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    玲ne.

    主にオリキャラ描いてます(๑•᎑•๑)

    小さい画面で四苦八苦しながらチマチマ描くのが好きです。成人済み。

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    玲ne.

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    #戦国パラダイス
    sengokuParadise
    #戦パラ
    para-military
    #二次創作
    secondaryCreation

    pixiv


    これは「戦国☆パラダイス」というソシャゲを元に書いた小話です。


    当時、毎日更新される武将様達の日常を覗き見た感じの一寸法劇場があり、そのやりとりを元に文章書いたり絵を描いたりして楽しんでおりました。

    今回は、当時私が戦パラ内の日記で書いた小話をそのまま載せてみました。
    いやちょっと懐かしくなったもんで。


    読み返したら色々「うぇっヤベぇ…!」と思う箇所が幾つかありましたが、修正したら余計おかしくなりそうなので、半角カタカナと誤字以外の修正はせずに前置きと云う名の言い訳とかもそのままでお送り致します。
    (見落としあったらすみません)

    稚拙ではありますが、かつての戦パラ領主様方に懐かしんで頂けたら嬉しいっす。

    By 本多勢三国白鴉

    ――――――――――――ここから。


    [創作](`●ω●)運営さん、ぐっじょぶ


    と云う投書をした、本能のままに振る舞う白鴉です(*´∀`)←


    もう、愉快過ぎるやねーか!



