私の契約者 俺がいる村は邪神・ハスターへの信仰があり、人柱として村の若い男を沈める風習がある。
俺はその人柱でたまたまハスターの洞窟と呼ばれる秘境へと入れた。
そこに入ってからは村人は分からないので分からないが、定期的に腕が現れる壺の腕を掴み、中身を引っ張り出すと……白い髪をした……異教の俺と同じよく似た容姿の……海賊
「我が名は亡霊船長……そちらではハスターと呼ばれてるも……
貴様……そのオドは……あのユーリエフの」
ん?俺を知ってる?
「……グラナートと言う禁獣を知っているか?」
「ソーンの眷獣ですね。」
と聞いたら帽子を脱ぎ、亡霊船長と呼ばれる彼は跪いた。
「……グラナートの主人の身内であれば…俺のこの身、好きにお使いください。」
よく分からないが…恐らくグラナートと彼の間に何かしらの関係があると思いながら、少し面白い事を思い付いた。
「好きにしていいなら、貴方の身体も俺の血肉にすることを許可してくれるんですよね?」
と言うと少し見開きながらも彼が蛸の眷属である事を逆手に取った条件を提示して、拒否したら殺してしまうかもと言ったら、悩みながらも承諾してもらい俺はその彼……亡霊船長と「契約」を交わした。
お互いに……人柱として来た人に捕まらないようにする為の、身を守る為の『契約』を。
───
「……っ……」
ちゃんと触手のコントロールが出来るようになる為の教育をするからと出してもらったタコの足のようなモノを床から出して攻撃的だったが、魔剣でそのタコの足のようなモノを斬って行くと痛覚はあるらしく呻き声が漏れた。
なるほど……この吸盤を1つ1つ刺していくとどうなるのだろうか。
と考えたが…
「アルマ一刀流秘奥義・アイシクルコフィン」
一気に出ているタコの足のようなモノを凍らして、女王陛下のカードで一気に割れば、悲鳴を上げて蹲っていた。
「……やはり痛覚があるのか。」
黒い髪を掴み、うずくまっていようが「教育」の時間だからな。
「亡霊……私との契約……忘れてないですよね?」
「……忘れて等……なっ……グフッ」
攻撃的なタコの足のような触手を凍らせながら腹を殴り、触手の使い方を間違えれば痛みを伴うと身体に教えこんで行く。
「ゴホッ……あっ……」
「ほら、気絶してる余裕なんてありませんよっ!」
腹を思い切り膝で蹴り上げ、俺を止めようと触手は絡み付いてくるが……当の本人は墨混じりの唾液を吐いていて、余裕すらないようだ。
「……物覚えが悪い人ですねぇ。」
意識が朦朧としている相手の服を脱がせて、慣らしてもいない尻穴に一気に押し込んだ。
「……あっ……」
「いい声、だけども貴方のこの生殖器は俺だけの物ですからね。」
はたから見たら強姦の様にも感じるかもしれないが、この人はこうやって俺に強姦されないと感じない人だ。
「……あっ……アダムぅ……おにゃか……ごりゅうってぇ…っ」
「……おやおや?
