Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    雪見柑@yk_mickaaan

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 2

    雪見柑@yk_mickaaan

    ☆quiet follow

    MK(2021)完全にネタでメモ帳に書いてた⚡️💀「楽しい木造建築」パロ。台詞しかない。

    シャン・ツンの!楽しい木造建築!ツン:冥界に攻めに行っててすっかり忘れていたが、建設中の神殿がもう完成する頃なんだよな、楽しみだ──ひどくこざっぱりしてるぅぅ?!
    ちょっと大工さん!?神殿ぜんぜん出来てないような、というかぜんぜん出来てへんでおまんがな!

    魔界モブ:神殿ならまだまだですよ。だってシャン・ツン様、褒美ケチってボクひとりしか雇ってないじゃないですか。

    ツン:いいじゃん別に。

    モブ:いいですけどあと300年はかかりますよ。

    ツン:え~~困るよそれ!もう出来てると思ってライデンに招待状出しちゃったよ!!


    ~~ライデンの寺院~~

    クン・ラオ:ライデン様、郵便です!

    ライデン:ホゲー!アホのシャン・ツンからだ。何だいったい??

    「アホのライデンへ 
     魔界にも神殿が出来ました ざまーみろ
     お土産を持って来い
     良いお土産を持って来い
     シャン・ツン
     P.S. お風呂上がりに耳掃除をすると
     湿っている」

    ライデン:腹立つ。神殿か。行かないと軍勢引き連れてやって来そうだな。行ってちょっと見てすぐ帰って来よう。2秒くらい見て。


    ~~魔界~~

    ツン:とにかくもう小さい小屋でいいから作るんだ!!

    モブ:小屋でいいんですか!?

    ツン:急げ!明日までに作るでおま!!


    ~~翌日~~

    ライデン:シャン・ツンと対峙するのも久方ぶりだな……む、土産を忘れた。まぁその辺の草でいいか。あと小石も少々。
    地図だとこの辺だよな神殿──これじゃないよなまさか。

    「しんデん」

    なんか書いてあるが、違うよな…?これが魔界の神殿だなどと私は信じないぞ。ここにシャン・ツンが居たら信じざるを得ないが……

    ツン:ウェ~~

    ライデン:居た~~なんか歌ってるし楽器の位置低っく!

    ツン:おぉライデンよく来たな。待ってたぞ、弾き語りしながら。

    ライデン:弾いてなかったが。

    ツン:じつは弾けないのだ。今日始めたばかりでな。

    ライデン:それなのにそんなに誇らしげにぶら下げているのか??

    ツン:チッ五月蝿いなまったく──楽器なんぞやめてやるわ!!

    ライデン:もうやめた!!

    ツン:さあとにかく入って入って。出来立てほやほやの神殿だぞ。(ちょっと変なニオイするけど)入って入って~~あ、待った!お土産は持って来たろうな?

    ライデン:やはり要るのか。

    ツン:要りまくるよ。タダで魔界の神殿に入ろうなど図々しいにもほどがある。片腹痛いわ。

    ライデン:じゃあどうぞ。

    ツン:こちとらこれだけが楽しみで、……ッ!!おまえぇぇ………

    ライデン:謝るから、シャン・ツン。そんなにヘコむな。

    ツン:草っておまえ……石っておまえ………

    ライデン:それより、まぁまぁな神殿だなシャン・ツン、威厳もあって。

    ツン:そんなに良い??

    ライデン:(機嫌直った)

    ツン:おまえ、なかなか神殿を見る目があるなライデン。

    ライデン:神殿ではないが……。

    ツン:あ、お菓子あるぞ、食うか?ちょっと変なニオイするけど。

    ライデン:要らんわそんなモン──あーもう、臭っ、魚臭い!

    ツン:なんだよ美味しいのにムッシャムッシャ不味っっ!!

    ライデン: 不味いのか!?

    ツン:魔獣の食べられないとこみたいな味がする……飲み込めないほど不味い……ライデン、茶を淹れろ、台所あるから……

    ライデン:は?私は客だろ?貴様が淹れろよ。

    ツン:ほざきやがれ。私は妖術師だぞ?

