仮眠スペース碧ちゃんは地下研究室に仮眠スペースを設けないんですか?という質問を頂きました。私から。
碧「……考えたことはあるんだけど、たぶんそんなものがあると、延々ここから出なくなっちゃうから……トイレ以外」
サ「ウォーターサーバーは検討してたな」
碧「……お湯がすぐ出るのが……便利で……」
サ「水分もとらずに夜更かしされるよりはマシだ。ウォーターサーバーは俺が金を出そう」
碧「買うなら自分で出します。遠慮させてください。ここに置くなら私しか使わないから……」
サ「なんだ、使わせてくれないのか」
碧「……?……サスケくんがくつろげるスペース……作ったほうがいい?」
後日
碧「サスケくんが使うと思うと、整理整頓が捗るね!(クソデカひとり言)」ゼェゼェ
サ「開梱できたぞ。どのへんに置くんだ」
碧「ありがとー。えっとねー、この棚をも少しずらして、椅子置いて、はあ、このへんの紙類を全部データにしたら、はあ、ここに置ける、かな、」
サ「休憩にしよう」
碧「結果的に仮眠スペースができてしまったなぁ……」
サ「目覚まし時計も置いてやろう」
碧「わあい時間を忘れて夜更かしする言い訳が潰されていくぅ」
サ「少しは健康的に過ごせ」
碧「まあ紙情報をデータに打ち込むという仕事が増えたので、またしばらくこもりきりですが……」
サ「寝るならいい」
碧「紅茶おいしい」
🥗「仮眠っていうか休憩スペースじゃん」
碧「おやつを置いたらもうダメだった」
🥗「太るよ」
🍅「少しは肥えたほうがいい」
🥗「そうやって母さんを甘やかすー」
碧「父さんからのお土産用の棚が必要かも」
🥗「いや、ここに置いちゃダメでしょ」
碧「ふふふ」
碧「(水分とるようになったから、結果的にトイレのために外に出る頻度も上がったな……)」
碧「ただいまー、と。さてデータ処理の続きを……あれ?」
サ「……よ」
碧「(サスケくんが研究室の片隅で寛いでるの、不思議な絵面だなぁ)」
サ「どうせここへ来ると思ってな」
碧「待ち伏せだ」
サ「人聞きの悪い」
碧「ん、ふふ。ただいま」
サ「……おかえり」