Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ほたぴ

    @EktLs0n

    創作ときどき版権、リアクション全部見てますありがとう。倉庫です

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💙 🍎 🌈 ✨
    POIPOI 659

    ほたぴ

    ☆quiet follow

    神集と牡丹と菜畑
    神集は七校文化祭で申請してない出し物(占い)をやってぼったくろうとしてます

    ##オカ日

    文化祭小ネタ「いるぁっしゃぁ~やせぇ~!いるぁっしゃぁ~やせぇ~!!」

    「あれ?あんなとこに出し物のお店なんてあったかしら。すみません、そこの子!何年生?」
    「わぁ~綺麗なお姉さんですねっ!もしよければ、占いやっていきませんかあ?友達、家族、好きな人のことから、明日の運やラッキーアイテムまでなんでも占いまぁすよ♪」
    「…」
    「…あ、あのーどうかしまし…」
    「なんでもっ」
    「ひぇ??」
    「なんでも占ってくれるのね、わかった。ひとつ占ってほしいことがあるわ。 」
    「はぁい♪了解しましたぁ♪何を占いましょうかぁ!」
    「す…すすすすす、すっ↑き↓な人の事っ」
    「落ち着いてくださいよ~。」
    「…コホン、ごめんなさい…わ、私としたことがこんなこんな事で…ンッ!わ、私の好きな人と、これから、うまくいくのか…教えて欲しいの。」
    「…わかりました。じゃあ、占いするのに必要な事項がいくつかあるので、答えてください!」
    「うん。」
    「あなたの誕生日!」
    「えと、9月4日…」
    「それから、好きな色」
    「んー…緑かしら」
    「最後に、好きな人と今どんな感じか」
    「相手からは意識されてない、と、思うわ…わ、私…普通に接したいのに、冷たくしちゃうのよね。」
    「了解ですぅ、んーー…」
    「…(まだかしら)」
    「ハァ!!!!!」
    「(ビクゥ)」
    「結果、出ました~!貴方は付き合えません!残念ですねぇ…」
    「……え…」
    「これから先何も言えないまま終わりそうです!」
    「…そっか、そう…ふーん、そうなの。ただの…占いなのに…」
    「そ・こ・で~☆ボクが今回、とっくべつに貴方にだけ!用意したのがなんと、こちらっ!ジャジャン!」
    「…何これ。」
    「我が家に先祖代々伝わるすっごーーーーく歴史のあるとてもとてもすごいパワーを秘めた最っっっ高のパワーストーンとお札セットです♪これさえあれば…貴方と好きな人は幸せな運命へ導かれそしてうんぬんかんぬん、まあ最終的に付き合えちゃうんですう~!すごいでしょう!すっごいですよね!?もう買わない手はないです!!しかもこれ貴方にだけ売ってますから!?逃すと二度とチャンスないですよ!!」
    「は、はぁ…(なんだこいつ…)ちなみにおいくらですか?」
    「実は、かなり貴重なもので9万円するんです…」
    「9万!!??」
    「そ、れ、を!なんと、なんと!このボクが大大大大大サービスで、9000円へ値下げ!!!」
    「や、安い!?」
    「(くくっ…かかったな!!)そうですよ!九万もするのが、いきなり1万円以下に…何度も言いますが…貴方だけは特別なんです…このパワーストーンはあなたを選んで
    「おい」
    「!?誰だよ!今いいとこだから黙ってろ!!」
    「…やっぱりお前だったな」
    「えっ?…あ、うげーーー!!!!その声は!そのムカつく顔は!!!お前はーーーー!!!!!」
    「長い」
    「な、菜畑…何でここに…」
    「神集、お前こそ何やってんだ!文化祭、他校の生徒や保護者たちが来るこの機会を、お前は絶対逃さないだろうと思ってたぞ。また“ぼったくり”やってるのか?」
    「ぼ、ボッタクリ!?」
    「ええ、そうです。…あれ?貴方生徒会の…」
    「3年の生徒会副会長、牡丹ながれです」
    「…あのーどうしてこんなとこに?」
    「あ、それはこの人が好きな人のう
    「しーーーっ!!!!!!!!!」
    「…う、後ろ姿を見たから来たとか??とか??」
    「あ、アハハ!そんなわけないでしょ!!!!」
    「まあ僕は興味無いですけど。でも、コイツの物は買わない方がいいですよ。ソレ、他の奴にも売りまくってるし」
    「…………」
    「ぐあーーー!!!菜畑のあほ!!バカバカバーーッカ!!何バラしてくれてんだ!!!くそーー…!ボクの計画がっ………!!!」
    「…私、帰るわ」
    「そうですね、そうした方がいいです。僕も帰ります。」
    「あああああああーー!!!」
    「冬架、程々にしとけよ、ぼったくりも」
    「っっくぅぅぅぅーーーーー!!!!」




    「牡丹さん、会長さんと一緒に見て回らないんですか?」
    「いや、いいんだよ。あのバカは女の子によってたかられてどうせ時間無いし」
    「ふーん?」
    「…まあ、別にいいよ。慣れてるし」
    「頑張ってくださいね。」
    「…くそー、君は分かってるか…」
    「何のことですかね」
    「はは、いいさ。頑張ってやるよ私も」
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😭💞👏👏🙏🌸🌸🌸💕💕💕💕💕💕💕
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works