貴方は俺に腹を殴られながら、犯されたい人じゃないんですか?」
岩肌に手をついてバックで犯しながら腹をグッと押してやれば墨混じりの唾液を吐き出しながらも潮を吹いている。
口から漏れ出す声は下品で、嘔吐混じりだが腹を殴られながら無理矢理犯されて興奮する様な変わり者だが……
「……ココ……貴方の産卵器官ですね。
いっぱい中出しされても貴方は産卵出来ませんもんねぇ。」
腹を殴りながら首を腕で締めてやれば…ほら、イくのが止まらなくなって中もすっごい搾るように締まるから凄く気持ちいいんですよね。
「あなたみたいな方は本当に可愛らしくて、食べてしまいたくなりますね。」
ヤりながら彼が出した触手の一部を食すのがマナーですからね。
俺の性欲が治まるまで彼を手酷く抱き潰した。
そんなある日の事だった。
トレジャーハンターが宝箱を求めて俺たちの住む洞窟にやって来ると言う噂を魚達から聞いた。
「……亡霊、貴方は何をすべきか……お分かりですね。」
「……はい……」
服を着ながら触手を俺に巻き付け初めたが……弱い。
「……亡霊、上手く出来たら……大好きな首絞め腹パンしながら貴方の交接腕にたァっぷりと中出ししてあげますよ。」
と、亡霊の生殖器以外にも交接腕と呼ばれるこの方にしかない触手への挿入を行うと言えば…ゴクリと唾を飲んだ。
「……でも……アダムの服……汚れちゃいます……」
自分の吸盤で俺の服が汚れるのではないかと心配していたから、汚れてもいい服を用意した。
「……トレジャーハンターは1週間後に来ます。
なので貴方が俺を拘束出来るようになるまで……今日からみっちりお勉強しましょうね♡」
腹部がミシミシと音が鳴るくらいに拳を押し込みながら、中に出した俺の精液を塞ぐプラグが抜けないかをしっかりとチェックした。
亡霊はちゃんと教育してやれば出来る子なのだが、こう言った主人である自分を人質にする演技をするのは初めての試みなのでしっかりとケアをしてやらねば、簡単に壊れてしまうほど脆く、繊細な子だ。
「……亡霊、はい……上手ですよぉ。」
最初の2、3日は抵抗があるのか俺の身体に触手を巻き付けることができなかったが……ちゃんと巻き付けることが出来れば褒めてやる。
魚達からも間に合うのかと心配されたが、亡霊はちゃんと出来る子だと知っているので今は人に対して触手を使う練習をさせて2日で演技を仕込もうと思います。
「……アダム……痛くないですか……?」
力加減等も手探り状態な彼は不安そうに問いかけながらもしっかりとアドバイスをしてやった。
「……はい、ちょっとずつ力を入れてみましょうか。
じゃないと俺は簡単に抜けちゃいますよ。」
トレジャーハンターが来る前日には俺が身動きすら取れないくらいまで仕上がっていたが……魚達からもう来たと聞いたので、亡霊に言った。
「……亡霊、空いてる触手で奴らを始末するつもりで行け」
「……嫌……俺……殺しは嫌だ……」
殺しは専門外だと言うから、脅すくらいなら出来るだろうと言って俺を触手で拘束させた。
「……亡霊、俺の演技の逆をしてください。
貴方は悪の海賊ですよ。」
と、オドで亡霊のアナルプラグをズボン越しに押し込みながら命令をした。
俺の精液を腹にしっかりとしみ渡らせてあるから、少しのオドで亡霊を操る事など造作も無い。
「うわぁぁぁ」
俺の声でトレジャーハンター達が走って来たから、亡霊が笑みを浮かべながら
「ひぃ、ふぅ、みぃ……上手そうな贄が来た。
こちらを喰ろうてからじっくりと味わうか……」
と触手を使ってコウモリ少年が喰った死体を触手で拾い上げれば…トレジャーハンター達は急いで逃げて行った。
オド操作の解除は俺の手元に来る交接腕の精子の受精口に指を入れて掻き回してやれば亡霊にとってはS字結腸を抜かれるよりも強く、全身に高圧電流のような快楽を流せるので、そうしている。
拘束が解かれ、舌を出して強過ぎる絶頂に声を出せない亡霊の帽子を取った。
「……あぁ、やっぱり貴方のアヘ顔……可愛らしいですねぇ。」
「……あっ……ありゃむぅ……もっ……イきたくにゃ……っ────♡♡♡♡」
ほら、交接腕の処女貰ったらもう息が出来なさそうですねぇ。
交接腕でのSEXによる絶頂地獄を味わう亡霊の身体はビクビクと跳ねていて喘ぎ声すらも出せないくらいはしたなくイきまくって……あぁ、やはりこの交接腕を食べるのは惜しいですね。
交接腕と、亡霊のアナルを交互に挿入しても強過ぎる快楽によって本人は意識を飛ばしているから、分かってないだろうけど…その分かってないくらいイかせるのが好きなんですよね。
「……今日もいっぱい搾ってくれましたねぇ。亡霊。」
気絶してる亡霊船長を抱き上げてベッドに連れて行って休ませる事にした。
───^
俺は……身体は男なのに交接腕が雌だから、それがコンプレックスだった。
だけども、アダムは……それでも良いと言ってくれた。
ハスターと呼ばれるのは……コウモリ少年の方で俺はただの洞窟守に過ぎない。
兄弟で同じハスターの身内である事には変わりは無いが俺に神気が無いから、他人から精気を貰わなければならなくて……。
アダムのオドは俺との相性が良すぎるのか、アダムに触れられただけで絶頂が止まらなくて……。
壺から引きずり出された事なんて無いのに……アダムは、俺の絶頂を見逃してはくれなかった。
声も出せない様な深くて甘い絶頂。
腹部に残る痣の痛みよりも、情事後は意識が戻るまではアダムが側に居てくれて……服も着替えさせてくれてるのに胎内にはアダムのオド混じりの精液で満たされていて……また拳が欲しくなる。
腹パンなんて痛いだけだと言うのが大半だが……お腹を殴られ無いと……アダムのオドを中和出来ないから。
俺は……コウモリ少年と違ってオドが弱いからその容量も少ない。
だからこそ……もっと、アダムにふさわしい打つわにならないといけませんよね……。
「……アダム……俺の足……美味しくなかったらやめていい……」
いつも食べられるが、再生するし良いかと思ってるのですが……味が無いだろうし……。
「……今度亡霊も食べます?
