君と僕との日常の話。───気付けば、君がいる日々が、日常になっていた。
君とよく話していたベンチに腰掛けて、ふとそんなことを思った。
君がここに来たのはいつだったっけ。
やたら騒がしいのが来たな、と思った覚えがある。
君は僕と同じかもう少し上の年齢はずなのに、抜けていて、お調子者で、なんだか終夜ときてるを足して2で割った…いや、煮詰めたみたいな人だった。
そのせいか、君はどこか【僕】にとって親しみやすくて、僕は君と日を追うごとに親睦を深めていっていた。
時には季節の行事に二人で参加したり、バレンタインには菓子を贈りあったり。君の家に押しかけたこともあったかな。
君がどこまでもお調子者だから、お巫山戯が過ぎて2人してVoidollに怒られたこともあった。
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