Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    boos20185540

    @boos20185540

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 3

    boos20185540

    ☆quiet follow

    七五でちょっとえっちです。

    #七五ワンドロワンライ延長戦
    755WandoroWanlaiExtension

    リクエスト「あ〜、もう最悪……」
    今朝、七海に抱かれる夢を見て、五条は夢精した。この歳になって夢精なんて。中学生じゃあるまいし。五条は、乱暴な手つきで、汚れた下着を手で洗う。最後に七海と会ったのは、こっそり隠し持っていた七海の手帳と、履歴書が見つかった日だ。七海は五条を怒るでもなく、責めるでもなく、五条の執着を喜んでくれた。高専の頃から自分を好いていたという七海も、五条の持ち物を持っていた。想定外の歳下の恋人の一途さと、いじらしさに、五条は柄にもなく、胸が高鳴った。やはりあの夜、七海の泊まるホテルに押しかけてでも、セックスしておけば良かった。そうすれば、ここまで欲求不満になる事もなかったかもしれないのに。律儀な恋人は、ホテルからタクシーが迎えに来ると、あっさり五条の部屋を後にした。帰り際、「繁忙期が開けたら、今度は私の家で過ごしましょうね。朝まで離しませんから、そのおつもりで」と色っぽい顔と声で微笑まれた。歳上の矜持で何とか耐えたが、その姿が視界から消えた途端、フローリングの上で悶え、のたうち回った夜が懐かしい。最愛の恋人がいるのに、近頃はめっきり自分の右手が恋人だ。七海とセックスする様になってから、正直もう前だけじゃ満足できない。最近は自分で後ろもいじっているのだが、どうしても七海がしてくれる様にはできなくて、もどかしくて仕方ない。射精はしても、どこか物足りなくて、自身で煽るだけ煽った結果、ますます欲求不満に陥るという悪循環に、五条は頭を抱えた。汚れの落ちた下着を洗濯機に放り込み、壁に掛かっている時計を確認すると、まだ伊地知の迎えまでに時間があった。今日は、悠仁達の任務が一件、自身の任務が三件、腐ったミカン達との下らない会議が一件入っている。繁忙期のせいで、クソな上層部と会う機会が少ないのは良い事だが、忙しいと七海に会えなくなるのが玉に瑕だ。腐った上層部とやり合った日は、七海は五条に甘くなる。七海のふわふわもちもちの胸に顔を埋め、その匂いを思いきり堪能すると、疲労や、嫌な気持ちが、遥か彼方に飛んでいくから不思議だ。恋って凄い。コンビニのおにぎりと、サンドイッチで、簡単に朝食を済ませる。あー、こんな味気ない食事じゃなくて、七海の作るパンケーキが食べたい。生クリームとフルーツたっぷりのパンケーキは、口に入れるとふわふわで、まさに幸せの味だ。供されるサラダとミネストローネは、野菜とベーコンたっぷりで、食べ応えがある。適度な塩気や酸味が、パンケーキの味を引き立て、食べ終えるまで、手が止まらないのだ。そうだ、いつでも作ってもらえる様に、今度七海の家のキッチンに小麦粉を仕込んでおこう。五条にとっては痛くも痒くもない出費だが、食材の無駄を嫌う七海のことだ。眉間に皺を寄せながらも、きっと五条が好きなものを作ってくれるに違いない。そうと決まれば、さっさと仕事を終わらせて、帰りに輸入専門店に寄って行こうっと。

