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    mz_kmt

    炭煉置き場✌︎

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    【炭煉WEBオンリー『光炎の宴』用展示】
    ネットプリントです!
    ましかく(シール)以外はハガキサイズの為、L/2L時はフチあり推奨。
    パスはお品書きにあります。

    2/12:パス外しました🔑
    イベントお疲れ様でした!書き込みボードもありがとうございました😭楽しかった〜❤️‍🔥

    #炭煉
    charcoalMaking
    #光炎の宴
    banquetOfLightAndFlame

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    💒💘💖😍🍗🍘🍘🍘🍤🍣😭😭💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖🙏💖💖👍👍☺☺☺🙏🙏🙏👏👏👏💖💖💖💯☺☺☺☺☺💖❤💞☺💕💕💖💖💘❤💖💖💖❤
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    Tari

    DONE相互さんのお誕生日祝いで書いた炭煉小説です。
    なんにも起きてないですが、柔らかく優しい情感を描きました。
    水温む 下弦の鬼を斬ったときのことだ。そのときの炭治郎には、実力以上の相手だっただろう。常に彼は、強い相手を引き寄せ、限界を超えて戦い、そして己の能力をさらに高めているのだ。
     そのときもそうやって、とっくに限界を超えたところで戦い、そして辛くも勝利した。最後の最後は、満足に身体が動かせなくなった彼のもとに、煉獄が別の任務から駆けつけてくれ、援護してくれたのだ。
     我ながら、悪運は強いと思う。こうして柱に助けてもらったのは、初めてではない。普通なら、とっくに鬼に殺されていたところだ。
     煉獄がほかの柱と違ったのは、彼が炭治郎の戦いを労い、その闘志や成長を率直に喜んでくれるところだ。
    「見事だった、少年」
     そう言って微笑んだ顔が、それまでに見たことのないような、優しい表情で。父や母の見せてくれた笑みに似ているが、それとも少し違う。多分この人は、誰に対してもこんなふうに微笑むことができる。それが家族や恋人でなくても、等しく慈しむことができる人なのではないか。限りなく深く、柔らかな心を、その匂いから炭治郎は感じ取った。
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