Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    anzu_kmt

    @anzu_kmt

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 5

    anzu_kmt

    ☆quiet follow

    ♦新作猗窩煉小説
    大正軸生存if 流血強姦もの。
    小説あんず、表紙、挿絵おかきさん(https://twitter.com/okakimt_311)の合作となります!

    <あらすじ>
    黎明の戦い後、瀕死状態のまま猗窩座に連れ去られた煉獄。
    執拗に鬼になれと迫る猗窩座を拒絶した煉獄は、死を目前にしながらもその身体を猗窩座に貪られ…
    ※流血強姦、監禁緊縛凌辱、鬼畜座注意

    ##猗窩煉

    Tap to full screen (size:2121x2972).Repost is prohibited
    💯💯👏💖💖👏💘💘💘🍑❤💗💗💗🌋💯👏💯👏💯👏😭💒💘💘☺🙏💖🙏💖🙏💖🙏🌋🌋💯💯💯💯💯👏💴💒💖💖💖💖😍😍😍🌋😭☺🍌💒💯💯💯😍
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    Tari

    DONE相互さんのお誕生日祝いで書いた炭煉小説です。
    なんにも起きてないですが、柔らかく優しい情感を描きました。
    水温む 下弦の鬼を斬ったときのことだ。そのときの炭治郎には、実力以上の相手だっただろう。常に彼は、強い相手を引き寄せ、限界を超えて戦い、そして己の能力をさらに高めているのだ。
     そのときもそうやって、とっくに限界を超えたところで戦い、そして辛くも勝利した。最後の最後は、満足に身体が動かせなくなった彼のもとに、煉獄が別の任務から駆けつけてくれ、援護してくれたのだ。
     我ながら、悪運は強いと思う。こうして柱に助けてもらったのは、初めてではない。普通なら、とっくに鬼に殺されていたところだ。
     煉獄がほかの柱と違ったのは、彼が炭治郎の戦いを労い、その闘志や成長を率直に喜んでくれるところだ。
    「見事だった、少年」
     そう言って微笑んだ顔が、それまでに見たことのないような、優しい表情で。父や母の見せてくれた笑みに似ているが、それとも少し違う。多分この人は、誰に対してもこんなふうに微笑むことができる。それが家族や恋人でなくても、等しく慈しむことができる人なのではないか。限りなく深く、柔らかな心を、その匂いから炭治郎は感じ取った。
    4145