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    カワセミ

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    カワセミ

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    泡沫の夢に踊れ もしかするともう1枚だけ増えるかも

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    recommended works

    ktkr45_great12

    DONE「何かしらのショックで物を深く考えてられなくなって一人で生きていけなくなったグエを保護するオルさん」と言う俺だけが楽しいシリーズなオルグエ
    設定はふわっとしか考えていません。時々シリアスみたいなそれっぽい事書いてるけどふわっとしか考えていません。とにかく二人のゆるゆる日常が欲しくて書いてます。
    出会い出会いは戦場だった。と言っても、ドンパチした訳では無く、俺たちの部隊が駆け付けた時、既に戦闘は終了していた。正確にコックピットを貫かれた敵機の残骸。その残骸の中心に背を丸め横たわる様な形で機能を停止しているモビルスーツがあった。恐らく元は白だったのであろう機体は撃墜した敵機のオイルやら硝煙やらが纏わり付いて、所々が赤紫色に染まっていた。

    (まるで血に濡れている様だ)

    周囲を警戒しつつ、モビルスーツに近付く。外側から見た様子ではコックピット周辺に破損は見られないが、「中」がどうなっているのかは開けてみないと分からない。

    (乗っている奴は何者だ? こちら側の陣営か、それとも)

    このモビルスーツが何処の所属か現時点では何の情報も無い。もしもパイロットが生きているなら尋問する必要がある。自分の機体から降り、片手に銃を構えると、外から強制的にコックピットを開けた。
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    あびこ

    DOODLE好感度普通の御影先生と、別の教師の葬式で再会するマリィの話。
    最終的にみかマリに着地する予定ですが、美術部マリィが美術教師に片想いしていたという特殊設定なので注意。
    ※マリィ=小波美奈子
    夏橙1 ミーンミンと夏を象徴する鳴き声をBGMに、脳天からジリジリと強い日差しが容赦無く降り注ぐ。降水確率0%最高気温38度と予報された本日のはばたき市は夏真っ盛りといった気候だ。そんな真夏日に上下黒のスーツを着込み、あまり使用機会に恵まれない同色の革靴を履き、焼けた鉄板のように熱されたアスファルトの上を御影小次郎は歩いていた。駅から続くゆるやかな坂道を登っていく途中で、つきあたりに白地に黒の筆文字で書かれたシンプルな立て看板が見えてくる。看板には「橘家式場」とある。そう、今日は彼の同僚の告別式なのだ。


     御影がその知らせを受けとったのはその日の受け持ち授業を全て終え、畑の様子でも見に行くかと早速理科準備室でスーツからいつものツナギ姿に着替え終えた頃だった。デスクの上、採点中の期末テストが扇風機の風で飛ばないよう重し代わりに置いていたスマートフォンがブブッと震えた。適当な本を代わりに置いてスマートフォンを持ち上げた御影は、通知画面に表示された送信者の名を見て首を傾げた。
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