    ◇◇◇

    「では、五条さん。あと一時間後にお迎えに上がります。昼食はこちらを召し上がってください」高専の待機スペースで、伊地知に差し出された紙袋を受け取った。中には五条が比較的利用するホテルのランチセットと、朝リクエストした台湾カステラが入っていた。ちゃんと五条がリクエストした今話題の店の物だ。後輩の有能さは、こんなところにも発揮されているらしい。五条はソファに腰かけると、ランチセットそっちのけで、台湾カステラにかぶりつく。七海のパンケーキが食べられない代わりに、と伊地知に頼んだものだが、コレじゃない感が半端ない。ふわふわの食感と、コクのある生クリーム。美味しいには違いないのだが、どうしても物足りない。半分ほど食べ進めた所で、見知った呪力を感じ、急いで部屋の外へ出た。
    「なーなーみ!おっ疲れー!」
    ベージュのスーツを着た七海に、後ろから思いきり抱きついた。ああ、久しぶりの生七海だ。思いきりその香りを吸い込み、ぐりぐりと額を肩口に擦り付ける。ついでに七海の下半身、雄の部分にも手を伸ばした。
    「お疲れ様です。五条さん。……再会するなり、人の股間をまさぐるのは、人としていかがかなものかと」
    「え、そこに七海のちんこがあれば触るでしょ。揉むでしょ」
    常識でしょ?と可愛らしく首を傾げる。顔だけこちらを向けた七海の眉間には、くっきりと深い皺が刻まれていた。
    「いつから私の股間は山になったんですか」
    「お、うまい事言うね! 山っていうよりはバズーカだけど!」
    七海の息子を揉みしだきながら、「ねー!」と、声をかける。
    「どこに向かって話しかけてるんですか。いい加減、揉むのをやめて下さい」
    「えー、じゃあこっちにする」
    仕方なく股間から手を離すと、今度は豊満な大胸筋を揉み始めた。
    「あー、相変わらずふわのふわのもちもち……最高」
    癒される、と呟いた所で、七海に両腕を押さえられた。
    「いい加減にしないと、セクハラで訴えますよ」
    「えー、ワガママだなあ。じゃあ七海がチューしてくれたら止める」
    「嫌です」
    「即答!? 酷くない!? 何その変質者でも見る様な目! 可愛い恋人のちょっとしたお茶目じゃん! しかも何で『駄目』じゃなくて『嫌』なわけ!」
    「仮にも公共の、しかも学校で、誰かに見られたらどうするんですか」
    「別に良いじゃん。今更。牽制にもなるし」
    むしろ五条としては、この関係を大っぴらにしたいとさえ思っている。七海が一般家庭出身で、家の後ろ盾が無いのを良い事に、釣り書きを押し付けてくる輩は少なくない。見合いの様な正攻法ならまだ良いが、厄介なのは、手段を選ばない連中だ。中には、たとえ当人が手に入らずとも、その子種さえ手に入れば構わないと言う様な、胸クソ悪い奴だっている。五条との関係が大っぴらになれば、バカな奴らにも、純粋に七海を狙う奴らにも、牽制になるだろうに。五条の愛しい恋人は、頑として頷かない。
    「七海のケチ、塩対応、ムッツリ野郎」
    顔を見られたくなくて、再びその広い肩口に顔を埋めた。
    「お前は……僕のだろ」
    はー、とため息をつく七海に、思わず抱きしめる手に力が込もる。
    「……本当に、あなたには敵わない」
    いきなり強い力で腕を掴まれたと思えば、近くにあったトイレの個室に引きずり込まれた。素早く鍵をかけた七海に、いきなり唇を塞がれる。
    「っなに……!んーっ!!!!!!」
    逃げられない様、顔と腰をがっちりと固定され、唇を吸われる。いつもTPOを気にする七海が、休憩時間とは言え、高専のトイレでこんな事するなんて。珍しい恋人の暴挙に驚くも、ずっと恋しかった七海の香りと、熱。柔らかな唇の感触に、すぐにどうでもよくなった。
    「……っは……」
    乱暴に歯列をこじ開けられ、舌を絡め取られる。自分で仕掛けておきながら、五条も舌を伸ばした途端、するりと解き、口蓋を優しく愛撫する。どこか悪戯っぽく目を細める七海に、悔しくなって、五条は自分から七海の背に腕を回し、口づけを深くする。
    「っ……ふ……んんっ……」
    まるで、それ自体が交合の様なキスに、興奮する。キスの快感が、五条の下半身に飛び火して、熱を帯び、次第に腰が重くなる。
    ヤバイ、勃ちそう。
    というか既に半勃ちだ。五条が腰を引こうとするが、七海の腕に阻まれ、叶わなかった。逆に腰を押し付けられ、その硬い感触に目を瞠った。
    「え」
    信じられない思いで七海を見つめると、七海は五条から目を逸らし、恥じらう様に片手で顔を覆っていた。
    「……だから、嫌だと言ったんです」
    七海がぶっきらぼうに吐き捨てるが、その耳は赤い。
    「え、待って。待って!何この可愛い生きもの!
    僕とチューしたら我慢できなくなるから「嫌だ」って事!? 何その可愛い理由!?」
    あまりの可愛さに、五条は思わず天を仰ぐ。
    「え〜無理……どうしよ……僕の彼氏が可愛い過ぎて困る……本当無理」
    「……うるさいです」
    「え〜、そんな事言って良いの?せっかくしゃぶってあげようと思ったのに」
    我ながら性格が悪い。でも、五条だって散々七海に焦らされたのだ。このくらいの意趣返しは許されるだろう。五条は、七海の陰茎に手を伸ばすと、スラックスの生地を押し上げ、テントを張っている先端を、掌全体でゆっくりと撫でる。素直にぐんぐん硬度を増すそこが、可愛いくて仕方ない。これが身体の中で暴れた時の快感を思い出し、溢れる唾液を飲み込む。
    五条の言葉に、七海は、やや逡巡したものの、肚をきめたのか、力強く頷く。「あなたのせいなので、責任取って何とかしてください」
    現金な後輩兼恋人に、五条は笑いが込み上げる。
    五条は「まっかせなさーい!」とサムズアップしてみせた。


