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    ひよさん

    ワンクッション必要そうなネタとか。

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    ひよさん

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    イベで89がデレデレしたら泣く……🔪って気持ちをそのまま書いた89と妹マスの会話だけです。メタい。

    熱造メタ視点通行「八九が……モテ……?」
    「ど〜だ見やがれ! 俺だってやればできるんだぞ!(?)」
    「どうせ夢オチっぽいタイトルだけどね」
    「それを言うなそれを」
    「地味な俺らをめぐって学園の美少女たちが銃撃戦をしているんだが、ねえ」
    「なんだよ」
    「……八九がモテるの?」
    「そうなるんじゃねぇの? ま、そういうことだからいってぇ!?」
    「ばか」
    「なんて?」
    「ばかばかばか、ばか、あんまりデレデレしないで!」
    「いてっ、いってぇな! ポカポカ叩くな!」
    「でも、デレデレするでしょ!」
    「こんなこと滅多にないからな! それに、お前に言われる筋合いもねーだろ!」
    「……そうだよね」
    「お、おう?」
    「士官学校だもん。私以上にふさわしいマスターがいるかもしれない。そもそもあれから七年も経って、八九も私も、お互い以上に関わった人の数も増えたし」
    「まあ、言われりゃ、そう」
    「だったら、私なんて、いなくなっても大丈夫だよね」
    「いや、いやいや待て待て! んなこと一言も言ってないだろ!?」
    「でも、いつかはそうでしょ。八九が他の誰かと一緒になるかもしれない。私が必要なくなるかもしれない。なら、その前に離れてたほうが、慣れるんじゃないかな」
    「だとしても、そんな、今すぐとか」
    「……ごめんなさい」
    「なにが」
    「八九が他の誰かを選ぶのが、今の私には耐えられなくなっちゃった」
    「っ、は」
    「……だって、兄さん、ゲーム好きの引きこもりがちで、言葉に詰まるし、他人は苦手だし、目付きは悪いけど」
    「悪口のオンパレードだな!?」
    「でも、優しいし、気遣いできるし、顔いいし、初心だし、可愛いし」
    「お、おう……?」
    「魅力に気づいて、たくさんの人が『好き』って言ったら、わたし、きっと、なにもないから」
    「――何もなくはない、だろ。お前は俺のマスターで、昔の……妹で。どうにかして繋げたかった昔と今を、繋げて手にできたんだ。それは、お前がマスターだったからってのもある」
    「……ほんと?」
    「ああ」
    「……」
    「だから、俺には、その……お前がいると、助かる」
    「………………わ、」
    「わ?」
    「わ、わたし、まだ、いりますか……?」
    「ああ、いる。いるから、もう泣きやめ。な?」
    「うぅ〜……」
    「どうどう、ったく」
    「だってぇ……」
    「いやお前、よくそんな俺に懐いたなあ……」
    「存在として好きです」
    「告白は重いしよ。あと立ち直りも早えよ」
    「まだ心は立ち直ってないよ。★3が来たら立ち直るけど」
    「あー……っとぉ……」
    「★3」
    「……確率だなあ」
    「運クソ悪いんですけど」
    「お揃いだな。頑張れよ」
    「士官学校という学生の身で天井ができるとでも?」
    「あー……復刻に期待してくれ」
    「ばかばかばか」
    「へぇへぇ、貯石しとけ〜」
     
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