37℃でとろかせてあれから、マークスは性の勉強をしているらしい。
うう…なんでそういうところも真面目なんだ…。
マークスが俺をマスターとして慕ってくれるのは、嬉しいんだけれど、恋愛となると話しが違ってくる。
それでも、大型犬のようなマークスが手入れをしようと俺が部屋を訪れると、マスター、いつまでいられるんだ?と尻尾を振って喜んでくれるのは正直嬉しい。
まだまだ新米で軍人としても半人前の俺を、マスターと認めて、部屋に訪れるとキスをしてくるマークス。
好きだ、マスター…と潤んだ瞳で見られて、だ、だめだ、マークスと、いつまでも「待て」をさせているのは忍びない。
そもそも貴銃士に性欲はあるのだろうか?
いや、でもこの間のマークス、ちゃんと勃起してたし…。
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