    ◇◇◇

    個室の扉に寄りかかった七海の前にしゃがみ込み、両手で七海のベルトを寛げる。挑発する様に口でスラックスのジッパーを下げ、黒のボクサーから、七海の陰茎を取り出した。
    「ふふ……相変わらずでっか……」
    五条は、ついうっとりと見つめてしまう。七海の陰茎は先走りこそ無いものの、パンパンに張り詰め、天を向いている。じんわりと溢れる唾液をこくり、と嚥下した。五条は躊躇なく亀頭を口に含み、唾液を纏わせながら、舌全体を使って愛撫し始めた。
    「……っんむ……ん、ちゅ……」
    さすがに根本までは五条の口に収まらないので、時折陰嚢や根本を指でくすぐり、輪の形にした五指で緩急をつけて竿全体を扱く。
    「は……、ね、ひもひい?」
    舌で鈴口を嬲り、時折頬を窄めて竿全体を可愛がる。七海にフェラしてもらった時を思い出しながらしゃぶっていると、五条自身も昂るのを感じた。
    「……は、とても、気持ち良いですよ。上手です。五条さん」
    優しい手つきで七海に頭を撫でられ、目を細める。ひそめられた声も、わずかに乱れた呼吸も。サングラスの奥に見える情欲の色が、五条の性感を煽る。
    僅かに開かれた唇から覗く舌、快感をやり過ごそうとしているのか、時折寄せられる眉。声が漏れないよう、歯を食い縛る様さえ色っぽい。
    この太く、凶悪な性器に、胎の中を思う様突かれた時の快感を思い出し、先程から、刺激されていない奥の粘膜が疼いて仕方なかった。
    太いカリで胎内を容赦なく拓かれ、抉るように前立腺を責められたい。七海の陰茎と精液で自分の中をいっぱいにしてほしい。
    後口の疼きに、気づかないふりをして、裏筋にも舌を這わせる。独特の苦みと雄特有の香りを味わっていると、「……五条さん、すみません」と突然七海に謝られた。
    五条の頭を撫でていた七海の手が後頭部にまわったかと思えば、ぐっと頭を前に引っ張られた。その瞬間、七海が腰を付き出し、七海の剛直を喉深くまで咥えてしまう。
    「んぐっ!!んっ……!んんー!!……くる、し……!!!なな、み!!!……うんっ!ふ、う、ぐぅ……っ!」
    口内どころか、喉の奥の奥まで侵されて。息継ぎもまともにできなくて、苦しいのに。七海の熱に、上顎や口蓋、粘膜を嬲られて、気持ち良いなんて。
    気づけば、七海が腰を振るのに合わせて、自分で顔を動かしていた。生理的な涙と、唾液が溢れて、ポタポタと黒いハイネックに染みを作る。
    「……っは、五条さん、も、出ます……!」
    一際強く、陰茎を飲み込まされ、熱い液体が喉を焼いた。
    「んくっ!んぁ……っんむ、ん、ぐぅ……っ!!!」五条は全身がくがくと身を震わせる。ねばつく精液に咳き込みながらも、何とか全て飲み込んだ。
    「ごほっ……!けほっ……!んっ……」
    「っ五条さん、大丈夫でしたか?すみません。乱暴にしてしまいましたね……久しぶりで、我慢できませんでした」
    普段、大切に五条を抱く七海が、あんなに乱暴な真似をするなんて、よほど切羽詰まっていたのだろう。先ほどとは違い、慌てた様子でしゃがみこみ、謝罪する七海に、五条は笑いが込み上げる。
    「ばーか。謝るなよ。任せろって言ったろ?気持ち良かった?」
    「……良すぎて、困るくらいです」
    「そりゃ良かった」
    五条は、ちゅっと、七海の唇に軽いキスをして、立ち上がる。その時、自身の股間に違和感を感じた。
    妙に濡れた感触がして気持ち悪い。
    ……まさか。
    嫌な予感がする。一刻も早く、ここから出なければ。個室の鍵に手を伸ばす五条の手を、七海が阻む。
    「……何?」
    「いえ、五条さんに気持ち良くしてもらったので、お返しを、と思いまして」
