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    KAIKA_ver

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    KAIKA_ver

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    大学生🐶×バツイチカフェ店員🦊♀
    にょたの続きが落ちてたから供養

    手を伸ばした2そのままベッドで揉みくちゃになりながら服を脱ぎあう。ウォヌはミンギュを押し倒してブラを脱いで胸に手を這わせる。
    「そう……そうやって、んっ」
    ミンギュはウォヌに教えられるままに揉みながら首筋にずっと鼻を這わせて匂いを嗅ぎ続ける。ウォヌは震える息を吐きながらそっと手をミンギュの下半身に這わせてそこで、その手を止めて肩に額を押しつけてため息をついた。
    「ごめんなさい……ゴムが無いです……」
    「あっ……」
    勿論ミンギュが持ってるわけもなく、2人は下を向いてしまう。
    結果2人はその日はせずにウォヌがフェラをして、2人でシャワーを浴びて流れるようにベッドで抱き合いながら眠りにつく。
    眠りにつくまでウォヌがリードしてあげるし、ミンギュはずっとウブな反応ばかり。
    抱きしめて寝る時もずっとテント張ってて、ウォヌがその度に抑えてあげようと手を伸ばすんだけど、流石にミンギュが手を抑えてその手にキスしながら耳赤くしてチラッとウォヌを見上げる。
    「あの…もう終わらないんで大丈夫です……すみません」
    「元気、なんですね」
    「うっ……すみません……」



    朝自然と目が覚めて、ウォヌはぼやける視界の中に人の気配がないことに気づく。下着一枚でブランケットにくるまって抱き合っていたのが幻のよう。
    眼鏡をかけて部屋を見回して少しの期待も込めてリビングも洗面所も見るけどやはり居ない。そして最後玄関に行き靴が無くなっているのと、自身が脱ぎ捨てた靴が綺麗に並ばれているのを見ながら髪をかき上げてため息をつく。
    間違いを犯してしまった。
    時刻は8時仕事に行かなければ。多分彼はもうバイトには来ない。新しいバイトを探さないといけない。それに他のバイトに彼が来ない理由を嘯かなければいけない。
    やってしまった。と後悔の念に眉根を寄せたままパンツにTシャツだけでコーヒーを淹れに行くウォヌ。
    ウォヌはサイドテーブルに置かれたノートの切れ端に気づかなかった。
    そのノートには「一限なので帰ります」という走り書き。





    料理のないカフェで、コーヒー類とクッキーとかケーキのみなのでお昼はそこまで忙しくなくて、14時ぐらいから忙しくなるお店。
    なので出勤してさっさと店の準備して一人で仕事を進める。今日は忙しくなっても一人だしどうしようとか軽く考えてる。
    きっと彼は来ない。
    ディノ君に連絡して入れないか聞こうかなぁとか思ってると徐々に忙しくなってくる。
    所謂ワンオペだからちょっとだけてんやわんやしてきた時にまたドアチャイムが鳴る。
    「いらっしゃ、い……」
    「お疲れ様です!すみません遅れちゃって!」
    走り込んできたのはミンギュ。お客さんの隙間をぬってカウンターに入ってくるとすぐにバックヤードに消えていく。
    なんで、来たの。どうして来たの。来てくれたのか。それともいい子だからドタキャンはできなくて来てくれたのか。
    「あの……」
    「あ、すみません。注文お受けします」
    制服といっても白シャツにエプロンだから、すぐに出てきたミンギュが手を洗ってオーダーの入ったコーヒーを片っ端から作っていく。白シャツに着替える時に急いだせいでボタンかけ間違えてるし、急いでたから胸元少し開き気味のミンギュ。女性のお客さんにコソコソ裏であの人かっこいいねって言われててほしいし、それに気づかないでほしい。
    2人はまともな会話をする時間もなくコーヒーを作って行く。途中で少し手が空いた時にウォヌがコソッとミンギュに「ボタンのシャツかけ間違えてますよ」って教えてあげる。
    「店長この在庫出していいですか?」
    「あ、お願いします」
    もう普通に会話をしている。蹲み込んで在庫補充をするミンギュの横でウォヌはマグカップを戻しながら、声をかけるか悩んでいた。
    どうして来たのは違うし、なんで?も違う。ごめんなさいが正解なのかもしれない。ウォヌはギュッとカップを握りしめて声をかけよう。とした瞬間。
    足首に指が触れた。
    驚いて顔を向ければミンギュがウォヌの靴擦れの跡を触っている。
    「あっ、すみませ、ん」
    慌てて指を離すミンギュ。耳を真っ赤にしたその顔を見つめたままウォヌは蹲み込んで自分の靴擦れを撫でる。
    「靴擦れよくするの」
    「お、れもよくしてて、つい踵踏むようになっちゃっ、て」
    自然と顔が寄る。お店にいるお客さん達には見えないカウンターの中。2人は気づけばあと少しで唇が触れる距離まで寄っていた。
    「今なら」
    「え?」
    「今なら、まだ間違いで済ませられるよ」
    「……間違いにしたく、ありません」
    ミンギュから唇を寄せてキスをした。触れるだけのキスをしてまた2人は目線を合わせる。

    もうそれは間違いなんかじゃなくなってしまった。







    「え、店長気づかなかったんですか?!俺メモ残したよ?!?!」
    「……小さいメモなんて気づかない」
    ちょっとだけ拗ねた顔をすれば、でっかい紙に書きますって言うミンギュ。ミンギュはウォヌさんが可愛くて仕方ない。
    いつもはスンってした顔してるし仕事中もそこまで表情変わる方じゃないけど、ミンギュが見てきたウォヌは美しくって可愛くってエロくって素敵なお姉さんなのだ。
    初めて見た顔にぐぬぬぬってなるミンギュ。
    ミンギュは、大学生だし若いし、ウォヌにメロメロ。
    「今日は来てくれてありがとうございます。助かりました」
    「元から出勤予定でしたし……」
    「えぇ、でも、ほら……」
    ちらっと見上げて、間違いに出来なくなったって心臓がざらつく。
    たしかに間違いにするかしないかを決めさせたのは自分。逃げたのだ。彼に全ての責任をなすり付けるように私は彼に選択させた。
    自分の引き攣るような寂しさに乗せられてなのか、ただ彼に惹かれていたのか。もうわからない。
    間違い。でも、間違いではなくて運命だとしても、手を伸ばしてしまったのは私なのだ。
    彼は悪くないのに、彼に選択を委ねてこの罪の共犯者にしてしまった。


    もう続き書かないと思う😢
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