薫ニキ
∞
掠れた嬌声が部屋に響いた。
限界まで昂らせてから一気に解放したせいだろう。快感が落ち着けばどっと疲労が押し寄せてきた。ニキは微睡みに身を委ね…ようとしたが、相手がそれを許しはしなかった。
時折星の弾けるうすぼんやりとした視界の中で薫の姿だけがはっきりと映った。見せつけるように喉を鳴らし、口端についた白濁をゆったりぬぐう。熱を帯びた瞳でニキを捕らえたまま、薫はゆっくりと微笑んだ。

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