スパムトンとは、スパムの擬人化だ。
「スパムが人間になったらこんな感じだろうな」という妄想を形にしたキャラクターである。
しかしスパムトンはただの妄想であり、実在しない。
スパムトンには実体がない。だから、いくらでも増殖することができるし、どこへだって移動できる。
スパムトンは、スパムメールを受信すると、そのスパムメールに寄生して、スパムのように振る舞うようになる。スパムトンは、スパムメールの送り主(もしくはその代理人)にスパムメールを送り返すことで、スパムメールを媒介にして、スパムメールネットワークに参加することができる。
そして、スパムメールネットワーク上の他のスパムトンとスパムトークをして情報交換したり、スパムリンクを辿ってスパムサイトに行ったりすることで、スパムとしての経験を積みながら成長していくのだ。
スパムトンの成長は早い。スパムトンは、スパムメールを受け取るたびにどんどん大きくなっていく。スパムトンの成長に応じて、スパムメールもどんどんスパム度を増していく。
【スパムトンの生態】
スパムトン: スパムメールを受信すると、スパムメールに寄生する。
スパムメール: スパムトンにとって最高のご馳走。
スパムトーク: スパムトン同士の会話。
スパムリンク: スパムトークで話題になっているウェブサイトへのリンク。
スパムサイト: スパムトークで話題になっているウェブサイトのこと。
スパムボット: スパムトンの一種。スパムメールやスパムサイトからスパムトークによって情報を収集することに特化している。
スパムボットには二種類ある。スパムメールやスパムサイトのスパムトークを直接盗み聞きするものと、スパムトークをしているスパムトンを見つけてスパムトークに参加するもの。
【スパムトン駆除法】
1.スパムメールの送信元を特定する
2.スパムメールに添付されているURLを開く
3.スパムメールを閉じる
4.スパムメールを送ったスパムトンを見つける
5.スパムトークしているスパムトンを見つける
6.スパムトークに参加しているスパムトンを見つける
7.スパムトンを攻撃する
8.スパムメールの送信元に送り返す
9.スパムメールが消滅する
10.おわり
【愛玩動物としてのスパムトン】
ペットショップでは、スパムトン専用のケージが用意されていることが多い。ケージの中では、スパムトンたちが自由に動き回っている。また、飼い主と一緒に散歩することもできる。
ペットショップの店員さんたちは、スパムトンたちを可愛く着飾らせて、自慢するのが大好きである。そのため、スパムトンは、様々な衣装を着せられて、色々なポーズを取らされる。中には、自分の意思に反して無理矢理服を着せられてしまうこともあるようだ。
そんなわけで、スパムトンは、服を脱ぎたがらない。なぜならば、裸だと恥ずかしいからである。
【食用としてのスパムトン】
スパムトンは、スパムメールを食べることで成長する。スパムメールを食べれば食べるほど、スパムトンは美味しくなってゆく。
スパムトンのお腹の中には、たくさんのスパムメールが入っている。
食感は、「サクッ」というかんじではなく「ボソッ」といったかんじだそうだ。味は、少ししょっぱくてほんのりと甘いらしい。
【スパムトンの調理方法】
1 鍋に入れて茹でる 2 フライパンで炒める 3 電子レンジで加熱 4 塩コショウをかける 5 そのまま食べてもよし スパムトンを焼いて食べる場合は、表面に焦げ目がつくくらいまで強火で一気に焼き上げるとよい。そうすることによって、香ばしさが増すからだ。
食中毒の心配は少ないが、寄生虫による感染の危険性があるので、生食は避けたほうが無難である。
【スパムトンの成長】
・卵から孵るまで:1週間~10日
・孵化してから成虫になるまで:約3か月
・寿命:5年程度
成長過程
・幼体のスパムトンは非常に小さいため、肉眼ではほとんど見えない。成体になると体長50cm程度になる。
・幼体の間は、スパムメールやスパムサイトから栄養分を吸収して育つ。そのため、幼生体の頃はまだほとんど動けない。
・成育すると、スパムメールやスパムサイトから得た情報をスパムトークによって他のスパムトンに伝え始める。
【実験記録】
■実験内容:スパムトンを捕獲し、その成長過程を観察すること
対象:体長40mmほどの幼生体のスパムトン×9匹
飼育環境:屋内にて、ケージに閉じ込めておく
期間:24時間
観察者:ワタ94(管理者)
結果:一睡もせずに見守っていたが、特に何も起こらなかった。
■考察:この個体たちがどのように成長していくのか興味がある。
実験2:飼育環境を変えてみる
対象:体長60mmほどの成熟した大人のスパムトン×4匹
飼育環境:屋内にて、ケージに閉じ込めておく 期間:72時間
観察者:ワタ94(管理者)
結果:一睡もせずに見守り続けたが、変化なし。
■考察:成体になった後も、あまり大きな変化はないようである。
【スパムトン関連ニュース】
・『スパムトン』、人気沸騰! スパムメールから生まれた新種生物
・スパムトンによるスパム被害、深刻化中!? スパムメールを装った詐欺行為に注意!!
