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    ksk_gnsn

    すけべメイン

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    ksk_gnsn

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    弟のお強請りを叶えるべく頭を悩ませていたタルタリヤが、天才錬金術師によって丸っと解決される小説。CP表現はありません。
     旅人、パイモン、鍾離も出てきます。全体的にほのぼの。

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    ksk_gnsn

    DOODLE野営地の見張りを頼まれたタルタリヤが料理を作り、深夜に鍾離と酒を楽しむ話。前半はタルが料理を作ってるだけです。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    「獣肉とトマト、それとニンジン……うん。材料は完璧だね」

     午後五時。テイワット有数の雪山とされるドラゴンスパインの麓の野営地にて、タルタリヤは食材と睨めっこしながらそう呟く。
     本来であれば旅人らと共に山に行きたかったタルタリヤなのだが、水元素では雪山に不利という理由で断られてしまい、野営地の見張り兼炊事担当を甘んじることになったのだ。当然、日々闘争を求めているタルタリヤは旅人の指示に不満を露わにしたが、タルタリヤに炊事を任せたいという一言を聞いたパイモンが「公子のご飯が食べられるってことだな!?」と目を輝かせたことで事態は一変した。

    『公子殿の手料理がどうかしたのか』
    『鍾離は食べたことがないのか?公子はこう見えても、料理が上手なんだぞ!』

     人一倍食に貪欲なパイモンは、以前タルタリヤが振舞った海鮮スープの味を思い出して涎を啜る。新鮮なカニを使ったスープは魚介の味がぎゅっと凝縮され、当時秘境帰りですっかり疲れていた旅人たちは思いもよらぬご馳走に目を輝かせたのだ。
     それからというもの。タルタリヤの料理を気に入ったらしいパイモンは、タルタリヤが旅人に同行するたび料理を作らないか 6325