぎて周りは引いてるんだけど伊は伊でみんなに対してそうだと思ってるから「ほんと大人だなぁ」くらいの感想。これは救いなのかそうでないところなのかは専門家の意見が分かれるところです。
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    mmmuutoo

    DOODLE五伊地前提の七→伊の話。
    引き返せなくなった七と、辛辣な伊。
    未遂の罪


     真面目で素直、甘え下手で意外と頑固。私の中での伊地知くんはそういう認識の後輩だ。そう。唯一の、可愛い後輩であった。そんな彼とは、呪術界を去ってからは意図的に連絡は取っていなかった。こちらの自己都合であるのに連絡をとって相手に気を使わせるのに申し訳なく思っていた、というだけでなく、あの業界に後ろ髪を引かれたくなかったのだ。
    しかしこの度、私は呪術師という恐ろしく旧態依然としている業界に出戻ろうとしている。それに際して事務手続きを行うための電話が鳴り響いた。呪術高専からの着信ではなく、よくよく知った個人名が表示された画面。見覚えのありすぎる五文字。勝手に心拍数が上がった。電話に出た声は上擦っていないだろうか。そんな私の心配をよそに、電話越しの伊地知くんの声は淡々として落ち着いていた。社交辞令を挟みつつも、無駄なく、よどみなく出てくる必要書類の案内。久しぶりの先輩とのやりとりに懐かしさを感じているというよりは、ピリ、とした緊張感を醸し出していた。その様子に、ああ、彼は大人になってしまったのだなと寂寥さえ込み上げてしまう。
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