    ライデン:まったく偉そうに。

    ツン:(魔界では)偉いもん。


    ~~閑話休題~~

    ライデン:臭かった~台所からなんか亀虫みたいなニオイしたぞ。床もギシギシいうし大丈夫なのか、この神殿。
    あ、風呂まである。なんで台所とか風呂があるんだ神殿に??どんなんだろ──

    サブ・ゼロ:ハンゾウ…ハサシ……

    ライデン:シャン・ツン、シャン・ツン!!風呂場に燐塊の刺客が!!!

    ツン:あぁ、サブ・ゼロだ。サブ・ゼロにはおまえのこと教えてあるよ。

    ライデン:名前間違えられたぞ私!?ハンゾウハサシって言われたぞ!?ハンゾウハサシって!!

    ツン:おまえの名前覚えにくいんだよ!!

    ライデン:覚えやすいわ!神々の中で覚えやすい名前ベスト3に入ると自負してるわ!!

    ツン:じゃああとで訂正しとくよ、ムクとかそんなんでいいだろ?

    ライデン:いいわけないだろ!

    ツン:あーもう五月蝿いな!そんなことよりお茶くれお茶!このお茶神!

    ライデン:(誰がお茶神だくっそムカつく~~)ほら、お茶。

    ツン:猛烈に指入ってるぅぅぅ!!さすがは私が好敵手と認める雷神……露骨に地味な嫌がらせしやがる………!

    ライデン:ではそろそろ帰る。

    ツン:え?!もう帰るの?泊まっていきんしゃ~い。ちゃんと布団もあるぞ?ちょっと変なニオイするけど。

    ライデン:なぜ何もかも変なニオイがするのだ?!泊まらんわ!!

    ツン:何だよ。枕投げを楽しみにしてたんだぞ。なぁ頼むよ。一生のお願い。

    ライデン:分かった。ではその枕を寄越せ。

    ツン:ん?はい。

    ライデン:ほれ!ではそういうことで。邪魔したな。

    ツン:待てぇぇぇ!!どこの世界にこんな哀しい枕投げがあるんだ?!こちとら一生のお願いまで使ったんだぞ!!もっと本気でガンガン来い!!

    ライデン:私が本気でやれば枕でも相当だぞ。

    ツン:見くびるな!枕だろうが雷だろうが華麗に避けてやる!

    ライデン:そうか。では遠慮なく。

    ツン:ビューティー


    ~~今日のビューティー~~
      ミレーナ🦇


    ライデン:直撃ではないかシャン・ツン……避けろよ……

    ツン:雷はやめろ、雷は……

    ライデン:避けると言うから……

    ツン:そうか…何でもありのルールでいいんだな……?知らんぞ貴様……。

    ライデン:もう帰っていいか?

    ツン:それならこちらにも考えがある!思い知れ!湯呑みマッスルアタック!!

    ライデン:危ない!

    ツン:アーーー

    ライデン:ゆ、湯呑みが刺さった……。

    ツン:もう許さん……マジで許さんぞライデン……!

    ライデン:え~~今のは貴様の自業自得だろう。

    ツン:黙れ!私の辞書に「自業自得」などという言葉はないのだ!

    ライデン:とんだ自分勝手な辞書だな!?

    ツン:「自分勝手」などという言葉もない。食らいやがれ!超必殺!アウトワールドアタック!!

    ライデン:暴れるなこんな狭いとこで!!

    ツン:魔界の恐ろしさを知れー!あっ避けられた──背中痛ぁ!!

    ライデン:む、地震か?

    ツン:ハッ、マズい。いまの衝撃で神殿が崩れそうだ…!

    ライデン:崩れそうなのか?!

    ツン:じつはこの神殿、急いで適当に作ったから柱とかけっこうユルユルなのだ。

    ライデン:ユルユル?!

    ツン:チクショー!こんなことならライデンなんかに伝説の奥義使わなきゃよかった!

    ライデン:それよりシャン・ツン、はやく外に──


    ツン:私は諦めぬぞ、ライデン……頑張って楽器、続けてみせよう……!

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works