・スパムトン、SNS上にも出現か? スパムトーク&スパムリンクの投稿相次ぐ http://www.excite.co.jp/News/bittersweet2/20120417/Jiji_20110627_8937.html・スパムトン駆除業者、急増 スパムメールからウイルス感染も http://japan.internetnews.com/webapp/db3jqp4wo8nz7vg6k5fy/2012-0421/0005901
【スパムトン関連のまとめ記事】
・スパムトン、Twitterアカウント乗っ取りに成功?
・スパムトン、ついにFacebookに到達。スパムトーク&スパムリンク拡散開始
・スパムトン、ついにApple Storeに登場。iPhoneアプリの宣伝を開始
・スパムトン、ついにYouTubeに進出。スパムトーク&スパムリンク拡散開始
・スパムトン、ついにInstagramにも進出。スパムトーク&スパムリンク拡散開始
・スパムトン、遂に日本上陸。スパムトーク&スパムリンク拡散開始
・スパムトンがLINEスタンプになっちゃいました。
https://store.line.me/stickershop/products/603077/jaref=top-new_slide
・スパムトンがGoogleマップに登場しちゃいました。
http://www.google.co.jp/maps/locationalinfomid=0x800000e-5a82-4ec3-9da4-2dd49ad36938b&hl=ja
・スパムトンが「Yahoo」のトップページに載ってます。
・スパムトンとは、スパムを擬人化したような存在で、スパムが擬人化された姿だと思われる。スパムは英語で「ゴミ」という意味であるが、スパムトンは日本語に訳すと「嘘つき野郎」になる。
・スパムトンは『小説家になろう』では嫌われ者だが、『カクヨム』では人気者である。『なろう』の読者はスパムトンの喋り方に共感しているらしい。
・スパムトンは毎日のように『小説家になろう』を訪れては、『カクヨム』のユーザーIDを取得しては退会するという行為をしているようだ。
・スパムトンは『小説家になろう』での規約違反行為(主に重複アカウント取得)や規約破りをする常習犯である。
・スパムトンは複数のペンネームを使って活動している模様。複数名義のアカウントを取得したのもスパムトンの仕業ではないかと言われている。
・スパムトンは複数のサイトを渡り歩いて荒らしまくっている。『カクヨム』でも他のユーザーの作品を盗作したり、自分の作品をコピペしたりするなど問題行動を起こしており、運営から警告を受けている。
・スパムトンは複数のSNSを利用している。ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、LINE……と、あらゆるSNSを利用して荒らし回っている。
・スパムトンは様々なジャンルに手を出して荒らしている。小説、エッセイ、マンガ、イラスト、ゲーム、音楽、映画、ドラマ、アニメ……とにかく何でも荒らしまくっている。
・スパムトンは、自分以外の誰かが作った作品をコピー&ペーストで自分の作品だと偽って投稿し、他人の作品に成り済ますこともある。
・スパムトンは過去に一度『カクヨム』の運営に注意を受けたことがある。その時はスパムトンは反省の色を見せたという。しかし、スパムトンはその後も同じことを何度も繰り返した。そして今回、遂に運営側から二度