    一方の手で腰を抱かれ、先程まで五条の腕を掴んでいた手が、五条の股間に触れた。
    「あっ……そんなの、良い……からぁ……、ぁっ!」
    七海の指先が、五条の雄芯をそっと撫でる。掌で形を確かめる様に触れられているだけなのに、久々に七海に性器を触れられているという事実だけで堪らない。一刻も早く、ここから、七海から離れたいのに。勝手に腰が揺れ、自らねだる様に、自身を七海の手に押し付けてしまう。七海はそんな五条を満足そうに眺めると、スラックスのジッパーを下げ、下着に手をかける。
    「……っや、」
    止める間もなかった。
    七海が五条の下着を下ろした瞬間、にちゃり、と粘着質な音と共に、白い粘液が糸を引く。
    七海のフェラをしただけでイくなんて。
    自身の惨状をまざまざと目の当たりにしてしまい、恥ずかしくて仕方ない。
    だって、五条は、フェラの最中、自身に一切触れてない。なのにこんな。
    「五条さん、あなた私のを舐めただけでイッたんですか?」
    七海が信じられらない、という顔と声をするが、五条とて己の身に何が起こったのか信じられらない。いくら七海のを舐めるのが好きだからって。フェラしただけでイくとか。さすがの最強も恥ずかしくなる。
    「……悪いかよ」
    熱を持った頬を、七海の手が掴む。
    「いえ、最高です」
    珍しく頬を紅潮させた七海に、思いのほか柔らかく口づけられた。
    存分に七海の唇の感触を堪能し、キスの余韻に浸っていると、五条は、下着を下ろしたままの状態で、身体をくるりと反転させられた。
    「え」と思う間もなく、タンクに自身の両手を添えられる。
    七海に尻を突き出す様な体勢に、ぁ、と小さく声が漏れた。
    「……ここでは、さすがに最後までできませんから……ここはまた、今度お願いします」
    「……っ」
    今度、と言いながら、七海の指先が、後口の縁をなぞる。七海のを舐めていた時から、甘く疼いていたそこは、撫でられる度、まるで七海の指を誘い込むように収縮する。
    挿れないなら、触らないで欲しい。こんなにひくついて、まるで自分がとんでもない淫乱みたいじゃないか。
    湧き上がる羞恥に耐えていると、七海が覆いかぶさってきた。ジャージとインナーの隙間に手を入れ、掌全体で、腹筋の凹凸を確かめる様に、腹から胸までゆっくりと撫でる。時折布越しに、乳首を引っ掻かれる感触が、もどかしくて堪らない。
    「っは……っ、なな、み、もっ……ちゃんと……!ああっ!」
    「ちゃんと?何ですか?」
    「っあっ……んっ!ゃ、」
    吐息混じりの囁きは、艶やかなのに、憎らしいほど平坦で、五条は思わず唇を噛み締める。どうしても顔を見られたくなくて、必死にかぶりを振った。
    たやすく顎を捕らえられ、七海の方を向かされる。サングラスをしているにも関わらず、その睫毛の長さまではっきり見える。欲の籠った瞳と目が合って、柄にもなく胸がときめいた。
    「なぜ?……あぁ、失礼。こちらがおろそかになってしまいましたね」
    「ひぃっ……ん!」
    胸をまさぐる手とは別の手が、剥き出しの五条自身をやんわりと握った。ついでのように布越しに乳首をかりかりと引っかかれ、気まぐれのように指で粒を潰されれば、電気が走るような快感が、胸から股間へと直結する。自身の精液をまとう七海の指が、五条の陰茎を上下に扱き、絶妙な力加減が、気持ち良くて堪らない。七海の手の動きに合わせて、腰が揺れてしまう。緩急をつけて陰嚢や根本をぐにぐにと揉まれ、時に亀頭を嬲られながら、戯れのように爪を立てられれば、腰に甘いしびれが走る。
    「……っんあ、ぁうっ……な、なみ……っちんこ、気持ち、い……っ!気持ちいっ……ふ、う……、あっ……ね、おっぱい、おっぱいもぉ……っ触ってっ……、ちゃんと、直に……」
