AIが書いた離の小説(過去編)「ッだからさあッ!離が今生きられてんの私のおかげでしょって言ってんの!なんで浮気すんの!」
そういってマイは怒りで震えた手で俺の胸ぐらを掴む。もう片方には包丁。あ〜‥。これは、マズイ。また、だ‥。
(面倒くさいな〜。ホスト応援しながら付き合いたいって言ったのマイじゃん)
「ごめんね?マイ‥その、まじで」「何回も聞いたわそれ!もういいよ!じゃあ私と別れてそいつと付き合えば!?」
「ちょっ!ちょっと待ってよ!それは違うじゃん!そもそも俺は誰とも付き合ってないから!それに..そんなこと言ったらマイだって夜職やってるじゃん」
「うっさい!どうせ金目当てなだけでしょ!?わかってんだよ!私はッ!お金がないと生きていけないから!離の為に!クソキモいジジイ共とやってんだよ!」ああ、始まった。この話になるといつもこうだ。昔から。俺は別にマイのこと好きじゃないし‥顔は可愛いけど、性格に難アリ。
それに俺が好きになったのはこんなんじゃなくて、もっと優しくて、可愛くて、一緒にいると楽しくて、癒されるような人なんだよな。まぁ、そんな人と出会えたことなんてホストやってる以上無いんだけど。
「あのさー、俺ほんとに付き合ってないんだってば。ただのお客さんだよ?」
「お客さんねぇ。どーせ同伴とか言ってホテル入ってるでしょ。知ってるよ。離あそこのホテル大好きだもんね。アタシも何回も行ったし。でもさ、それならそれで言えば良くない?『昨日アフターしてた時、店の子とラブホ入った』って。普通に考えてそれが一番ダメージ少ないと思うけど」
「他の女の話一切すんなって言ったのマイじゃん」「…………」
「‥無視?」
「うるさい黙れ!とにかく!次やったら許さないから!マジで!」
「‥めんどくさ」
「‥は?」
‥やば。今、声に出してた?一瞬で体が冷える。時が止まったみたいに感じる。
‥ギラリ。と、マイの右手に握られていた包丁が光る。ヤバいと思った時にはもう遅かった。気づけば俺は刺されていた。自分の腹部がどんどん熱くなるのを感じる。
「え、嘘でしょ..」
「お前が悪いんだろ?全部お前が悪いんだ死ねばいい!離殺して私も死んでやるから!」
瞬間飛んできた2回目の攻撃をすんでのところでかわして、俺は鞄も何も持たずにマイの家から飛び出した。「はあっ、はあ..くっそいてぇ」
血は止まらないし、頭もクラクラするし、正直死にそうだ。病院に向かう間に倒れて死にそう。誰か、この近くに知り合いの家とかあったっけ‥?スマホも財布も何もないし、とにかく誰かに助けを求めたい。ふと、最近知り合った友人のことを思い出す。アイツ確か家近いって言ってた気がする……。