「なんで急に？」
　突然のリオセスリからの言葉に目を丸くしたタルタリヤは、なんとか言葉を絞り出した。だって、突然だったからだ。

　タルタリヤは昨日、部下たちと飲んで騒いで、気分の良いままリオセスリとホテルで落ち合ってセックスをした。恋人ではないがお互いずるずると続いて、しかし割り切っていた関係……だったはずだ。
　
　情事終わりの気怠くも少しだけ浮ついた気分のなか、第一声が付き合おうなんて言い出したリオセスリに、目を丸くして冒頭の台詞、そしてすこし湿った疑心暗鬼の視線を向ける。
　「前々から考えていたことだ。ただ公子様に疑われるほどムードもないまま、たまたま今日言ってしまっただけさ」
　疑う視線は消えないどころか、何か物申したげな雰囲気まで醸し出すタルタリヤに、リオセスリは片手で頭を撫でるだけで、何も言わずに水を取りに部屋を出て行った。水なんてこのホテルには部屋に備え付けてあるのに、だ。

[莫婷]People Eater全文3K＋
预警：女方死亡/冰恋/吃人
↑刺刺选曲都是People eater了吃个人很正常吧！！
个人觉得不是很变态但是还是说声请做好心理准备。

——

离雨婷的死讯传到莫承威耳里时已经过去了两三天。躯体外伤的检查记录是由别的部门的医生负责的，那人在登记名字的时候忽然觉得这一笔一画组成的名倒是眼熟，仔细想来才恍然大悟那是平常经常出现在莫医生的通讯记录里面的一个女孩子。在其他医生的记忆里离雨婷只来过一两次，而且每次来都不像其他前来寻找莫承威问诊的心理疾病病人一样心事重重郁郁寡欢的样子，永远是那副平平静静的神色，在一众病人中似是鹤立鸡群，因此所有人都自然而然地记住了这样一位红衣少女的存在。

死亡对于这被赋予了沉重含义的医院来说习以为常，只是「与莫医生大概认识」这一层身份让她多了层特殊的含义。当其他人告知莫承威这个消息时他也没有过度激动，只是蹙眉轻声道，原来如此啊。他说这话的时候是医院的午休时间，病人并不多，莫承威把白大褂脱下来挂在椅背上，只露出里边内衬的粉衬衫，手上把着一团红线编着已经形成轮廓的半成品，灵巧的手指在里边穿动着。好像她的死亡并没给他带来多大的波澜。