    七海の指が、今度は直接乳首に触れた。その指の熱に少し驚く。服の上からされた様に、ねっとりと乳輪をなぞり、乳首を摘まれ、時に指の腹で押し潰す様に苛められるのが堪らなくて、つい、甘い声が出てしまう。
    「あっ、あっ、七海のゆび、気持ちぃ……」
    「しっ、誰が入ってくるか分からないんですから、静かにして下さい」
    「んんっ……う……ふっ……」
    七海の言葉に、ここがどこか思い出し、声が漏れない様、必死に唇を噛み締める。
    それでも殺しきれなかった喘ぎが、時折空気に霧散した。
    「……五条さん、脚をしっかり閉じてて下さいね」
    え?と聞き返す間もなく、七海の剛直が五条の太腿に差し込まれた。
    「え、ちょ、七海?!」
    次の瞬間、熱くて硬い肉の塊に、下から勢い良く自身を打ちつけられた。ぐちゅん!という水音が、狭い個室で弾ける。
    「っーー!」
    あまりの衝撃に、膝から崩れ落ちそうになるのを、両腕を突っ張って必死に耐える。
    七海の雄が、五条の後孔から陰茎を激しく擦り上げる度、七海の手でしっかり固定されたそこは、だらだらと精液混じりの蜜を零す。
    「あっ!あっ!激し……っ!だめっ、だめ!こえっ、声、出ちゃ……っ!あ、あアーーッ!!」
    あまりの気持ち良さに、全身ががくがくと震える。腕で上半身を支えられず、とうとうタンクの上に倒れ込んだ。
    「……はあっ、は、……んぅ、んん……っ」
    火照った肌に、タンクの冷たさが心地よい。五条はタンクに額や頬を擦り付ながら静かに喘ぐ。
    「……は……五条さん……」
    五条の背に、七海が覆いかぶさってきた。力が入り過ぎて白くなった五条の手に、先ほどまで胸を愛撫していた七海の手が重なる。
    「……っあ……」
    急に刺激を失った乳首が、物足りないとでも言う様に、じくじくと疼くが、指の隙間に滑りこむ七海の指に、すぐ意識を持っていかれた。七海の指が、力の込め過ぎる指を、優しく咎める様に、付け根から、爪先まで柔らかくなぞる。それだけで、堪らなかった。背中に感じる七海の逞しい胸、布ごしに感じる熱。香水と入り混じった七海自身の匂い。全身で七海を感じて、七海が触れている場所の全てが、気持ち良くて仕方ない。七海の腰の動きに合わせて、五条もいつの間にか腰を振っていた。七海が動くたび、ぐちゅ、ずちゅ、といういやらしい水音にさえ、感じてしまう。
    下半身の惨状を想像するだけで、恥ずかしくてどうにかなりそうだった。
    だが、どうしても七海の顔が見たくて、どうにか身体を捻ると、邪魔なサングラスを外した。やっと直接見れた愛しい緑灰に、思わず唇に笑みが浮かぶ。七海は、その切長の目を少し見開く。が、すぐにベッドの中でしかお目にかかれない意地の悪い笑みを浮かべた。
    「……ずいぶん、余裕、ですねっ……」
    「!!っ……ちがっ!」
    七海は繋いでいた手を離すと、仕返しの様に五条の目隠しを下にずらす。急にクリアになった視界に戸惑うも、七海に唇を塞がれ、すぐに気にならなくなる。触れては、離れ、また触れ合う柔らかな粘膜と、つるりとした歯の感触。互いの舌を味わっていると、陰茎を握る手と、七海の腰の動きが激しくなった。
    「んぅっ……!ぁ、やあっ!……っも、イく、イっちゃう……っ」
    容赦なく自身の陰茎を手で扱かれながら、ガツガツと激しく突かれ、びくびくと腰と腹の奥が震える。
    「っ!!ぁっ……ん、もっ!だめ、出るぅ……っ!」
    「はっ、……いいですよ、イって下さい」
    耳を甘噛みされ、五条が甘く、激しい絶頂を迎えようとした瞬間。複数人がちょうどトイレに入って来たらしい喋り声に、二人は揃って身を強張らせる。彼らは会話をしながら用を足しているらしかった。必死に声と気配を殺す五条だが、後ろの後輩兼恋人は、何をとち狂ったのか、腰の動きを再開させた。
