巻戻士16話感想殴り書きメモ前話（15話）をYouTubeアニメで見てから…ずっと先が気になってたんだよ！！！
※巻戻士公式YouTubeアニメで15話を見たその後、コロコロオンラインでも漫画が読める事を知った。

やっとコロコロオンラインの漫画が更新されて続きが読めることに感謝し！
ワクワクドキドキ…期待と不安の入り混じった状態で早速16話を読んでみた。

そもそも前回、四章（シライ救出編）の始まりを読んだ時点でもう、続きが気になりすぎて！
巻戻士としての強みである『記憶の持ち越し』を封印された上に、偽の記憶まで植え付けられてる状態からって…今までの敵とは異次元の、禁止カード級の能力を持った敵じゃん！！
クロノも仲間もみんな毎回記憶を失って、偽りの記憶を本物だと思い込んで過ごしてて…こんな状況で一体どうしたらいいの…本当にどうするの！？と思ってた。

ここにきて、まさかのスマホンの“特別なスマホ”としての機能が役に立つとは…！！！
スマホンのAI（喋る）としての機能が停止してて、スマホンは存在を消されてるようなものだけど、スマホンの“機能”が最重要のキーアイテムになって……

もしかして、今までで一番スマホンが役立っているのでは？？？

スマホンは居ないのに…
スマホンが居ないと（読者目線で）とても不安で心細く感じる…
今までずっとクロノさんの側にいて、ツッコミを担当してくれたスマホン…
深刻なツッコミ不足のせいで、クロノさんが自分で（過去の）自分にツッコミを入れる事態に…
居なくなって初めて感じる、スマホンがいることの安心感。大切さ。

いや、スマホンは喋れなくても、こうしてクロノさんの力になってくれてるんだ…！！
そう思うことにしよう！！
そしてスマホン、今まで半重力で浮いてるのかと思ってたけど、プロペラだったのね（どうでもいい気付き）

記憶を毎回消されてしまうせいで、何も分かってない不安な状態のまま、1人でシライを助けようとするクロノ。
不安なままでメモの通りに動いて、過去の自分の意思を継いで頑張る“今”のクロノも、
たった1人で気が遠くなるような地道な作業と努力をコツコツ重ねて頑張ってた姿を想って、胸が熱くなる。「がんばれ〜！！」と応援したい。
コロボイスの子供の手描きの応援（クロノがんばれ〜！）可愛すぎて笑顔になるﾆｺ…。

だけど過去の自分が残したヘンテコメモを見て自分で自分にツッコミ入れたり、ワケが分からないまま実行するのは客観的に見てるとかなり滑稽な姿で……なんだかギャップ？があって、笑っちゃいけないけど面白いw
ツッコミ入れつつもちゃんと実行する所が、ホントに素直で真面目だよね。

そしてシライさんはいちごミルクが好きなのか…甘いもの好き？
アカバ君への悪口の語彙力があまりに無さすぎて笑ってしまう。良い子だ…
屋上前で『ここからははじめてやる』って事は、前回は直前で間に合わなかったの…？

それはともかく、屋上で敵と対峙するシライさんを発見。
シライさん…クロノたちの為に自分から飛び降りたのか…そんな…！
（普通に突き飛ばされて殺されたのかと思ってた）
中学生の時点でそこまで強いの、やっぱりすごいんだな…
そしてこの敵は本当に卑怯だし厄介すぎるね……！！なんて奴！だ！！

記憶を『削除』されて何も分からない状態のまま敵に捕まって、そのまま屋上から落とされて殺されそうになるクロノさん…
正直なところ、ちょっと興奮した。ワァ……！

そして落ちたクロノを助ける為に迷わず自分も飛び降りるシライさん……！！
もうこの時点ですでに、シライさんはヒーローなんだなぁ…熱い。
そして愛。

クロノ達と出会うまで「最悪だった」と言うシライ先輩。
…クロノ達がシライ先輩と過ごした記憶は、殆どが偽の記憶。
だけど、この“１日”を過ごした絆は、この瞬間の想いは、きっと本物……

このセリフを話してる間、2人の間の時が止まったような、不思議な感覚を覚えた。
下手をしたら2人とも死んでしまうかもしれない状況なのに、そんな事を笑顔で言う先輩…
自分の命をかけてでも守りたい大切な存在、必ず守り抜くと決めた男……！！

「死なせはしないよ、竹刀だけに」

これ、世界一カッコいい親父ギャグの使い道です。
ヒーローとしてのカッコ良さと、こんな時にでもギャグ言うのか！というツッコミと可笑しさと、こんな時だからこそそんな事言うのがシライ先輩なんだよなぁ…という妙な納得感と、この後死んでしまう悲しさと切なさが入り混じってぐちゃぐちゃになって、真っ白になる。

何回やっても、クロノ達の為に死んでしまうシライ先輩。
何千回繰り返してでもシライ先輩を助けたいクロノ。

今回は本当に、シライ先輩とクロノさんの関係性が強く描かれた回というか…
愛、だったね……


クロノさんの凄いところは、クリアルートを見つけるためなら、それまでの努力や苦労の積み重ねのほとんどを捨てて、また最初から一からやり直そう！と決断できるとこ…
オリハルコンの精神力。素直に心から尊敬する。

でも、ついさっきまで「シライ先輩」って呼んでたのに、記憶戻った瞬間からの頑なな「おじさん」呼びがじわじわくる…
もしかしたら「おじさん」呼びするのは、特別な感情があるとか…？（深読み）




次回は、犯人探し編かな！？
ミステリー要素の強めな回になりそうでワクワク。楽しみ。
先が気になる…！！
この漫画はホントに次回への引きが強い……！！！


コロコロ最新号、買います。（決意）
コロコロ、関連書籍が思った以上にたくさんあって、探すの難しい（涙）

次回、自分は無事にコロコロ最新号（５月号）を買えるのか！？







【追記】
つべアニメが更新されたので、その後更に思った事を書き足し。

17話はどのシーンも見どころ満載だったけれど、個人的に一番好きなシーンは、
屋上でクロノさんがクロックハンズに記憶を〈削除〉され、何が何だかわからず抵抗できないまま屋上から突き落とされるシーンかな……！！
ここはやっぱり…色々考えちゃって興奮する。
その理由を無駄に深く考えてみた。

普段の“巻戻士”としてのクロノさんだったら、例え屋上から落とされたとしても“リトライ”すれば助かると知ってるから