お腹を殴られてる時の貴方の足、凄く甘くて歯ごたえが凄くて絶品なのですよ♡?」
「……や、いらない……。
俺は……アダムの精液と愛情が欲しいから……。」
俺が一方的にアダムに依存しているだけ……それとも……また別の理由?
人柱として村の奴等にこんな感情を抱いたことないのに、アダムには雌にされる事が……たまらなく好きだ。
今も……ダメなイき方しているのに、アダムに悟られないように必死に耐えていたら耳を噛まれた。
「……やっ……今触ったら…」
「亡霊は……絶頂体質なんですね。」
可愛いと言われながらもアダムの指は俺の交接腕の受精口にかけられていて……
「……やめっ……アダム……それだけは死んじゃうから……っ…」
俺の両足を肩に掛けて……交接腕と同事攻め
ただでさえ気持ちいいのが止まらずに、アダムにキスをされながらお腹の奥まで押し込まれて乱暴にアナルも口内も交接腕も……全ての生殖器を犯されてこんなの……無理ぃ……っ…
胎内がアダムの形を覚えるまで犯されて、受精口から受精しないとも言いきれないから受精したらどうしよう……っ…。
交接腕が受精……触手使えないから、新しい人柱が来ても迎えに行く事が出来ない。
こんなの……凄すぎて……戻れなくなってしまう……っ…♡
アダムに舌を噛まれながらの中出し……気持ちいい……♡
イかされ過ぎてぐったりしてるし、髪も黒いまま戻らなくなって……このまま……アダムがくれる快楽に堕ちて良いんですか…っ♡
───数ヶ月後
胸に快感抑制効果のあるブローチを着け、受精してしまった交接腕は産卵部屋に置いてきた。
「……亡霊、良かったんですか?」
「人柱を迎えに行くのは私の任務ですよ?
ハスターへの贄は、まだまだいるんですから。」
コウモリ少年は生き血を啜り、俺の受精した交接腕は精気を啜るから人柱が来てくれるのはかなり有難い。
さっきまでアダムに殴られた腹部に甘い鈍痛が走り、中に出された精液が零れないように挿入されたプラグが少し緩く感じた。
それだけアダムの形になるように開発されて……「教育」されているから、ちらりと隣を見ればアダムがニコッと何事もなかったかのように笑みを浮かべる。
「……ハスターの財宝目当てのトレジャーハンターが増えて来てますね。」
「まぁ……この辺は沈没船が多い場所だから、トレジャーハンターが増える事は贄が増えて大助かりなんですよね。」
前まではずっと絶頂を続けていてアダムとこうやって話すことは無かったから、帽子とブローチに快楽抑制装置を組み込んでくれたからアダムと交合う寝室でのみ絶頂するようになったので、体力的にもかなり余裕が出来た。
さて、アダムが来た村からの贄を迎えに行こうとしたらいきなりアダムに腹部を殴られた。
「亡霊、貴方は私の雌ですからね?」
「ゴホッ……あっ……かはっ……」
油断していたとは言え、コレ殴られたらダメな場所入った……苦しい……痛い……
息が……出来ない……助け……っ…
「亡霊、大丈夫ですか」
口から血が止まらなくなって、しばらく動けなくて……医者が来てそのまま入院に。
───
亡霊が血を吐いて居たのでびっくりしてしまったが……内臓にダメージを受けたのでしばらくは動けないと。
「……命に別状は無いのですが、コレからは腹部に負担をかけ無い方がいいですね。
幸い今回は肋骨にヒビだけで済んでますが……。」
腹パンをコレからやめるようにとドクターストップが入り、亡霊は麻酔で眠って居て……俺のオドを容量を増やす点滴を受ける事にもなったのでしばらくは安静にしなくてはならないので面会謝絶になった。