    「ちょ、まっ、んン!!!!」
    「ーーすみません」
    小声で抗議する五条の口を、七海が掌で塞ぐ。七海の腰の動きは、先ほどよりずっと緩やかだが、達する寸前の身体が官能を思い出すには、充分過ぎる程だった。動きが小さい分、さっきより明らかに圧迫感が強い。
    「んっ、んむ、ん、ふぅっ!ふ……ううっ!」
    七海の指は、根元を締め付けたまま、器用にも、亀頭をいじる。時折、ぐりぐりと尿道に爪を立てられ、玉と陰茎全体を、七海の手と雄で押しつぶされた。
    「!!!……ンッうっンン……ッ!」
    射精したくて堪らないのに、根元を押さえられているので、イくにイけない。苦しくて、視界が滲む。七海は、五条の口を塞ぐ手をそっと外した。
    「……?」
    七海がなぜ手を離したのか五条が不思議に思っていると、先程五条が放った精液だろうか。ぬめりを纏った七海の指が、再び後口に当てられた。
    「っっ!!」
    先ほどからじくじくと疼いていたその場所は。必死に気づかない振りをしていたのに。まるでこちらの欲を見透かした様に触れてくる。
    「…っはあっ、ぁ……」
    孔のまわりを、マッサージする様に七海が撫でる。頑なに侵入を拒むそこを、宥める様に、ぐにぐにと指の腹が揉む。声が出ないよう、五条の喉がひくり、と鳴った。つぷ、と爪先が差し込まれ、とうとう甘い悲鳴が上がる。
    「…っあう、ん、ンッ、や…、あ、いたぁ……!」
    「痛がってる割には、凄い締め付けてきますよ」
    ぐっ、ぐっ、と指が抜き差しされる度、前立腺すれすれを掠める。前と後ろを同時に責められるのが気持ち良いのに、決定的な一打が足りない。五条は、唾液を垂らしながら、もっと、もっとと、はしたなく腰が揺れる。
    「っは、はあ…っ、はあ……ん!ぁん!」
    七海の指が、五条の動きに合わせて、膨らんだ前立腺を抉り、七海の陰茎が五条のモノに押し潰された。
    「っ……あ!うぁ、やあっ!!!!イく、イく!!っんぁあああー!!!」
    許容量を超えた快感に、もはや周囲を気にする余裕などなく、息も忘れて五条は叫ぶ。深い絶頂を迎えた五条は、再びトイレのタンクに沈み込み、乱れた呼吸を必死に整える。
    「…っばっか、オマエ!誰かいるとこで、あんなことっ……!」
    バレたらどうする気だったのか、と七海を睨む。
    「彼らなら、とっくにここを出ていきましたよ。彼らがここを出て行った事に気づかないくらい、気持ち良かった様で、何よりです。出さずにイけた様ですし」
    「……っは!?」
    七海の言葉に、五条は思わず自身の分身を見遣る。そこはだらり、と力を無くしており、先走りこそ溢れているが、達した様子は無く、真っ赤になって震えていた。
    信じられない思いで自分の息子を見つめていると、七海の指が先端を柔らかくくじる。
    「うあっ!!!……ちょ、七海!」
    射精する事なく達した陰茎は、普段よりだいぶ敏感だ。少しでも七海から距離を取ろうとするが、下半身にうまく力が入らず、無駄な抵抗に終わってしまう。
    「……責任はとりますよ。今夜。いい子で待っていてください」
    ここが空っぽになるくらい、気持ち良くして差し上げますよ。と呟く男は、癪で生意気なのに、五条の目には、とてつもなく可愛らしく映るから不思議だ。
    「良い子で待ってたら、何か良い事あるの?」
    「そうですね。あなたが食べたいものを作って差し上げますよ。なんでも。お好きなものを」
    そんな七海に、五条は苦笑する。五条が食べたいものなんて、いつでも一つしかないのに。五条は、形の良い耳元に唇を寄せると、内緒話の様に囁いた。

