月夜に舞うリュウ
月を眺めながら思う
『いっそ月でも良い、今すぐあれを攫ってくれないだろうか』
私の手の届かない所まで、血の香る煙が追ってこない所まで
あれを連れて逃げてくれないだろうか
だが舞う男の肌に踊る赤い龍が目に止まると
あれがこの手の中にあるという事実に唇がつり上がる
『きっと私は月まででも追いかけるのだろうな』

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