また名前を呼びたい杏寿郎』

そう呼べたのは何年前の話だろう、私と杏寿郎は幼馴染みでも今は鬼殺隊を支える柱、今では煉獄さんが当たり前になってしまった

『杏寿郎…』

返ってこないことを承知で空中に懐かしいその名を呼ぶ、任務を伝えに来た鎹鴉の雫さえ、夕焼け空を背にすれば虚しく見えてくる

『…行こうか』

深呼吸をし刀を腰に差して羽織を羽織ればもう私は鬼殺隊の雪柱、夜の闇の中へ惡鬼滅殺に駆ける

『雪の呼吸　伍ノ型　太陰の粉雪』

粉雪がチラチラと舞う中鬼の頸が宙を舞う、刀身の返り血を払い鞘に収めると隊士達の方を向いた

『鬼はこれで最後ですが…怪我人はいますか？』
「いえ！雪柱様のお陰で誰も怪我してません！」
「後は隠の方を待つだけです！」

お世辞でも褒めてもらえたことは嬉しかった、多少機嫌も治った所で雫に次の任務を聞いた

喵咪喵喵。【麻木。】
浅一般不会喝多，他的同事也好朋友也罢，甚至是一些对他图谋不轨进行灌酒的家伙，全都没能得逞，这家伙的酒量好像深不见底，也可能那一副能招惹到任何人的轻松姿态让人察觉不到他已经醉了。
盯上浅的人并不少，在赌场输给他的赌徒，曾经被教训过的混混，对他抱有爱慕的男女……他们有各种理由想要对浅下手，却一直找不到机会。
于是在某一天好机会来了，浅喝下了一杯掺了东西的酒，也许一杯？还是一整瓶？反正可能只有下药的当事人才知道是什么效果。
……荒也不知道是什么药，不管什么药，白骑就是不会喝死。
荒被浅抓着肩膀，重心不稳，向后摔躺在地板上。他在浅一把推开房门的时候就觉得不对劲，但医生这次给的药似乎起效特别快，不过几分钟就让他整个人的反应都慢了下来。