【霖を絶つ】竜の詳細1【秋霖】
複数の動物を掛け合わせたような見た目の竜
水中を泳ぐ魚のように、地面を這う蛇のように滑らかに動く。
竜の息によって各隊の陣形や作戦に支障が出る場合がある。
通信による状況の把握と連携を得意とする。
羽弐、羽参隊員の対応が推奨される。
◆主な攻撃行動◆
⚫︎噛みつき
→口の手前に大きな牙と無数の鋭い歯が確認できる。
噛む力も強いが、噛まれるよりそのまま丸呑みにされてしまう危険性の方が高い。
⚫︎薙ぎ払い/体当たり
→身体が長く、比較的はやく動くことができる為
意図的に身体をぶつけようとする。旋回しながら翼を当てようとする等の動きが見られる。しっかりと目視していれば回避できる攻撃だが、体積が大きい為注意が必要。
⚫︎竜の息
→金属音の様な音とともに高水圧のビームを吐き出す。
(首を後ろにそらすような予備動作あり)
音によって鼓膜が破れる、平衡感覚を失うなどの恐れがある為、接近している場合は息の範囲外でも術による保護を推奨。
息はまともに当たると水圧によって身体がバラバラになる。
ある程度離れていれば防御に特化した4以上の祓でガードが可能。
3以下は受け止めきれずに破壊される可能性が高い為、回避が推奨される。
⚫︎生きる水
→秋霖が身体に纏わせている水。成分的にはただの水だが、秋霖の力によってまるで意思を持っているかのように動く。
手足にまとわりついて動きを封じようとしてきたり、弱点である魚のような胴体部分への攻撃を妨害してくる。
拘束力はそれほど強くはなく、比較的容易に振り払えるが、顔面にまとわりついて窒息させようとしてくることもあり、注意が必要。
この生きる水をくぐり抜けて直接ダメージを与えるか、遠距離攻撃が可能な武器や斬撃等で、水を貫きながらダメージを与えるかのどちらかとなる。
⚫︎驟雨
→子秋霖が殆ど倒され、かつ秋霖が瀕死に近い状態になった際に起こる。
金色の瞳が赤く染まり、生きる水の量が増える。
各攻撃の威力が高まり、行動の予測がしづらくなるほどに暴れる状態になるが
そこから一定のダメージを与えると、力を使い果たして衰弱する。
◆外皮の硬度と弱点◆
⚫︎顎の毛を除いた頭部から一対目の翼あたりまで(角、前足を含める)
→毛皮と鱗が非常に硬い。この部分は攻撃に特化した4以上の祓が推奨される。
⚫︎顎の毛
→非常に柔らかいが切ってもダメージにはならない。
⚫︎翼
→比較的柔らかいが、切ってもすぐ再生する。
※集中攻撃をおこなっても秋霖が墜落することはない。
⚫︎二対目の翼がある魚に近い部分
→とても柔らかい。秋霖の弱点。
攻撃に特化した1の祓でも、生きる水越しでなければ容易にダメージを与えることができる。
生きる水ごと貫いてダメージを与えたい場合は、3以上の祓が望ましい。
⚫︎尻尾(ふさふさした部分)
→頭部あたりと同様の硬度、切り落としてもすぐに再生する。
◆飛行速度◆
→比較的速い
※自分の周りに人間がいる場合、その場に留まって戦い続ける。
◆動き◆
→柔軟で滑らか。どんな体勢にもなれる。
基本絶えず動き続けている。
驟雨の状態では速度も若干速くなり、激しく暴れる。
◆知能◆
→人語は理解しないが、隙を見せた人間を積極的に狙う知能はある。
子秋霖に対して、特に統制をとっている様子はなく放任しているが、愛情は持っている。
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【子秋霖】
秋霖の姿に少しだけ似た比較的小型な竜。
ばらばらと自由に泳ぎまわるが、単独で本土へ向かおうとする等の行動は見られない。
動きはそれなりに素早いが、竜自体の能力はかなり低い為
羽無、羽壱でも容易に対応ができる。
◆主な攻撃行動◆
⚫︎噛みつき
→歯が生えそろっておらず、顎の力も弱いため
噛まれてもあまり痛くはないが、そのまま飲み込もうとしてくる。
暴れる等して離脱可能。
⚫︎竜の息
→とても強い水鉄砲。まともにあたると最悪骨にヒビがはいる。
殺傷能力は低いが、あたってバランスを崩したところを秋霖に狙われる可能性がある。
⚫︎生きる水
→ふよふよと子秋霖の周りに浮かぶ水。攻撃の邪魔をしてくるが、動きも遅く
簡単に振り払える為、そう脅威にはならない。
⚫︎体当たり
→スピードを殺さずに突撃してくる。まともに当たると最悪骨が折れる。
動作もわかりやすい為、簡単に避けられる。
あたってバランスを崩したところを秋霖に狙われる可能性がある。
◆外皮の硬度と弱点◆
角以外は比較的柔らかく、毛皮と硬めの鱗、尻尾でも
ギリギリ1の祓でダメージを与えることができる。
弱点は秋霖同様、魚に近い部分。
◆飛行速度◆
小回りがきく分、秋霖よりも素早い。
◆動き◆
縦横無尽に動き回る。
◆知能◆
知能は低く、子秋霖同士で協力することもなく、秋霖に協力する様子もない。