    「オマエでお腹いっぱいにして」

































































































     
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🍌🍌😍👍💖😍😍😍🌋🍌🍌🙏🙏🙏🌋🌋🌋🌋🌋🌋🌋🍌🍑💒👏👏🌋🌋🌋🙏🙏🙏🍑👏🌋🌋🌋👏👏👏👏👏😍👏👏💖👏💖🍑👍😍☺🌋
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    boos20185540

    DONE七五でちょっとえっちです。
    リクエスト「あ〜、もう最悪……」
    今朝、七海に抱かれる夢を見て、五条は夢精した。この歳になって夢精なんて。中学生じゃあるまいし。五条は、乱暴な手つきで、汚れた下着を手で洗う。最後に七海と会ったのは、こっそり隠し持っていた七海の手帳と、履歴書が見つかった日だ。七海は五条を怒るでもなく、責めるでもなく、五条の執着を喜んでくれた。高専の頃から自分を好いていたという七海も、五条の持ち物を持っていた。想定外の歳下の恋人の一途さと、いじらしさに、五条は柄にもなく、胸が高鳴った。やはりあの夜、七海の泊まるホテルに押しかけてでも、セックスしておけば良かった。そうすれば、ここまで欲求不満になる事もなかったかもしれないのに。律儀な恋人は、ホテルからタクシーが迎えに来ると、あっさり五条の部屋を後にした。帰り際、「繁忙期が開けたら、今度は私の家で過ごしましょうね。朝まで離しませんから、そのおつもりで」と色っぽい顔と声で微笑まれた。歳上の矜持で何とか耐えたが、その姿が視界から消えた途端、フローリングの上で悶え、のたうち回った夜が懐かしい。最愛の恋人がいるのに、近頃はめっきり自分の右手が恋人だ。七海とセックスする様になってから、正直もう前だけじゃ満足できない。最近は自分で後ろもいじっているのだが、どうしても七海がしてくれる様にはできなくて、もどかしくて仕方ない。射精はしても、どこか物足りなくて、自身で煽るだけ煽った結果、ますます欲求不満に陥るという悪循環に、五条は頭を抱えた。汚れの落ちた下着を洗濯機に放り込み、壁に掛かっている時計を確認すると、まだ伊地知の迎えまでに時間があった。今日は、悠仁達の任務が一件、自身の任務が三件、腐ったミカン達との下らない会議が一件入っている。繁忙期のせいで、クソな上層部と会う機会が少ないのは良い事だが、忙しいと七海に会えなくなるのが玉に瑕だ。腐った上層部とやり合った日は、七海は五条に甘くなる。七海のふわふわもちもちの胸に顔を埋め、その匂いを思いきり堪能すると、疲労や、嫌な気持ちが、遥か彼方に飛んでいくから不思議だ。恋って凄い。コンビニのおにぎりと、サンドイッチで、簡単に朝食を済ませる。あー、こんな味気ない食事じゃなくて、七海の作るパンケーキが食べたい。生クリームとフルーツたっぷりのパンケーキは、口に入れるとふわふわで、まさに幸せの味だ。供されるサラダとミネストローネは、野菜
    9724

