お題ガチャ。宅飲みのラウグレ。宅飲みをするラウレンツとグレーティア。なんとなく甘えたい気分になってしまい、ラウレンツにキスをしたグレーティア。ソフトキスのはずがラウレンツの舌が入ってきて、巧みなディープキスをされてしまった。固まるグレーティアにラウレンツが「気持ちいいでしょ? 続きする?」と戯けて聞くと、グレーティアは真っ赤な顔で何度も頷いた。
<sideグレーティア>
酔いがまわっている状態で口付けをすると、唾液が甘く感じる。いつまでもしていたい。
彼が足や背中、おなかをなでさする。静電気?不思議とピリピリした感触が気持ちいい。
いつもと違う感覚にとまどう。これなら胸も気持ちがいいのではないか?そういえばいつもなら、真っ先に手が行く胸に一度も触れていない。
「あの、……に、触れて欲しい」
「ん?なんだい??」
いつもの睨みつけたくなるようなニヤニヤ顔だが、本当に嬉しそうな表情でもある。そう思った途端、心からそんな彼さえ愛しく思えた。
「いやぁ、ごめん。グレーティアのほうから、して欲しいことを言ってくれるのが、とても嬉しくて。いつも気持ちよさそうにしてくれるけど、俺ばっかりが楽しんでるんじゃないかと思っていたんだ。」
「そう……。あの、、気持ちが、いいから。もっと、して欲しい。」
「よかった。じゃあ、グレーティアはどこを触って欲しいのかな?」
「…………胸です。」
彼の手がそろそろと移動する。羽根で触るようにやさしく触れていた両手はいつの間にかやわやわともんでいた。物欲しそうな目で胸を見ているのがわかる。顔がゆっくりと近づいてくる。舐められる…!これからくる気持ちがいい事と、恥ずかしい気持ちがごちゃ混ぜになって、胸が高鳴る。しかし、彼は顔を私の両胸にうずめてしまった。
しばらくたった。舐められる様子もないが、ずっと胸を揉まれ続けられているだけなのも、もどかしくて仕方ない。
「あの、舐めてほしい…。」
「ん?どこを??」
「乳首」
すんなりと答えてしまった自分に驚きながらも、きっと気持ちがいいと期待する自分にもっと驚く。
「え?あー。いいけど、たぶんもうちょい後のほうが、いいんじゃないかな?ほら。」
「うふぅ」
そういって、ピンとたちあがったそれを彼が指で弾くと勝手に声がでてしまった。
「ね。ゆっくり楽しもう?グレーティアのかわいいところ、ずっとみていたいから」
「ばかぁ」
いつもなら睨みつけるはずなのに、私は微笑んで、そう告げただけだった。
だんだんと、強くなる手、やさしく舐められ、時に激しく吸われる。ただただ気持ちがいい。勝手に声がでることさえ、もう気にならない。いつも彼を受け入れるための入り口がヒクヒクいっているのがわかる。あっ何かが溢れる……?
そう思った瞬間、乳首がじゅっと吸われる。電流が、走った??今まで感じたことのないほどの快感と、共に私は、一瞬気を失った。
FIN