その間は私が亡霊の服を着て氷柱でトレジャーハンターの応対をする。
面会謝絶の亡霊に代わり、私が色々対応して彼の交接腕にも受精させにいかなきゃいけませんからね。
一応快楽抑制効果のあるブローチは彼に着けさせているので、受精時の強過ぎる絶頂は彼には伝わらないようにしてあります。
「本当は貴方を孕ませたいのですが…まぁ……私から離れなければ良いのですよ。」
クスクスと笑いながら産卵が終わったばかりの彼の交接腕にキスを落とし、再度種付けしてから産卵部屋を後にした。
彼のアナルとは違い、ネバネバして生暖かい感触がより興奮を誘う。
アナルの方はほんのり冷たく、ぷっくりとしてぷにぷにとした感触なのに搾り取るように蠢く可愛らしいモノなのに首を絞めたり腹パンをしたら一気に締まって、赤い眼がその時だけ俺と同じ金色に染まるから…。
黒い髪に金色の瞳に染った彼は非常に感度が高く、自分にしか見せない姿だからこそより愛おしい。
魚達からは俺が亡霊に捕らわれた可哀想な餌だと思われているが、本当は俺が……亡霊を捕らえて居るんです。
「……貴方の船は絶対に見つけさせませんよ。」
彼の船は既にハスターの洞窟内の俺の秘密の場所へと移動させていて、俺と亡霊の初めての契約の場所だから。
快楽抑制効果のブローチも彼の船から持ってきた。
「貴方の財宝も、貴方自身も全て私の物。
他の人なんかに渡したりはしません。」
彼の船の甲板に座り、年代物のワインを開けながら、ゆっくりと嗜む。
船員が居たであろうこの船も、船長である彼と共に時を刻み……人間だった時の彼の似顔絵が見つかった。
「……ふふ、アレは貴方の生前の姿だったのですね」
黒い髪に金色の瞳を持った、優しく微笑んで船員達に囲まれた幸せそうな絵をそっと額に入れて船に飾った。
綺麗な帆、パインの木材で出来たしっかりとした船。
そして……このベッドは初めて彼を抱いた時に壊れてしまったんでしたね。
青い舌を出して弓なりになる背中はとても美しく、彼は情事中は声が掠れていてほとんど出ないのですが……擬態の為に彼の喘ぎ声は退化してしまったのかもしれませんね。
黒い涙の様な顔の模様は……おそらく蛸の眷属になった時のものだろう。
綺麗な青みがかった透明な涙を流しながら、墨が混ざった黒いヨダレは……彼にしかないもの。
「……亡霊……早く帰ってきてください。」
この船は俺1人では広過ぎるから……。
ワインセラーに残されたワインも、酒の肴にもならない航海記録も……俺の知らない亡霊の素顔に……触れるのが怖くて触れなかった日記帳は……彼の航海記録からずっと続いていて、今までの事……全て書いてあった。
『キチンとアダムと話したいのに、俺は……アイツのオドによる絶頂を止めれないから会話することすら許されない。』
そう……涙で滲んだページに書かれていて、ようやく会話が可能になったのに入院だから……亡霊が居ない日のことは書き込んでおいた。
退院の日、亡霊は真っ先に亡霊の服を着た俺の胸に飛び込んで来た。
「アダム……寂しかった……」
「私もです」
どちらからか分からないキスをして、そっと服を返そうとしたらトレジャーハンターに絡まれて……アイシクルコフィンで亡霊には帽子を目深に被せて全員葬った。
「俺の前に立つな。」
彼には、俺の様に手を汚す事はさせないように。
ほんのりと金色の混ざった白いまつ毛をした紅い瞳、俺よりも華奢な体。
俺の……可愛い可愛い契約者♡
「……あ、アダムにずっと伝えたかった言葉が……」
「奇遇ですね。私もです。」
と二人で声を揃えた伝えたい言葉は『愛してる』。