    Topより。

    ツハ`●д-リ{ん 甲斐姫…その格好は…


    ノノcリσ∀σリ{政宗さん、甲斐は…嫁に参ります…


    ハσ∀σル{えへへ、ボクもお嫁に行ってくるねー


    ツハ`●дOリ{はぁ お、お前ら急に何言っ――


    ノノレ`-д-ル{…オレも…嫁に参るッ


    ツハ`●дOリ{うわぁあああ (ガバッ)……ゆ、夢か…

    ↑公式オリジナル。


    改変小話
    武将たちの日常から派生した創作小話です。

    白鴉は可哀想なまでの貧相な脳みその持ち主で、しかも文才と構成力に恵まれなかった哀れなねずみさんなので、色々細かいとこは見逃してあげて下さい

    まーくんが散々な目に遭ってます

    「平八」は忠勝様の事です。


    ――――――――


    誰かに呼ばれた様な気がして目が覚めた。
    気が付いたら起きていた、そんな感覚すらあるが、何だろう…。

    やけに疲れていた。
    俺は眠っていた筈なのに。


    夢見が悪かったのだろうか。
    思い出そうとするが、寝起きなせいもあって上手く頭が働かず欠片すら思い出せない。

    そもそも夢とは、覚醒すると同時に忘れちまうもんだ。

    俺は簡単に思い出す事を諦めた。

    思い出せないのは、思い出したくないからかもしれないし、何か切れ端を掴もうとした時に感じたのが悪寒の様な気がして、これ以上、思い出そうとする事に気が進まなかった。

    …所詮は夢だ、何かを暗示する大事な夢ならまた見るだろう。


    未だ外は暗い。寝直す事にしたが、寝返りを打ったところで喉の渇きを覚え、身体を起こして枕元にある急須に手を伸ばした。


    スッ

    何の前触れもなく聞こえた襖の開く音に、白湯を注ぎつつ視線を動かすと、そこには…純白の衣装に身を包んだ甲斐姫がいた。


    「ん 甲斐姫…その格好は…!!てかこんな時間に人んちで何をして―」


    「まーくん…いえ、政宗さん。甲斐は…甲斐は嫁に参ります…」

    いつもの勇ましい姫じゃなかった。姫はしおらしく微笑むと目を伏せ、そして三つ指を揃えて深々と頭を下げた。


    「ちょっ、急に何を言い出すんだよ…あっ」

    湯飲みから白湯が零れ、盆からも畳に溢れ出ている。慌てて畳を拭いていると、襖が更に大きく開いた。

    「えへへ、ボクもお嫁に行ってくるねー!」

    現れたのは秀坊だった。何故か…いや今に始まった事じゃねーが、女装して甲斐姫と同じ花嫁の出で立ちで現れた。


    「はぁ!?お、お前ら急に何言っ――」


    真夜中にふざけんじゃねぇ、と言おうとした俺の前に、更に花嫁が現れた。

    またドレス…姫と秀坊以外でドレスを着そうなのは…西国のヤツだろうか。

    いや、ヤツであって欲しい。
    他に違和感なく着こなせるのはヤツしかいない。

    祈る様な気持ちで下から上に向かって、恐る恐る視線を動かした俺は、文字通り固まった。

    …平八…


    純白の衣装にやっとで収まっているのは、隠しようのない見事な筋肉。

    その衣装はぴったりとした意匠で、その上身頃は身体の曲線をそのままに反映していた。そう、まるで石膏像。下半身はふんわりとしていて幸いしたと云うべきか。

    姫と同じ、人魚を思わせる様な意匠でなくて良かったと心底神仏に感謝した。


    ヤツの身体は見馴れている。同性でも、いや同性だからこそ解るその素晴らしさには惚れ惚れする肉体美だ。

    いつもなら、口にはしないが美しいとすら思えるのに。

    …なのに。纏う衣次第でこうも暴力的になるとは。

    目が、離せない。
    逸らしたいのに逸らせない。

    この状況を何とかしたいが、目の前の光景が余りにも衝撃的で、何か暗示でもかけられたかの様に目が離せない。

    声すら出せず、情けなくも俺は、金魚の様に口をパクパクするのもやっとだった。

    そんな俺を、無言で見下ろしていた平八の顔が凄みを増し、ドレスの裾を掴み勢いよくたくしあげたかと思うと、ドンっと足を前に踏み出した。


    「…オレも…嫁に参るッ!」

    いつもの、今から出陣でもするかの様な、静かでありながらも力強い口調と声音だった。

    今、嫁に参るって言ったか…?
    嫁に行く気か?

    だ、誰の元に…?


    何かのタガが外れたのか、笑いが込み上げた。そして油断した。

    衣装の裾から覗いていた赤いものに、無警戒で視線を向けた。

    こ、これは南蛮渡りの…はいひーるって云う女物の靴じゃねーか…?


    そ、そこまで徹底して…

    ぷち。

    何かの切れる様な音がした。
    様な気がした。


    「う、うわぁあああ!!」





    悲鳴を上げたと同時に目が覚め、俺は勢いよく跳ね起きた。

    「……ゆ、夢か…」


    嫌な汗が吹き出ていた。

    額の汗がコメカミを伝って滴り落ちる。

    「冗談きつ…」


    汗を拭おうと、枕元に用意してある手拭いをひっつかむ。

    ん…?

    …何で濡れてんだ?


    まぁいい。べたつく汗だから、乾いた手拭いより濡れたおしぼりの方がいい。

    最近熱帯夜が続いているから、小十郎が気を利かせて清拭用にと用意してくれたのだろう。

    早く気分を切り替えようと、何か引っ掛かりを感じつつも俺は深く考えない様にして、擦る様に額やら首筋を拭った。


    未だ心臓が早鐘を打っている。
    初陣の時ですら、大して動じもしなかった俺が何てザマだよ。竜が聞いて飽きれる。


    明日…いやもう今日か。


    今日俺は、平八を見て平静を保てるのだろうか。

    そう考えただけで、心臓が悲鳴を上げた。

    情けねぇ…

    いやでも誰だって、東国無双やら鉄の肉体武人と呼ばれる男のあんな姿を見たら、動揺せずにいられまい。

    いや、そんな夢を見る俺もどうかしているよな。どんな潜在意識が働けばあんな夢を見たり出来るのだろう。

    そこまで考えたところで自嘲し、思考する事をやめて深い溜め息を吐く。

    そこではじめて、自分は喉がひりつく程にカラカラに乾いているのだと自覚した。

    手拭いを盆に戻し、同じ盆の上にある急須に手を伸ばした。


    …ん?


    何故だ。急須が軽い。


    しかも湯飲みには、白湯がなみなみと注がれている。


    夢の中と同じ様に。


    …ま、まさか…だよな?

    引いた筈の汗が再び肌を湿らせ、あっと云う間に滴となり、コメカミを伝って布団の上に落ちた。

    こ、小十郎が…そうだ、小十郎が気を利かせて…



    コト…。



    急須を手にしたまま背後の襖を振り返る。


    スッ…スッッ…

    衣擦れの音が、段々近付いて来る。


    息を潜め、襖を凝視して耳を研ぎ澄ませていると、衣擦れの音は襖の前で止まった。


    瞬きをする事すら憚られ、身動きひとつ取らずに襖の向こうに居る気配の動きを待った。

    無意識に、護身用の小刀を手にしていた。




    ススッ


    襖が小さく開き、そして掛けられたのは…白い手袋をした手だった。


    ま、まさか…


    「うわぁあああ――――!!」








    最初に戻る(笑)


    ツハ`●дOリ{(笑)じゃねーだろ!




    最初は大とろ様脚本の、まーくんへのおイタでしたと云うオチのつもりで書きはじめたのに何でかな(笑)


    大とろ様の為なら、忠勝様は何でもなさる、白鴉はそう信じているだよ(`●ω●)


    勿論、井伊にゃんも


    それが面倒臭い三河武士の主君愛だもの(*´∀`)


    赤いハイヒールは、花嫁さんに欠かせないハッピーアイテムだと聞いた事があるもんで。

    忠勝様のあんよに合う、かつ、忠勝様の体重を支える事が出来る強靭なヒールを持つハイヒール…特注だろうな(笑)




    さて寝るか。


    おやすみなさい(*´ω`)ノシ





    2011/6/10 03:24

    ――――――――ここまで。

    さっき思い出したけど、色んな武将様の花嫁姿描いたんですよね。
    残念ながら今手元にあるメモリーカードには入ってなくてお見せ出来ないんですけどね。

    勿論忠勝様のもあった。フリルモリモリで無駄にちょー頑張ったんだぜ!
    今思うととんでもねーもん描きまくってたな私。
    懐かしい(๑´ㅂ`๑)
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