    related works

    boos20185540

    DONE七五でちょっとえっちです。
    リクエスト「あ〜、もう最悪……」
    今朝、七海に抱かれる夢を見て、五条は夢精した。この歳になって夢精なんて。中学生じゃあるまいし。五条は、乱暴な手つきで、汚れた下着を手で洗う。最後に七海と会ったのは、こっそり隠し持っていた七海の手帳と、履歴書が見つかった日だ。七海は五条を怒るでもなく、責めるでもなく、五条の執着を喜んでくれた。高専の頃から自分を好いていたという七海も、五条の持ち物を持っていた。想定外の歳下の恋人の一途さと、いじらしさに、五条は柄にもなく、胸が高鳴った。やはりあの夜、七海の泊まるホテルに押しかけてでも、セックスしておけば良かった。そうすれば、ここまで欲求不満になる事もなかったかもしれないのに。律儀な恋人は、ホテルからタクシーが迎えに来ると、あっさり五条の部屋を後にした。帰り際、「繁忙期が開けたら、今度は私の家で過ごしましょうね。朝まで離しませんから、そのおつもりで」と色っぽい顔と声で微笑まれた。歳上の矜持で何とか耐えたが、その姿が視界から消えた途端、フローリングの上で悶え、のたうち回った夜が懐かしい。最愛の恋人がいるのに、近頃はめっきり自分の右手が恋人だ。七海とセックスする様になってから、正直もう前だけじゃ満足できない。最近は自分で後ろもいじっているのだが、どうしても七海がしてくれる様にはできなくて、もどかしくて仕方ない。射精はしても、どこか物足りなくて、自身で煽るだけ煽った結果、ますます欲求不満に陥るという悪循環に、五条は頭を抱えた。汚れの落ちた下着を洗濯機に放り込み、壁に掛かっている時計を確認すると、まだ伊地知の迎えまでに時間があった。今日は、悠仁達の任務が一件、自身の任務が三件、腐ったミカン達との下らない会議が一件入っている。繁忙期のせいで、クソな上層部と会う機会が少ないのは良い事だが、忙しいと七海に会えなくなるのが玉に瑕だ。腐った上層部とやり合った日は、七海は五条に甘くなる。七海のふわふわもちもちの胸に顔を埋め、その匂いを思いきり堪能すると、疲労や、嫌な気持ちが、遥か彼方に飛んでいくから不思議だ。恋って凄い。コンビニのおにぎりと、サンドイッチで、簡単に朝食を済ませる。あー、こんな味気ない食事じゃなくて、七海の作るパンケーキが食べたい。生クリームとフルーツたっぷりのパンケーキは、口に入れるとふわふわで、まさに幸せの味だ。供されるサラダとミネストローネは、野菜
    9724

    recommended works

    boos20185540

    DONE七五でちょっとえっちです。
    リクエスト「あ〜、もう最悪……」
    今朝、七海に抱かれる夢を見て、五条は夢精した。この歳になって夢精なんて。中学生じゃあるまいし。五条は、乱暴な手つきで、汚れた下着を手で洗う。最後に七海と会ったのは、こっそり隠し持っていた七海の手帳と、履歴書が見つかった日だ。七海は五条を怒るでもなく、責めるでもなく、五条の執着を喜んでくれた。高専の頃から自分を好いていたという七海も、五条の持ち物を持っていた。想定外の歳下の恋人の一途さと、いじらしさに、五条は柄にもなく、胸が高鳴った。やはりあの夜、七海の泊まるホテルに押しかけてでも、セックスしておけば良かった。そうすれば、ここまで欲求不満になる事もなかったかもしれないのに。律儀な恋人は、ホテルからタクシーが迎えに来ると、あっさり五条の部屋を後にした。帰り際、「繁忙期が開けたら、今度は私の家で過ごしましょうね。朝まで離しませんから、そのおつもりで」と色っぽい顔と声で微笑まれた。歳上の矜持で何とか耐えたが、その姿が視界から消えた途端、フローリングの上で悶え、のたうち回った夜が懐かしい。最愛の恋人がいるのに、近頃はめっきり自分の右手が恋人だ。七海とセックスする様になってから、正直もう前だけじゃ満足できない。最近は自分で後ろもいじっているのだが、どうしても七海がしてくれる様にはできなくて、もどかしくて仕方ない。射精はしても、どこか物足りなくて、自身で煽るだけ煽った結果、ますます欲求不満に陥るという悪循環に、五条は頭を抱えた。汚れの落ちた下着を洗濯機に放り込み、壁に掛かっている時計を確認すると、まだ伊地知の迎えまでに時間があった。今日は、悠仁達の任務が一件、自身の任務が三件、腐ったミカン達との下らない会議が一件入っている。繁忙期のせいで、クソな上層部と会う機会が少ないのは良い事だが、忙しいと七海に会えなくなるのが玉に瑕だ。腐った上層部とやり合った日は、七海は五条に甘くなる。七海のふわふわもちもちの胸に顔を埋め、その匂いを思いきり堪能すると、疲労や、嫌な気持ちが、遥か彼方に飛んでいくから不思議だ。恋って凄い。コンビニのおにぎりと、サンドイッチで、簡単に朝食を済ませる。あー、こんな味気ない食事じゃなくて、七海の作るパンケーキが食べたい。生クリームとフルーツたっぷりのパンケーキは、口に入れるとふわふわで、まさに幸せの味だ。供されるサラダとミネストローネは、野菜
    9724