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    usurabi38192

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    放浪妖怪徒然記山の麓の小さな神社を舞台に妖やら人間やらがほのぼのワチャワチャしたり思い出したように戦ったりもするかもしれないお話。

    ●健二郎…神主。代々続く狐の神社だが厳密にいうと稲荷じゃない。大昔に暴れ狐を鎮めて祀った小さな神社で狐達が本尊(社には狐の頭骨が2つ祀られている)。そんな狐達(広臣と隆二)に気に入られすぎて不老になりかかっているが本人は気づいていない。元々は地元の山神を信仰し、その強力な霊力を汲んだ一族の末裔。

    ●広臣・隆二…狛狐(ではない。本来社の奥にいるレベルだけど暇だし台座に座ってる)。かつてただの狐として生まれながら凄まじいのし上がりで妖狐となり尾を増やした叩き上げの大妖怪。気儘に災害級の暴れ方をしていた為、死闘の末に封印され畏怖と共に祀られた。かつては九尾だったが封印された際に尾の数は4本になっている。(弱体ではなく祀られたことで神性を帯び、天狐に階級が上がった為。)祀られて以降は神のような妖怪のような何かと化している。元々は山神の結界の力により神社の土地に渋々憑いていたが、健二郎がいたくお気に入りでウルァと気合い入れたら取り憑き先が変えられた。取り憑きながらこっそり人間を辞めさせようとしている。若干の罪悪感はあるけどけんちゃん死なせるよりはずっとマシ。
     ◯隆二→金狐。日の象徴。荼枳尼天とは関係無い。あらゆる霊を喰らい、かつては日の光さえ呑み込んだ。
     ◯広臣→銀狐。月の象徴。荼枳尼天とは関係無い。あらゆる妖を纏い、かつては月の光さえ調伏した。
    ※(「完っ全に若気の至りだよねー」「そんなこともあったよねー」)

    ●直己…大天狗。狐を封じた山神に最も近い存在。狐達が山神の力の及ぶ範囲から出ないように見張り役を古来より仰せつかっている。山神のお使い案件(魔を払うとか護りをかけるとか諸々)伝えに来るのも彼の役目。土地に封印されてたはずの狐がいつの間にか個人に憑いてる件(山神の結界から出られない→健二郎と一緒ならどこでも行ける、と状態が変化してしまっている)には気付いているが健二郎なら大丈夫かなと思ってとりあえず様子見中。人間辞めさせられそうな件も気付いてるけど健二郎なら大丈夫かなと思って以下略。元人間(山伏)。時代に合わせて普通の小洒落た人間スタイルでやってくる。翼で飛べるけど歩く方が好きなので山と神社も徒歩で行き来してるとか。

    ●直人…ぬらりひょん。地元の妖怪達を束ねる総大将。ふらりとやってきて土地を食い荒らした狐達と過去に衝突、あわや妖怪大戦争に発展しかけているが狐が封印されたことによりすんでのところで開戦には至らなかった。気が遠くなるほど昔の話なので今はそんなことあったわーマジでやんちゃだったわお前らーというノリで狐達と酒を酌み交わす仲。会場は大体社か健二郎の居住スペース。平和でやることもないのでほとんど神社に住み着いてる状態で、事あるごとに人を顎で使ってくるがそういえば家主だったような気がして断れない。かつて共に狐と相対していたよしみで健二郎の先祖とそれなりに良好な関係を築いていた模様。山神系列の精霊にも顔が広く、直己からも一目置かれている。

    ●剛典…座敷童。童というかほぼ青年の見た目をしている。大人の見た目に憧れてセイッて気合入れたら伸びた。妖として生まれた頃から岩田を知ってる直人と直己が初見で結構動揺した。神社に住んでいるわけではなく、時々ふらっとやってきて遊んで帰る。狐が一緒に遊んでくれるのが楽しい。健二郎のことは大好きだから役に立ちたいが何かの拍子に自分が山下家にいられなくなって家を滅ぼしたらというリスクが怖くて住めない。住めないから代わりに時折ふらりといなくなっては密かに健二郎の邪魔になりそうな家系をせっせと根絶やしにしている。

    ●エリー…雷神。天上に住んでいるものの、かつて狐が荒らしまくった土地を立て直す際に行った雨乞いがきっかけで山下家と顔見知りになり、以後健二郎の代まで付き合いが続いている。かつては儀式を介してのビジネスライクな関係だったが、健二郎に代替わりしてからは大好きが過ぎて結構な頻度で雲に乗って遊びに来ている。その際に気を抜くとうっかり雷雨を伴うが割と高頻度でうっかりしている。時々弟の風神ことリキヤが申し訳なさそうに降りてきて謝ってくる。普通に降りてこられた場合でも楽し過ぎて爆笑した拍子に晴天で雷落としたりとにかく前科が多い。あんまり極地的に雷を落とすものだから神社の敷地内の大木が結構なダメージを負っている(都度直己のケアが入って存命はしている)が、知る人ぞ知るパワースポット的な扱いで参拝者が来たりしている。

    ●ねすみす…人間(過去形)。祓魔師。啓司に気に入られたせいで人間を辞めた。
    ●しょーきち…木霊。山の中に本体の神木がある。山奥で美しい歌声を聴いた時はヒトならざる領域に入りかかっているから気をつけなさい、と地元の住民は子供の頃から言い聞かされているとかいないとか。
    ●あきら…鬼神。ヒトの営みを見守るカミとしての存在。
    ●けいじ…牛鬼。かつては人間や妖怪を喰い散らしていた大悪党。本来の姿は八つ目の六つ腕。自分を祓いに来たネスミスを気に入って人間を食わない誓いと共に一緒についてきたはいいものの、うっかりで色々あって人間を辞めさせてしまった。
    ●けんち・てつや…幽鬼。溺死したヒトの念の集合体。海の上を小舟で漂い、行き交う船に水を求めている。時々片割れがコーヒーも求める。
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